作り手側が若者の挑戦に対して冷笑的で、これでもかというほどきつい展開が待っている。それでも死なない限り終わりになることはない。だが生きていくことも決して簡単なことではない。僕はポジティブになれた。
思春期の閉塞感、自己嫌悪は大人になると美化されがちですが、当時を生きていた時は地獄でした。
冬のクリスマス、映像化されるとこうもいいとは
鴨志田はjust becauseの黒歴史をこの映画でチャラにした感ある
このレビューはネタバレを含みます
新海誠作品において、「天気の子」あたりから見られた、僕と君の構図から社会と僕たちの構図になった映画の1作であると感じる。現実世界にあった出来事を取り扱うことに、監督的な進歩が見られとても面白かった。
ジブリやろうとしてやれなかったタイプ、宮崎駿と新海誠が逆だったら上手く行った例は「君たちは」にこめられ...
一度も前面が映らないタブローを映した、海外であり、それはレネエの捉えたゲルニカなのだろう。ピカソのゲルニカではない
青春のアフターでした。ありがとう俺、ありがとう仲間たち
来年から職業不定、意識だけは一丁前に持っている私にはとても刺さりました。
見ることのできる媒体が2023年という時代に多く存在することに感謝しかないです。
見るということは傍観することに留まらず、「見る」の意味を捉え直す点で良い作品だと感じました。
従来の宮崎駿作品より、宮崎駿が生きてきた経験、そこで何を面白いと感じ、何に感銘を受けてきたかが色濃く出た作品であると感じた。
また、ジブリの根源的なテーマである、「生きる」というテーマや、「社会とどう>>続きを読む
68年という時代を、主体的に捉えさせようとした試みがみられる、
いわゆる文化作品的な映画を人生で初めて視聴、論文、解説文等の文献を読み、内容、撮影方法から面白さを見出せる作品。
優しくして欲しい、と言った誰しもが考える感情について、生まれながらに差別を受けてきた黒人の主人公を通し、感じることができる作品。ありきたりな言葉で言えば心温まる作品である。