展開が二転三転するが、物語の焦点が定まらず推進力が弱い。
登場人物も掘り下げが一様に中途半端。
テーマも設定も面白いのに、それらをうまく消化できなかった印象。
ものすごく勿体無い。
このレビューはネタバレを含みます
映画の造りは良いのだが、肝心のストーリーに乗れず。
テーマや教訓めいた物もありそうでなさそう。
何か起きそうな時に必ず何か起きるのは今時珍しい感じ。
年間ベスト10とかではないものの期待をかなり上回る出来。飽きさせない工夫を随所に感じる。
ただ、D&Dの世界観?を紹介する必要からか展開が忙しく、キャラクターへの感情移入は弱め。
年1位でシリーズ化し>>続きを読む
現実を鑑みるに、ラプラスの箱が明るみに出た所で陰謀論で片付けられてしまいそうで、そこに血を流す価値があるとは思えず。
作劇はセリフ語りの蛇足が超多い。とはいえ、観たい物を観たという満足感もあったり。>>続きを読む
介護と家族の絆をテーマにした社会派ドラマ。
考える余地が大きいテーマにも関わらず、心情をあますところなく語る長セリフや過剰な一部演出など、親切設計が勿体無い。
俳優の演技はとにかく見事で114分があっ>>続きを読む
普遍的でわかりやすいテーマなのに要素が多くてすんなり話が入ってこない。
ミシェル・ヨーの演技は素晴らしいけど、もう少しシンプルな展開の方が好み。
観る側のリテラシーを問うような造りが、なるほどオスカー>>続きを読む
ホラーかと思って観たら、
鑑賞後の感覚は往年の角川映画に近かったり。
後半のアクションは撮りたいシーンありきな感じで展開に無理を感じる。
いろいろ勿体無い出来。
アクション自体は悪くないが、毎回対峙して戦うのでテンポが悪い。ストーリーに推進力がないので時間が長く感じる。
断りきれずやむなく鑑賞。
重厚な画にスカスカのドラマ。
衣が厚いエビフライ。
話の展開が速く、
やや詰め込みすぎな印象。
量子世界の見せ方は面白いが
アクションシーンに目新しさは感じず。
総評としてはまぁまぁ面白いSF映画といった感じ。
言って差し支えないことを言わずに引っ張る>>続きを読む
内戦のメタファーなのか?
内戦がメタファーなのか?
知識の乏しい自分には戸惑う展開。
それでも見事な演技で目が離せない。
特にケリー・コンドンが素晴らしい。
思想信条から環境問題まで、べき論のつるべ打ち。
ストーリー展開は隙がなくお手本通り。
チェックリストにレ点を入れていく過程を確認するような映画。
端正な序盤なのに物語がドライブするほどB級感が増していく不思議。
アニャ・テイラー=ジョイがいると映画の格が上がったような錯覚を受ける。