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きっと、うまくいくのコピのネタバレレビュー・内容・結末

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

競争社会に一石を投じる作品であり、もっと肩の力を抜いて生きようぜと言ってくれる、明るい映画。
インドは若者の自殺者が多いということは、初めて知った。作中でも数度、自殺について触れるシーンがある。その対比で、出産のシーンが描かれているのが印象深かった。

豪雨・停電の中、出産をする場面では、多くの人が力を合わせて出産を助けるのだが、そんな中、赤ちゃんが産まれて、全員のホッとしたような、嬉しそうな顔には胸が熱くなった。
あなたの命はお母さんが命懸けで産んでくれたんだよ。
あなたの誕生は多くの人を喜ばせるんだよ。
生きているだけでいいと励ましてくれるようなメッセージを感じる。

主人公たちの奔放さはとても愉快で痛快で見ていて楽しい気持ちになる。
挿入歌も映画とマッチしていてよかった。
こんな風に気を抜いて、楽に生きれたらいいなと思う。
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