銀四郎さんの映画レビュー・感想・評価

銀四郎

銀四郎

Sharper:騙す人(2023年製作の映画)

3.9

賛否あるみたいだけど、自分的には面白い映画だった。
シナリオもオムニバス的展開もラストのまとめ方もよくできた映画だと思う。

その道の向こうに(2022年製作の映画)

3.7

静かな映画。
過去のつらい人生と向き合い、乗り越えて先に進むには、一人じゃない方がいい。

兄との会話のシーンが良かった。

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.7

ストーリー展開が二転三転し、先が読めずに面白い。
アクションシーンは、やはりキングスマン風、、、

Apple Original Films『ウルフズ』(2024年製作の映画)

3.6

イケオジ2大スター共演。
ストーリーは単調で、後半の展開も少し物足りない感はあったが、二人の会話のやり取りは楽しい。
ラストはあの名作のような、、、
続編の制作があるらしいので期待。 

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

3.9

月面着陸陰謀論を逆手に取ったラブコメ的映画。

アポロ計画好きの自分には(実際にNASAに行ったときの光景を思い出したこともあって)楽しめた。

フォールガイ(2024年製作の映画)

3.9

映画制作への、中でもスタントマンへのリスペクトが溢れてる映画。
アクション、サスペンス、コメディ要素から小ネタまで盛り沢山。
80年代ドラマのリメイクからか、サントラが当時の音楽なのもいい。

クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

3.5

時間も短くサクッと鑑賞。
ちょっと?というところもあるけど、それならに。

お利口さん猫。

フェラーリ(2023年製作の映画)

3.4

エンツォの生き方に翻弄される人たち。

白髪、スーツ姿のアダムドライバーがちょっと新鮮。

レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.7

終始楽しめる映画。
細かな設定も面白い。
不死身のクリエバ、、、

やってしまった罪より、やらなかった罪のほうが重いというセリフが印象的だった

陪審員2番(2024年製作の映画)

4.1

イーストウッド監督のクオリティの高い映画。

無駄が一切ない展開、陪審員である主人公の心の葛藤、その主人公と観客だけが知っている真実からのサスペンス要素、ラストシーン、どれも素晴らしい。

「真実が正
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.3

あたりまえだけど、内戦になると同じ国民同士の殺し合いになってしまうのか・・・
ストーリー的にはジャーナリズムの在り方なども考えさせられるところも。

監督の意図的なのかもしれないが、自分的にはBGMが
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プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

3.5

ちょっとしたどんでん返しがあるものの、終盤の展開が少しあっさりしてて、、、でもそれなりに面白く鑑賞。

アナログ(2023年製作の映画)

3.6

原作はビートたけしの恋愛小説。
シンプルなストーリーだけど、優しさがぎっしりとつまった映画。

リベリオン(2002年製作の映画)

3.3

ガン=カタ無敵
このアクションが他の映画に与えた影響が評価されてるらしいが、ちょっと全体的にやりすぎ感が。

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.0

20世紀FOXがディズニーの傘下に入ったことやX-MENシリーズなどの小ネタ満載、いつもの第四の壁を破るシーンなど面白い。

過去の20世紀FOX時代のX-MEN作品との惜別とあらたなMCUでのデッド
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ワッツ・インサイド(2024年製作の映画)

3.5

集団の身体と心の入れ替わり、、、見てる方も混乱。
時間も短く、ストーリーもオチもそれなりに出来ててgood

トラブル・バスター(2024年製作の映画)

3.6

単純に面白く、それなりにストーリーもしっかりしてて、サクッと鑑賞できるコメディ映画。

キャドー湖の失踪(2024年製作の映画)

3.7

シャマランが制作に関わってるということで、変な期待?を込めて見たが、予想外によく出来てて面白かった。
ちょっと難解な部分もあるが、最終的にきちんとストーリーが成立しているのが良い。

フィラデルフィア(1993年製作の映画)

3.5

トム・ハンクスの演技につきる。
差別、偏見のない社会を願う。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

優れた映像が静かに語る映画。
いろいろ細かな説明はないものの、その映像から伝わってくるものが辛く悲しい。

ハッピーボイス・キラー(2014年製作の映画)

3.7

ポップでシュールなサイコホラーサスペンスコメディ?
映画としては、天使と悪魔の声や精神疾患している人から見える世界の描き方が秀逸。
ストーリーそのものは、かなりショッキングな内容なんだけど、、、ポップ
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ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.5

フェリスの終始緊迫感の状況の中、ホフマンの家族団欒の姿が対照的。
ストーリーとしては、シンプルなテロ対策に奔走するCIAエージェントの活躍。

アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

3.7

実話に基づいた作品。
ちょっと長めだけど、ダレることなくラストまで。
目的のため、正義のために自分を貫く対照的な二人とその家族との関わり方の描き方が良かった。

崖っぷちの男(2011年製作の映画)

3.4

出来過ぎの展開があれよあれよと。
時間も短くサクッとそれなりに。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

タランティーノ監督デビュー作。
脚本だけでなく、カメラワークや時間軸の流れを意識した構成など秀逸。
ストーリーはシンプルだが、登場人物の個性あふれる会話により、ほぼほぼ倉庫でストーリーが展開され、強盗
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市子(2023年製作の映画)

3.7

幸せかどうかとかいうまえに、普通の「人」として生活できていることに感謝。

映画の構成もよくできており、見応えのある作品。

セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.3

ラストの結末は、なにやら監督がハリウッド映画に対抗することを意識したらしい。
それにしても、ツッコミどころ満載のB級的王道娯楽映画。
とにかくいっぱい食われてしまう、、、

許されざる者(1992年製作の映画)

3.8

これまで西部劇で名をあげたイーストウッドの西部劇に対するアンチテーゼとも言えそうな映画。
英雄的なガンマンが悪を退治するというのではなく、人間の正義と悪の両面を描いたストーリー。

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.7

イーストウッドとしては、ちょっと意外にも実話ベースのブロードウェイミュージカルを映画化したもの。
登場人物がこちらへ語りかける、いわゆる第四の壁を壊した手法で展開。

「シェリー」が代表曲として知って
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

イーストウッドの実話もの。

メインの3人だけでなく乗務員や乗客まで本人が当時と同じ時刻の列車で演じるというドキュメンタリー的、リアル再現ドラマ的な映画。
事件そのものよりも、被害を防ぐために運命的に
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.6

不当な権力により、天国から地獄に。

正義感が強く、あまりにもいい人すぎるリチャードには、少しイライラ、、、
ラストのリチャードがFBIへの発言でスッキリ。

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.8

運命の悪戯に弄ばれた人たちの悲しい映画。

ストーリーそのものとしては、救われない内容だけど、それ故に素晴らしいキャストたちの演技と監督の映像表現が光る作品。

ロストケア(2023年製作の映画)

3.8

つらくて悲しく重いテーマ。
人間として社会として避けられない老後、介護の問題。
そのとき、人としてどう生きていくのかを考えさせられた。

フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.5

生きてると確かにイライラすることムカつくことはいろいろある。
それらに限界突破ブチギレした超短気な中年男。

Dフェンス的な部分は、誰の心の奥底にあるのかも、限界突破しないだけで。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.5

実話に基づくためか、派手な演出はないがスピード感のある展開。
記者たちのチームワークで闇を暴く姿は、あっぱれ!

マーク・ラファロは、映画「ダーク・ウォーターズ」にしろ真面目で正義感のもと悪に立ち向か
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