まさに「純愛」。
でもその愛を貫くための障害は、これ以上ないというほどのバイオレンスという。
たしかにタランティーノっぽさが感じられたけど、繰り返されるハンス・ジマーの主題のおかげで芯はピュアさが感>>続きを読む
こういうのをオフビートというのだと知った。
ブシェミ目的で観たのだが、ちょっとついていけなかった。
他の作品でのブシェミは、どっちかというとイッちゃってる役が少なくないのだが、この作品ではその逆。む>>続きを読む
この手の裏話・懐古モノは面白いね。
特にその作品が粒ぞろいのタランティーノならなおのこと。
以前、キューブリックのでも同種のものがあったが、それも面白かった。
タランティーノは、作品を通して鑑賞して>>続きを読む
バイオレンスではあるが、比較的普通な作品のように感じた。
あまりタランティーノっぽくもなく。
謎解きが始まるくらいがマックスで、その後はスーっという具合に終わっていった印象がした。
密室劇?
でも>>続きを読む
アタマをからっぽにして観ましょう
というような作品。あれこれ考えちゃダメ。
ついでに
シートベルトは着用しましょう
煽り運転はやめましょう
という教訓も得られる(笑)
レーシング・ドライビング>>続きを読む
最後はなんだかめでたしめでたしで収めようという感じだけど、あまり心には響かなかったなぁ。
アクションも1の方が好み。
タランティーノ節を味わえるのは1の方だけど、もともと1つだったところを2つに分け>>続きを読む
軽い気持ちで観れるけど、ビジュアル的にはだいぶこってり。
もはやタランティーノの遊び全開といった作品。
さあ皆さん、あれこれ弄ってござれ、という思いが透けて見えすぎてしまう。
オマージュと言いつつ>>続きを読む
1作目2作目に比べると派手さは控えめだけど、落ち着いて観られるという点で本作の方が好きかも。
ストーリーは2時間ドラマ的にも思えるけど、個性的な俳優陣となんといってもパム・グリアを堪能できる点で観て>>続きを読む
この頃のタランティーノは脚本が冴えていた。
全体としては長尺なのだけれども、時間軸を変えて細切れにすることで飽きさせない作りになっている。ちょうど朝ドラをつなげたような感じ。
だから、全体のストーリー>>続きを読む
脚本の妙が冴える作品だと思った。謎解き要素もある。
舞台劇というコメントも見られるが、自分としてはコントのようにも見えてきた。
キャラが立っていて、中でもピンクが好き。
この作品のブシェミはカッコ>>続きを読む
「シカゴ」を観た後で再見すると、初回より観やすく思えた。
同じ作りとは言わないまでも、脳内ミュージカルの構成のオリジナルがこれだったか、と合点。
ボブフォッシーの映画「オールザットジャズ」の元ネタ?
この時代ほんとに”何でもあり”だったんだなと。成功で終わってるけど、物語の展開からこの後に待っているのは転落なんだろうと観る者は想像できる。
リ>>続きを読む
こうしてみると、アメリカはやっぱり宗教の国なんだなと感じた。
これと思ったものは目的と手段がやがて入れ替わっても、それを妄信していく。それでいて、そういう過去に反省しない。
日本人もよく歴史認識がど>>続きを読む
おしゃれでイケてる雰囲気だけで押し通そうとした作品のよう。
ストーリーは前作「私をスキーに連れてって」の方がしっかりしていたと思う。
特に語るべきところはないが、原田知世の水着のシーンはそれほど多く>>続きを読む
手違いで総天然色版を視聴。モノクロとどっちがいいのだろう。
京マチ子の演技に見とれてしまう。色気と言い、恐ろしさと言い。
ストーリーは日本人なら誰でも馴染みのあるもの。
でも当時の海外の人から見れ>>続きを読む
劇中でもキリスト教のことが触れられていたり、題材もまさに放蕩息子そのものではあったが、それに対するシニカルな目線も加わった内容。
借りたものは返しましょう
友達は選びましょう
というのがこの映画の教>>続きを読む
途中まではやや退屈気味も後半ばドライブがかかってきたという印象。
実際のところどれだけ自責の念を持っていたかは、よくわからない。
持っていたとしても、それが我々日本人が「こう思ってくれていたらいいな>>続きを読む
目当てはフレッド・アステアとジーン・ケリーの共演。
ここはよかったのだが、全体のオムニバス形式という点で物珍しさはあったものの、うーん、まあもういいかな、と感じてしまった。
アステアは、やっぱりペア>>続きを読む
同時期の「ラ・ブーム」と違って、こちらは悩める少女といったところか。
いわゆる”ここではないどこかへ”系で、少女は常にいらいら。
それが観る者にも伝わってくるのは、演者の力量か単に受け付けないだけな>>続きを読む
この映画で一番共感できるのは、ディーズ氏が自身の相続金を狙ってあることないこと訴えてくるという理不尽さに絶望しているところ。
世の中、理不尽だもの。わかるよ、ディーズ・・・
細かい点は粗があるものの>>続きを読む
当時の若い日本の空気を感じられた。
みんな元気でピチピチしてる。何事もストレートなのも心地よい。
とはいえ、やや期待が大きすぎたせいか、まあまあ普通かなというのが正直な感想。
いまのところ、若尾文>>続きを読む
家族と思うことで受け入れる、というのは何となくわかる気もした。
世の中理不尽なのことが多くて、思い通りにならない。
そんな状況に対して、心のバランスをとりながら向き合うには、ある種「なかったことにする>>続きを読む
ストーリーとしてはそんなに複雑ではないはずなのだが、なんとなくモヤモヤしたまま進行していくのは、どういったわけだろう。
一歩間違えれば2時間ドラマ的にもなり得る。
最後の鏡の部屋は映像美としては画期>>続きを読む
誰かも言っていたが、三島の演技は「演技の演技」のようだ。
見始めのころは、案外演技がうまいかも、と思うのだが、次第に違和感が募っていく。
なんというか、型どおりなんですよね。
型だから、キャラクター>>続きを読む
何度も寝落ちした後、やっと視聴完了。寝ずに見通すのはなかなか困難ではないだろうか。
何種類かの踊りが出てきて、何人かはけっこうマジメに踊っていたように思うが、あとは何というかゆるい感じの踊り。そうい>>続きを読む
全体の2/3が教授選挙で残りが医療裁判。
あまりに典型的な展開ながら、わかりやすいあまりに見入ってしまう。
誤診の問題は難しい。
一遺族からすればやるせないのだけど、医療制度の観点から見ると軽々と認>>続きを読む
たしかに説教臭いという印象は否めない。
でも、どこかこの時代・この関係を羨ましく思う気持ちが起きてくるようだ。
ウェットで密な関係性。
今からでは忌避の対象以外なにものでもないのかもしれないが、こう>>続きを読む
体感では90分ほどに感じられるほど、ぐいぐいと引き込まれる。
青臭いといえば青臭いのだけど、こういうのもなくなったら終わりだよね。
アメリカの良心ということで、本作と「アラバマ物語」はアメリカ国民必>>続きを読む
途中まではついていけたのだけど、実家に帰ってからくらいからちょっとよく分からなくなってしまった。
ここではないどこかへ
みたいな。
これも当時の空気なのか。
自然(風)な演技、そして余韻を残さない最後。
メドウスは本当に逃げたかったのか。
それとも、もはや親友と呼べるバダスキーらを思いやって敢えてフリをして見せたのか。
どっちだとしても、切ないね。
いい人間になりたくなった
いいセリフだなぁ。最後のくどきよりこっちの方がぐっときた。
序盤はジャックのやばさ加減が目立ったけど、だんだんヘレン・ハントの方も負けずなかなかな扱いにくさが見えてくる。>>続きを読む
概ね面白かったけど、いろいろと考えさせられちゃいますね。
そういう意味では手放しで面白かったとは言い難い作品かも。
シュルツがいいキャラしていたので、最後の最後はちょっと蛇足のように感じてしまった。
フェルメールがアップで、かつ解説付きで鑑賞できるのはよかった。
でも、お疲れの時に観に行くと寝てしまうね、これは。
ちょいちょい見知らない作品もあり、点数もいつのまにか37点て。30点くらいじゃなか>>続きを読む
007を緩くした感じのスパイ映画。「黄金の七人」に近いがもっと緩い。
ルパン三世はこういった作品の系譜にあるということがよく分かる。
敵も味方もいちいちスマートじゃない(笑) でも実際はこんなものな>>続きを読む
リックの苦悩が描かれているから、最後の若きシャロンたちとの間の扉が開いたところで、じんわりと感動できる。
表現の仕方は荒唐無稽だったり、偽悪的な感じがするが、根っこはピュアなんだなと思った。
ディカ>>続きを読む
実写版・金の斧ですな。実写にするととたんにウソ臭くなってしまう。
登場人物それぞれが、どこかズレている感じがした。カネに目がない妻はともかく。
それにしてもケイジはこういう不思議な映画が合うね。ア>>続きを読む