せんにん

情婦のせんにんのレビュー・感想・評価

情婦(1957年製作の映画)
4.5
弁護士と看護師の掛け合い(実際の夫婦ならでは)やちょっとしたセリフや演技がコメディ調なのが、殺人事件・法廷モノという固さを和らげているのだが、そのバランスが絶妙。脚本と演者と演出の妙。

ということで、何度見ても面白い。オチがわかっていても何度も見てしまう。そして引き込まれてしまう。まさに傑作。

なのでディートリッヒ作品の中でも一番の傑作。ツンデレっぷりも良し。
なお初期作品から見てきてはじめて、歌と脚の場面がある理由がわかった。
せんにん

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