このレビューはネタバレを含みます
生い立ち、環境... 「そら、こうなるわな」という境遇のオンパレード。結果が分かっている分、そこに驚きはなかった一方、それでも、見ていて興奮・高揚させられていくのは、さすがの一言。
「え、異母兄弟なの?」という驚き、さらには、以後に繋がる光と影の邂逅と因縁を生み出した着想には唸らされた。
ノーラン同様、善悪が絶対的なものではないという思想はアメリカが自信を失っているからなのか... 公開当初、厳戒態勢がとられていたのも分かる気がした。
関係ないけど、本編前に流れたハーレクイン次回作の予告編で「ピエロはもういい」と言うのが、ジョーカーと別れたあとの話であることの前フリ、かつ、競合しているITや本編への当て付けになっていて、オシャレだなと。