コピさんの映画レビュー・感想・評価

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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

競争社会に一石を投じる作品であり、もっと肩の力を抜いて生きようぜと言ってくれる、明るい映画。
インドは若者の自殺者が多いということは、初めて知った。作中でも数度、自殺について触れるシーンがある。その対
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

映画のワンシーンを歯医者で見かけて、気になったので鑑賞。

主人公のベンの洞察力には引き込まれた。
目で語り、的確な言葉を適量で発する人間力の高いベンが、振る舞いでジュールズの見方を変えていくところに
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テッド(2012年製作の映画)

2.2

コメディであり、暇を潰すのにはいいが、人権侵害発言は多い。アメリカのリアルなんだろう。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

無理…
何回も観るのをやめたいと途中で思ったけど、頑張って最後まで観た。
映画を観ることが1年ぶりで、刺激にも弱いタイプなので、めちゃめちゃ影響された。

社会で隠されている闇がクローズアップされてい
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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

私はまだ子どもだ。
観終わったあと、拍子抜けしたような感覚で、素直にめでたしめでたしとは思えなかった。

粋だった。
これをとてもいい映画だった!と正面から受け止められるような感性を持てたらいいなと思
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

2.5

登場人物、皆なかなかにモラルがない。
孤立して、思いやりなどの緩衝材が減った現代社会をちょっと過剰に描いた作品だと思った。

人の蜜に吸い付く人だらけで観ているのがイヤになるが、終盤になるにつれ、感謝
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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.5

麻雀がわからないけど観た。さっぱりわからなかったが、博打のヒヤヒヤ感は無知でも伝わってきた。駆け引きも、まだ考えが子どもな私には大人な風に感じられた。

白黒の邦画をあまり観たことがないので、不思議な
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(ハル)(1996年製作の映画)

5.0

半年ぶりに映画を観た。
落ち着かないときとか、なんとなくボーッとしたいとき、気分を切り替えたいときにやっぱり映画はいいなと思った。

鷲田清一のエッセイで触れられていて、そこから興味を持った映画。
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.5

全体的にほっこり。
シロさんとケンジの、些細なコミュニケーション不足からくる行き違いが何度も描かれていたところに、恋人同士、ことマイノリティの恋愛は些細なズレで、取り返しのつかないことになるのだなあと
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

4.0

原作は知らずに、タイトル通り、ずっと独身でいるのかどうか気になって鑑賞。
主人公の母親の言葉が刺さった。私にとっての答えだった。
カテゴライズはさして問題ではなく、自分の心構え次第。
ベタかもしれない
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映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

3.5

すみっコぐらしの幸せな世界。
すみっコ同士のつかず離れずなちょうどいい距離感には学ぶことが多い。
こんな優しい世の中ならいいね。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.0

大人が大人になれない、って、じゃあ大人な人なんかいるのだろうか。

誰しもが持つであろう、自分は特別なんだという意識。そして、多くの人が気づくであろう自分は凡人なのだという現実。
年を取るにつれて、キ
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

4.8

予告編やポスターの写真なんかを観るとじーんと来るし、結構泣けるのかなあ、と思っていたけど、鑑賞中は一度も泣かなかった。
というか、泣くの以前に、劇中で起こるトラブルなどに登場人物がどう対応するのか、ど
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

4.0

「ただのお弁当映画」と、ナレーションでもあったが、本当にその通りで、そこがいい点だった。
経済的に安定した家庭のお弁当風景を見るだけで現実を忘れて癒やされたし、羨ましくなった。
食事に関する映像作品は
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.4

映画の中の生活感に憧れた。
古いアパートとは、こんなにも心躍るのか、と妙なところでウキウキしてしまった。

話自体は普通だったが、心を刺激されることもなかったので、そこがまた自分の気分的にちょうどよか
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

5.0

初めてちゃんとクレヨンしんちゃんの映画を観た。泣いてしまった。
悪者に対して暴力を振るわず、コミカルな方法で追い返すところに少し心が浄化された。
しんちゃんっていい子だなって久しぶりに見て思った。子ど
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あの頃。(2021年製作の映画)

5.0

みんなの仲が良いあの感じが、よかった。役者が自分好みだった。
あの頃に思いを馳せつつも、今が最高だと言えるところに、元気をもらえた。自分もそうありたい。
コズミンの妙なキャラクターと、ゆはねちんが可愛
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NANA(2005年製作の映画)

2.7

2人のNANAの話。
若くて、未熟で、失敗して、大人になっていくのだろうな〜と思う、青春の映画だった。

劇中のライブシーンはとてもかっこよかったし、感動した。

ただやっぱりナナの演技が棒読みだった
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ソラニン(2010年製作の映画)

4.1

人生の岐路に立った若い青年たちの話。
ストーリーは知っていたが、美しいフィルムの映像や、懐かしい10年前のごちゃごちゃとしたインテリア、ファッションなどに時代を感じることができたため、映像で観るのも悪
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

5.0

号泣してしまった。
やさしい世界に心があったかくなって自然と涙が溢れた。
ハートフルなお話。