庵野監督の円谷製ウルトラマンへの愛やリスペクトだけは感じた。幼少期にVHSが擦り切れるくらいウルトラマンを吸収した自分からするとかなり物足りなかった。出演陣も斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊、政府関係者の>>続きを読む
家族といえども個々には個々の感情があって意見がある。そんな当たり前のことを気づかせてくれました。
白石和彌監督の長編初作品をようやく鑑賞。ミイラ取りがミイラになったお話。目を塞ぎたくなるようなシーンがたくさんあったけど、これが実話っていうのもなかなか。
高度経済成長が止まって久しい80年代初頭における日本の家族の構造的問題を見せつけられ気がする。松田優作演じる吉本がなんとも印象的でクセになる。
後味が数多ある類型の韓国映画そのものだった。とはいえ、マイルドだったけど。fukase演じる連続殺人鬼に纏う雰囲気がまさに黒澤清監督のキュアの殺人鬼と重なって見えた。最後の最後にインパクト欲しかったけ>>続きを読む
時間軸がバラバラで序盤は混乱するけど、このストーリーの見せ方としてはベストなのかなぁ。それでも人生は続く。
フィクションだけどノンフィクションだと思わせるような社会派サスペンス作品。とにかく、ストーリーが重厚で見応えがあった。とはいえ、ジャスティンとテッサ以外の登場人物がよく分からずごちゃごちゃっとした感は>>続きを読む
まさに"家族愛と故郷愛"の映画だった。家族がいること、慣れ親しんだ土地や故郷があることは幸せなことであって、当たり前のことじゃないなぁと。
中盤からラストまでの重さと切なさの加速度が半端なかった。鑑賞後にリーのことを調べれば調べるほど、その過酷すぎる生い立ちに、ほとんどの人間は置かれた環境抗えないと現実を突きつけられた気持ちになった。そし>>続きを読む
いろんな意味でよく分からなかった。製作陣はどのような思いでこの作品を作ったのだろうか。終盤部分の映像技法に頼った謎の尺の長いシーンは明らかに不要。それ以外は、ひたすら胸糞。世間やネットの持つ力が強い日>>続きを読む
過去作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」を思い出させるガイリッチー作品。ストーリー内容の作り込みすぎや登場人物の多さに対しての声もあるけど、面白かった🙆🏻♂️
このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ面白かった。娘の首飾りを探しにいく以前と以降のギャップが最高。挿し込まれるサウンドとスローモーションもよい塩梅で👍🏻
一時的な感情に任せたアクションが結果的に勇敢な行動となった物語としか映らなかった。正義の行使はタイミングと手段がすべて...
ウィルスミスの演技、どこまでも忠実な写実、各登場人物へのスポットの当て方のバランスなどなど、ここ1〜2年で観た実話モノでベスト👏🏻
このレビューはネタバレを含みます
ナ・ホンジン監督なので観てみましたが...
ちょっと話をごちゃっとし過ぎたことによって具体的に描ききれなかった部分が多々あり、どうしても気になっちゃいました。
銀行員のジョンファンとバス会社のテウォン>>続きを読む
(何の予備知識なしに観たんだけど、ちょうど昨日はじめて観たジム・ジャームッシュのナイト・オン・ザ・プラネットのシーンやセリフが出てきてビックリした。こんな偶然あるんだなぁ。) 照生の誕生日を起点に逆再>>続きを読む
それぞれのストーリーが登場人物も含めて各都市特有というべき気質に沿っていて面白かった。自分はロス、ニューヨーク、ヘルシンキが好きだった。