かすこさんの映画レビュー・感想・評価

かすこ

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ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

3.6

ずっと後回しにしていた作品アマプラ配信終わるそうなので鑑賞。日本でリメイクするのね!
SFラブストーリー。ラファエルがずっと自己中であまり好きになれなかった。早い段階でピークが来てしまったように思えた
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

異食症。孤独からはじまった自傷行為。
彼女の満たされなさや生きづらさがとても痛い。
あんな生活じゃ誰でも壊れてしまう。

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.8

人生を懸けて男女平等な世の中を訴えた女性の実話。
信念がかっこいい。実話ものを観るといつも思うけどこうやって戦ってくれた人がいたからこその今なんだよね。
旦那さんも素晴らしい人だった。

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

3.7

イスラムの過激派組織IS。
数年前日本でも起きたよね、当時ニュースで流れていた黒く武装した人間と、跪くオレンジの被害者の映像。脳裏に焼き付いている。深い知識はなかったので観れてよかったけど、駆け出しの
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.6

いかにもリンチ。R.I.P.

マルホランド・ドライブやロスト・ハイウェイほど難解でなくやさしめ。
アブノーマルな世界に一緒に足を踏み入れてしまったような感覚。薬物と暴力、鳥と虫…いつだって生き物は生
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言えない秘密(2024年製作の映画)

3.6

リメイクだという知識だけで鑑賞。大まかな展開は読めるものの、ちらほらと散りばめられている謎を引っ張るのが上手い。
けど非現実的な話を好むことが少ないので私にとってはファンタジー感強めだった…。
連弾の
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スモーク(1995年製作の映画)

-

5回トライして全部寝た、とことん相性がわるい
さすがに諦めた😹

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.6

「LOVE LIFE」というタイトルからは想像できない、観終わったあとに残るものは“空っぽ”、“痛み”、“苦しみ”。
みんな人間臭くて、すれ違いや関係が崩れていく様がとてもリアル。
木村文乃ってこんな
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モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

3.7

1より上回ることは大体ないけれど。続編として見て可もなく不可もなくな感じだったかなぁ…。テカーのインパクトには欠けるのかなぁと。
ただ映像はもちろん綺麗で、特に海は1に続き本当癒やされる。
そして続編
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エレファント(2003年製作の映画)

3.7

実際に起きた銃乱射事件。前半は淡々とそれぞれの人物に焦点を当てて進む。それぞれにいつもと変わりない日常があって、その日常に事件が起きることも事実で。ゆったりとした前半から一変する後半は結構喰らう。
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蛇の道(1998年製作の映画)

3.9

リメイクされたということで視聴。
CUREのような終始不穏な雰囲気。不穏だけじゃない、気持ち悪さというか…上手く言い表せないけど常軌を逸した何かをずっと感じる。すごい。
非現実的なところもあるけど納得
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.8

今泉作品に中村ゆりが出るということでずっと観たかった。
the 今泉作品という感じでドロドロしてるのに終始穏やか。
私の中での俳優 稲垣吾郎はドラマ「Mの悲劇」で止まっていたんだけどめちゃくちゃよかっ
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

3.9

触れたら壊れてしまいそうなほど透き通った肌、ベニーがいつも身に纏っているものはピンク。“愛されたい”の象徴。
あまりにも暴力的で狂気に満ちた9歳を目の当たりにするのは思ったよりもショッキングだった。ラ
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7月の物語(2017年製作の映画)

3.6

何気ない日常から発展するひと夏のふたつの物語。映像がとても好き。やさしくて淡い色彩、風景画のような静けさ。みんなのヴァカンスも観たい。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.1

自分とは、人生とは。自分を見つめ直したくなる作品だった。自己中心的なユリヤ。中盤の時が止まるギミックはそれをよく表していて爽快さまで覚える。ただ、そんなユリヤだけど「自信を持たせてあげられなかった」と>>続きを読む

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.6

ドラマの方がおもしろい。ストーリーが浅くテンポもドラマに比べると良くない気がする。映画じゃなくてよかったと思う。
キャストは変わらず最高👏🏻

恋人はアンバー(2020年製作の映画)

3.9

恋愛ではない、恋人以上の関係。
ふたりはいわゆる“恋人”同士ではない。けど無償の愛を感じた。
時代背景や国柄などで縛るのはもうやめよう。
ラストは切なさと力強さと、弾けるようなきらめきを感じる。おしゃ
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

3.9

おしゃれなカット割りとブラックユーモアを交えた作風が好き。とにかくリッキーがかわいい。。言い合いながらも次第に芽生えていくふたりの絆が良き。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

原作未鑑賞。ビル・ナイの英国紳士、佇まいから素敵。ストーリーとマッチしていて良かった。
“生きることなく、人生を終えたくない”
生きることを考えさせられる作品。

ライフ・イズ・ミラクル(2004年製作の映画)

3.6

観たことある作品だった。
コミカルとシリアスなところのバランスが良い。ただ私にはちょっと入り込めない部分もあり。アンダーグラウンドも観たい

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.9

ホロコーストから逃れたおじいちゃんが、旧友との約束を果たすべく故郷のポーランドを目指す、ロードムービー。
当時経験した悲惨な事実が、どれほど痛ましいことだったかひしひしと伝わってくる。このトラウマを乗
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.7

人生の紆余曲折を16歳の青春時代から40年間を描く。これぞ映画。失うものもあればそれと引き換えに得るものもある。人は簡単に変わるしかと思えば変わらないこともある。

福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

「朝鮮人なら殺してもええんか?」
関東大震災後に起こった、日本人による日本人虐殺。国の洗脳、集団心理、なんだか昔も今も変わってないんだなと落胆してしまった。関東大震災100年を迎える年に公開された作品
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.9

ずっと観なきゃと思っていた作品、青春18×2を観たので。
TWICEのMVでもオマージュされていたシーン、名シーンすぎる。。涙腺崩壊。
岩井俊二監督の“死”の捉え方がやっぱり独特で興味深い。

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.7

泣けたけどベタな展開すぎて絶賛するほどではなかった。ジミーの36歳パートが長い方が含みがあって私はよかった気がする。トンネルを抜けた先の雪景色の映像がめちゃくちゃ好き

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.8

記憶をなくしてしまう奇病が流行し、その回復プログラムに参加する主人公。
なんともシュールな作品だった。奇妙だけどどこかあたたかい雰囲気を醸す。
忘れたくない記憶、忘れたい記憶、みんなあるよね。

ダイヤルはン~フ~/フォー・ア・グッド・タイム・コール(2012年製作の映画)

3.0

もっとファッションとか楽しめる作品かと思ってた。
暇つぶしにはなるけど観なくてもよかったかな。笑

ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.7

正義とは?緊張感が走り見応えのある骨太な作品。
やっぱりアメリカも怖い国…
消された文字はtorture(拷問)。

冬の旅(1985年製作の映画)

3.7

「孤独は体を蝕む」
自由に生きる彼女の生きづらさを描く悲しい物語。映像美との対比がとてもつらい

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.4

寝台列車での最悪な出会いからはじまるロードムービー。
わたしは刺さらなかった~~

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

タイムループドタバタ劇。ドロステ、MONDAYSが好きな人は絶対刺さる。2分のループを80分。何回振り出しに戻っただろう。“2分”だからこそのシナリオが面白い。
ヨーロッパ企画引き続き注目。
どうでも
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ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

3.6

「距離が近すぎると衝突する。愛し方も忘れる」
台北の日常を描く作品。私が知る中でこんなにも生活音が心地良い作品なかったかも。
映像と音楽もマッチしていてだらだらと流しておきたくなる映画だった。

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

4.0

類似作品で「ミスター・ノーバディ」と「2つの人生が教えてくれること」を思い出した。
ミスター・ノーバディほど難解でなく現実的で、2つの~より説明が少なく詩的。一番好きだったかも。
あの時、あの場所で違
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

-

だいぶ前に鑑賞。確か初岩井俊二作品だった
好きな作品として挙げる人が多いけど良さを理解できず。映像はとても綺麗。

コロンバス(2017年製作の映画)

3.6

撮り方がおしゃれ。鏡越しのシーンが特に好きだったな。ストーリーは割と人間臭いけど終始定点撮影ぽいところがそれを感じさせない。建築に癒やされるっていいなぁ。ヘイリー・ルー・リチャードソンやっぱりすき。笑>>続きを読む

あんた(2022年製作の映画)

3.9

千葉くん、天才???絶妙な台詞の掛け合いに、ふたりの自然すぎるお芝居。ラストもこちらに解釈を委ねるそのさじ加減も巧妙。作品全体の解釈を委ねてると言ってもいいかも。長編も熱望します。
名前のない関係。友
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