kungさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作を受けて、今作は早々にゴジラを出して、存在そのもので恐怖感を出してきましたね。ただ、お話の流れも駆け足になっちゃってて、初回の上陸直後にはもう放射線反応のことが明らかになってるとか、気になってしま>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

韓国映画にはあまり触れてこなかったけど、面白かった。

コミカルに話が進むと思いきや、途中からサスペンス要素が強くなり、格差を表す臭いが最悪の結果を招く... 扱いづらいテーマなのによくできた話だった
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

そこかしこで囁かれてる通り「スゴいけど、よくわからん」。

インターステラ以降、話の筋より、観念を映像化することの方が優先されている気がする。インセプションは、まだストーリーも楽しめたんだけどなぁ。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

生い立ち、環境... 「そら、こうなるわな」という境遇のオンパレード。結果が分かっている分、そこに驚きはなかった一方、それでも、見ていて興奮・高揚させられていくのは、さすがの一言。

「え、異母兄弟な
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.5

特に大きな事件も起きず、淡々としていながら、
ずっと見ていられる。みんな、達者だな。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

全体の96%くらいは、本筋と関係なく、最後10分くらいに詰め込むだけ詰め込んだ、安定のタランティーノ節。分かって観てても、さすがに少々間延びするな。

それにしても、シャロン・テート事件をどう処理する
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終始クスクス、ニヤニヤしていられる楽しい映画。

政治を題材としながら、三谷幸喜らしく、悪人は皆無の優しい世界。予告で流れる悪い中井貴一が良いなぁと思っていたので、もう少し、記憶失う前のクズ描写も観た
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ちょくちょく涙ぐむ、安定のストーリー展開だったけど、結末は涙引いちゃったな。

「確かに、これまでは買ってくるものばかりだったけど、フォーキーも立派なおもちゃだわ」といういい発見があったのに、思いのほ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

映像の迫力も凄かったけど、今回はハンス・ジマーの仕事が一番だった気がする。もちろん映像あってのものだけど、終始切迫したこの感じは、あの音楽あってこそだと思う。観終わったら、ドッと疲れが...

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.5

多少、ストーリー的に「ん?」と思う部分はありながらも、ティム・バートン節炸裂で、グイグイ世界観に引き込まれる感じが心地良かった #映画ファン賞2017

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.0

20年振りくらいに見たけど、やっぱりいい。笑えて泣けてほっこりして。銀ちゃんもヤスもいいけど、何と言っても小夏がもう...

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

リアル志向で面白かった。

前半の現場と会議室と報道とで畳み掛けるあたりは、劇場版パトレイバー2を彷彿とさせる。自衛隊の運用部分も含めて、アニメ作家の好きな手法なのかね。

恋する惑星(1994年製作の映画)

-

んー、有名作品ですけど、何が良いのかわからん...

キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

テンポよし、雰囲気よしで面白かった。コリン・ファース、マイケル・ケインは、ホント、英国紳士って感じで、相変わらずカッコいい。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.5

本国では有名人なんだろうけど、突然、話の筋と無関係な人が出てきて、「誰?」と面喰らうものの、そういう舞台まわしを配しながら、「専門用語分かんなくても大丈夫だから心配すんな」と、畳み掛けてくる感じでした>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

コンピュータの世界ではよく耳にするチューリングの足跡が辿れて面白かった。ただ、いい映画なんだけど、それ以上でもそれ以下でもなかった気もする。

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.0

BSで『映像の世紀』再放送やってることもあって、個人的にタイムリーでした。史実として興味深く、実際、悪くないんだけど、ちょっと冗長な感じで淡々と話が進行していく感じ。

邦題より原題のままの方がいいの
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エール!(2014年製作の映画)

3.5

仏映画にありがちな、進行上ちょっと舌足らずな部分もあって、パッションと勢いで乗り切った感も。でも、とてもいい映画でした。

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.5

恥ずかしながら、いい歳して知らないことが多く、勉強になった。ザ・邦画という重厚感もあり、見応えがあった。

舞妓はレディ(2014年製作の映画)

3.5

ここのところ硬派なテーマが続いて敬遠しちゃってたけど、久々の周防さんはやっぱり良かった。

さすがの丁寧な作りで、ミュージカルが苦手な人間でも楽しめました。主演の娘、ドンピシャな娘見つけてきたなぁ、と
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

愛という観念的なものを、テクノロジというモチーフにのせてうまく描写してます。

近未来という設定の具現化も秀逸でした。

ただ、ちょっと中弛みしてしまうところもあったかな。

青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.5

ある意味、使い古された設定なんですが、よかったです。

話の筋が読めちゃっても、笑いと涙の起伏あり、テンポとメリハリありで楽しめます。川島さん、多才だなぁ。

ジャッジ!(2013年製作の映画)

2.0

一応業界のはしくれにいる人間として、前半の方は日常のデフォルメって感じで笑わされたと言うか、泣かされたと言うか...

ただ、まぁ、フジの映画だね、という印象で終わる。やっぱり長尺は持たせきらんなぁ。
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

既に各所で語られている通り、ディカプリオの演技が存分に光っていたが、それ以上に冒頭しか登場していないマシュー・マコノヒーの印象の方が強烈に残った。彼の語る金融論が物語の全てを表していたと思う。

若干
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清須会議(2013年製作の映画)

3.5

完全フィクションではなく史実故か、三谷色は若干薄めな印象。でも、随所にらしさは散りばめられてます(六兵衛さんとかくノ一とか、大御所をスゴい使い方するなぁ)。

役所広司は文句無しにカッコ良かった。個人
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5

IMAX 3Dで観て正解。映像美と余計なBGMを廃した静寂さは良かった!

一方で、ストーリーがちょっと御都合主義的と言うか、そんなアホな、な点があって残念...

でも、極力シンプルな作りを目指した
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