このレビューはネタバレを含みます
時間の流れと、(心的なものも含めた)人の動きに対してとても丁寧な映画だった。
凪がカップラーメンを食べた時に言った「ずっと永遠に幸せ」みたいなセリフが残った。
このレビューはネタバレを含みます
原題の『A One and a Two』が表すように、ある1人と、ある2人の話。どの1人と2人かは場面ごとに変わる。『夏の想い出』よりこちらのほうが好き。
人生は複雑に見えて実は単純だ、と信じられる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原作を読んだ際のリズムや温度感が身体に染み付いていて、最後までノレなかった。この映画を制作者たちによる『ルックバック』の一つの解釈とするなら、自分のそれとは違うなと思ったし、映画の評判がかなり良い状況>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
自然な関西弁を聞けて嬉しい。市井の人々を描くなら方言があったほうが良いのかもしれない。
亡くなったお父さんを囲んでるシーンで囃子が聴こえるのが良い。蚊取り線香の煙もとても風情がある。死は、煙のように>>続きを読む
当時の左翼系団体が持ってた革命の気運って何なんだろうか。今の時代を生きる身としては中々理解が難しいぐらいの熱量。
このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ面白い。結論を急がず、立ち止まって考え、話し合うことの難しさと重要性が分かりやすく描かれている。我慢強く相手の話を聞き、考え、自分の意見を練って、述べることは確かにとても難しい……。けど、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
西宮が石田をすんなり受け入れる序盤の展開がどうも引っかかる。
リアルなテンションとアニメのテンションが混在してるやり取りも、少し観づらい。
このレビューはネタバレを含みます
少し寝てしまった。短編を膨らませるやり方は確かに良いかもと思いつつ、6つも組み合わせる理由は何なのか気になるので原作を読んでみたい。
『カエルくん』は読んでたけど、アニメーションに適してた思う。
日>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人間に対する視点がイジワルで面白い。今まで観た黒沢清作品の中だと、かなり笑ってしまうシーンが多い。
意味不明な数式、謎の天才少女、ラストの香川照之の表情と奇声等々、へんてこりんな厚みのある映画。
このレビューはネタバレを含みます
アニャ・テイラー・ジョイの眼力と表情がめちゃくちゃ良かった。
ジャックと共闘する長めのカーアクションシーンが一番アガった。
シンプルでアツイ。女性たちが強い。ギター弾いてる男、多分要らないけどおもろい。