差別をテーマにしてるのに、気持ちよく観られる。
無駄のない美しい脚本。音楽もいい。
映画はこうでないと!
これはこれで作品としてアリかなぁとは思うけど、クールで爽快なのを期待すると思い切り裏切られる。
天才で変態でジャンキー。最高です。何回観てもブルブルした。
天才にとって孤独もまた必要悪なんだなぁ。
真っ赤な看板、無造作な裏側、その後ろで揺れているブランコ。
評価にさらされる表側。見せたくないから見せないし、わかってもらえない裏側。
そんなはずじゃない怒りの連鎖。その反対の連鎖。
私が絶対泣いちゃうタイプのやつ。
才能、家族、愛情、不遇。
エピソードがいちいち素敵。
安心しきった子供の甘え方が愛おしい。
週末の仕事帰りにレイトショーで観るにはうってつけのお気楽痛快さ。
アダムドライバーがかわいい。
ワンシチュエーションでも飽きさせず、こんがらがる展開でも破綻せず。
脚本丁寧になぞってみたい。
映像は美しいんですが、脚本がなぁ。
時折、主人公が斉木楠雄かよっ!ていう予知能力を発揮してストーリーが紡がれていく。
そしてハンス・ジマーが、めっちゃハンス・ジマーっぷりを発揮する。
修道女を犯すロシア兵は鬼畜だけど、とは言え神と結婚した方々に全く共感できず。
信仰とは、24時間の疑問と1分の希望。
そうね、24時間問い続けるのが大事。現実から目を背けて、世間体に屈してたら、ごめ>>続きを読む
「百円の恋」監督作品と聞いて期待したものの…
ローカル遊園地の、未就学児でも乗れるジェットコースターみたいな感じ。
瑛太のダメ男っぷりだけは良かった。
勝手にマイノリティにされた人が、実力と信念で、なりたい何かになっていく。
ぐっと来ないわけない。
負ける人を作らない女の戦い方がちょー爽快。
午前十時の映画祭。
志村喬たまらん。
戦後・東京の土埃。
彼方と此方の境界線。
汗、雨、涙、噴水?アイス?あたり、もうしばらく掘り下げてみよう。
このレビューはネタバレを含みます
三回観て、一週間考えたけど、やっぱり一週間が一週間には思えないし感じられない点で、うーん。
音と映像はすごいけど。
船と空は良いのだけど。
新感染的な、こんな状況ならいの一番に死んでしまいたい感も湧>>続きを読む