けいさんの映画レビュー・感想・評価

けい

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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.7

ビフォアシリーズで出会った2人の距離感やパリの街を背景に繰り広げられる全般通しての会話劇。とても斬新な構成であっという間でしたね

パディントン 2(2017年製作の映画)

3.8

ブラウン一家に馴染んだパディントンの日常と試練。
刑務所に入っても悲壮感がなく日々楽しく生活を送るパディントン。
ブラウン一家が面会に来なくなったことで落ち込むけど、本当はパディントンの無実を証明する
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パディントン(2014年製作の映画)

3.6

世界観が好きです、ロンドンの街並みやパディントンを取り囲む人達の優しさにほっこりします

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

トムクルーズはどんどん年齢を重ねるのに肉体の仕上がりとアクションの過激さは作品ごとに増していく不思議。

シリーズの前章を体現するかのようなダークな世界観。

技術的なギミックと肉弾アクションの組み合
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.3

「最近なんか面白い映画ある?」と聞かれたら自信を持って真っ先に勧める映画です。

沖縄のカラッとした暑さを感じる世界観が
どこか日本でないような、東南アジアのような非日常と鬱屈さを増長させてます。
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

非常に良かった。
オッペンハイマーと同じ年にアカデミー賞を受賞した巡り合わせに運命的なものを感じます。

戦後間も無い0からの復興をまた地獄の底に叩き落とすかのようなゴジラの災厄。

戦争から帰還した
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.8

「一流スパイは世界をだます」このキャッチコピーに嘘はなくまんまと騙されました。

ポスタービジュアルから想像される「おしゃれで一流のスパイチームが悪の組織を欺く」ようなイメージから見事な裏切り。

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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.2

毒親、ネグレクト、DV、ヤングケアラー、トランスジェンダーなどのトピックをその側だけでなくキャラクターの視点を通して葛藤や問題を描く、とても緻密な物語。
ひたすら感情移入して胸が苦しかった。
それだけ
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.1

圧倒的な原作漫画の見事な実写化。

序盤に感じる自然の雄大さと恐ろしさ、過酷さを原作のとおり感じることができ、ここから始まっていく金塊争奪戦も映像になることでもっと立体的に面白くなっていくんじゃないか
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

「夜明け前がいちばん暗い」という言葉とその奥行きにこの映画の全てが凝縮されてる気がする。

「明けない夜はない」「やまない雨はない」って正論だし、大衆的であるけど、ある種暴力性を秘めている。
かといっ
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

3.7

序盤 3.0/5
中盤 1.0/5
終盤 10.0/5

クライマックスのバトルだけは大好きだった555でなおかつ現代の映像技術でアップデートされていて興奮しました。

それ以外の人間ドラマはどうでし
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.9

とても素晴らしい映画でした。

展開こそ大きくはないですがとても胸に届く優しくも切ない映画でした。
何度も断り続けきた映画化を今、この時代に行うことに意義を感じてしまいます。

映像で状況を伝えること
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

3.8

キュートだけど苦しくて、
おしゃれだけどほの暗い
大好きな映画の一つになりました。

デジタルリマスターで劇場で見れたのは貴重な体験。

共感する人もいれば理解できない人もいる、それでいいと思う。
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.5

Filmarksオンライン試写会にて鑑賞。

全視聴者が『シンデレラ』で一目惚れし、『イエスタデイ』で恋に落ちたリリージェームズの新作。
アバウトタイムの製作陣が再結集、おしゃれで現代的なポスターに興
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アナログ(2023年製作の映画)

3.8

2人が出会う喫茶店の店内にずっといるかのような落ち着いて温かみのある空気感。
この映画に流れる雰囲気が大好きでした。

波瑠さんの持つ上品さや気品さ、二宮さんの実直さや誠実さ。
桐谷健太さん、浜野謙太
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

4.1

ドラマ版から時を経て、みなさん爆売れしてさらに華やかになったキャスト陣とみなさんが楽しんで作ってきたテンポのいい掛け合いが素晴らしいです。

現代の社会テーマをスカッとしたコメディに落とし込みつつ、ハ
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正欲(2023年製作の映画)

3.9

原作を読んで衝撃を受けたため、鑑賞。

この作品には悪者はいない。
それぞれが正義と自分なりの価値観を抱いて、揺るがないからこそ起こる軋轢や排除、共鳴に心動かされました。

淡々と進んでいく運びはとて
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.0

面白かった〜!

原作があまりにもよくできていて、下手するとTVのスペシャル版になりそうなところが、豪華キャストやスケール感、展開のテンポ感全てが良くて映画として描くことの意義を感じました。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

我々が期待するピクサー映画の世界観そのもので、これがまた劇場で見られることにまず感動した。

「各元素がエレメントシティで一緒に生活してるとしたら」の設定のギミックが抜群に上手い。
水は姿形を変えられ
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.2

あまりにも面白い!

日本映画でここまで圧倒的なスケール感と先の読めないワクワク感を感じた作品は過去にあるだろうか。
未発表キャストの劇中解禁も、ゾクゾクする。このキングダムという大きな船がかつてない
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

初日午前中の回、IMAXでの上映。
解禁の情報を一切入れずに鑑賞。

本編開始と同時に全面に「スタジオジブリ作品」に自然と目頭が熱くなる。
この時代にジブリ作品をスクリーンで見れる興奮と少しの寂しさ。
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

俺たちのインディジョーンズ、最高にワクワクしてあっという間の2時間半。

前作から15年、数々のアクション映画で目が肥えてる中、この世界観に乗り切れるか心配だったが杞憂だとすぐに気がつく。
冒頭からノ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.9

DCEUで1番刺さって興奮した映画かもしれない!
初期MCU単独作品を見た時の高揚感!
あ〜映画みたなとお腹いっぱいになれるような最高級の娯楽作品。

開始早々フルスピードで巻き起こる超展開から一瞬で
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

「怪物」面白かった!

怪物は誰なのか?その予想からもうすでに物語の門をくぐっている。

小学校の「児童のいじめ問題」のような入口から不穏な描写が続く。
小さな違和感が積もり、その不安感の高まりが物語
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

父と過ごした永遠のようで一瞬な時間。
ホームビデオで投影された世界は青春そのもので、撮影者とのコントラストを感じる
。輝いてるのに不穏な描写、その奥行きにグッとくる。

この時間が永遠に続くわけない、
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.7

「父親視点で描く宮沢賢治の生涯」という少しヒキの弱そうなテーマでありつつも、家族愛と喪失という普遍的なテーマを描く脚本と実力派揃いのキャストの力でとても引き込まれました!最後には涙溢れる素晴らしい映画>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.3

最高に大好きなみんな、ありがとう!
こんな面白い映画しばらく出会えないだろうな

(NWHはちょっと反則技の技アリとも言えるので)久々にドストライクのMCU作品。
シリアスな場面でもみんなの掛け合いで
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

マリオという題材をもとに考えうる最上位のエンタメでした。
子供のときからずっとマリオを、任天堂を好きでよかったと思える映画であり、任天堂もマリオを好きでいてありがとうと言ってくれてるようなスペシャルな
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.7

面白かった!
ずっと陰鬱で何か不穏な様相がつづき、視聴者の心を飽きさせない2時間でした!
ごく局所的な場面を切り取って映画的なスケールで見せるのが上手いですね、藤井監督。

横浜流星さん、いいですねー
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.3

いやー、よかった!
負け組企業の逆転劇の面白さに自分自身のスニーカー好きが乗っかってもう大満足でした。

スニーカーファンなら誰もが知っているNIKEが違約金を払い続けながら、マイケルジョーダンにエア
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

近年で1番ワクワクしてキュンとした大傑作。同時に最新技術、ラブコメ、人種、アクション、推理を全て詰め込めんだ意欲作。

毎回楽しみにしている大音量の煽りからのOPクレジット。
今回はしっとりとした大人
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

心の中の熱いものをまた煮えたぎらせる大傑作。

絶賛の声が多いため、遅ればせながら鑑賞しました。

漫画の文脈で、まるで映像を見ているかのような立体感を感じるのが魅力の原作をどうアニメーションで表現す
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった。今年1番かもしれない。日活と東京テアトルどちらの配給も好きなので間違いないですね。

『新聞記者』や『ヤクザと家族 The F amily』のような問題提起とエンタメが混ざった
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

3/17 18:00最速上映にて鑑賞。
クウガよりのライダーファンです。

これでいいんですよ!シン・仮面ライダー
!物語に無理にテーマ性やメッセージ性を見出さず、「人造人間に改造された男のアクション
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

飽きさせぬ超展開、訳がわからないのを訳がわからないままそのまま楽しむマルチバースアクションエンターテイメント。

ありのままの姿を受け止めて愛していくというテーマを描くため、止めどなく展開されるハード
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

「スピルバーグの自伝的作品」で思い浮かぶ作品像からは少し遠かった印象。
予告で流れた「この物語を語らずにキャリアを終えることは想像ができません」のセリフ。事実ではあるけどこういった宣伝だと少し誇大に感
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