凄い。時空を超えて濁流のように押し寄せる「記憶」のモンタージュ。その中で次々と点と点が線で繋がっていく快感が堪らない。原作を読んでいる時の感覚を思い出す。原作のもつテーマ性と語り口、そしてビジュアルを>>続きを読む
ファイナルシーズンにしてベストシーズン。シーズン2があまり乗れなかったので今シーズンは少し敬遠していたのだけれど、とても素晴らしかった。
至極普遍的なテーマを軸にして広がっていく整然とした混沌。それで>>続きを読む
完璧なキャスティングとデザイン、一度聞いたら忘れられないテーマ曲。最高に楽しいファンタジーだった。
大胆かつ緻密な脚色がとても良い。序盤から長尺のテレビシリーズで再びこの物語を語り直す意義を十二分に感>>続きを読む
風に揺れる木々の中で生き物が肉へと変貌する恐ろしさ、人々の身体が蝕まれる中で繰り広げられる政治劇の虚しさ。原子力発電所から立ち昇る煙、鉛の棺桶をゆっくりと覆っていくコンクリートという異様な画が不謹慎な>>続きを読む
EP6とEP8が特に好き。ただ、演出がこれまで以上に過剰で、苦手な回も少なくなかった。演出の質が脚本と役者たちに付いていけていない印象。全体を通して一貫したテーマが希薄なのも、大傑作だったシーズン2と>>続きを読む
前シーズンを凌駕する大傑作であり、今年最恐の映像体験。
細部に至るまで周到に仕組まれたいくつものサブプロットが複雑に絡み合い、「殺人」と「家族」を巡るおぞましい物語がうねりはじめる。「そこ」に生きてい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
放送期間8年間、ランタイム70時間という「長さ」なくしては成立しなかったであろう、2010年代最高のファンタジーであり新時代のエンターテインメント。
フィナーレだからといって安易なファンサービスをせず>>続きを読む
革新的な青春コメディー。ティーンエイジャーの性を扱いながらも、それらを決して安易なギャグとして消費することなく、真摯に向き合っている。それでいて超面白い。近年の『ブレックファスト・クラブ』フォロワーの>>続きを読む
