ゆみりんさんの映画レビュー・感想・評価

ゆみりん

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

最近映画を見ると音楽と音響に意識が行くことが多く、この世の音ですか?というような色んな音の入っているDUNE も面白かったけど、耳でも楽しめる作品が多くなっているなあと思う。
今回の作品も登場人物の迷
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.6

リュック・ベッソンというと「レオン」であまりにも有名ですが、もう30年前の作品なんですね。監督自身も年を重ねられ、現在はどのような作品を撮るのだろうと楽しみに映画館へ向かいました。

「レオン」も好き
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スラムドッグス(2023年製作の映画)

1.0

動物のファッ◯と糞とゲロまみれのくだらなすぎる映画。こんな作品にお金をかけるより、才能ある若手に金落とせよとレビューまでお下品になっちゃうわ。
何より終始犬が口をパクパクさせて会話でストーリーを説明し
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

見てから1ヶ月以上経っているので詳細な感想が薄れているけど、リカちゃんやバービー人形で遊んだことのない男性にとって、ワタルくんやケンの気持ちがわかるのかな?と疑問に感じています。
ケンはバービーの単な
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

2.4

ホラー系のレビューが的確なYouTuberさんが面白いから見た方がいいと言ってたので見に行ったのですが、私にとってはコメディでした(汗)。高谷さんちのお母さんはかなり恐怖だったけど…。

ジェネレーシ
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.4

「ELVIS」の時はデブリンコだったので「ええええ」と思ったけど、この作品ではおじいちゃんになったトムハンクスは素敵でした。
お話としてはほんわかほのぼのストーリー。でもちょとウェットだったかな。
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

-

マルチバースを漠然としか理解していない私ですが、結局この作品で言いたかったことは【LOVE】ですよね。それだけのことを言うのにこんなにややこしくしなければいけないのかなと首をひねりーの。
アカデミー賞
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.3

軽い感じかと思っていたら
「重い」どころではなかった。
 
宮沢氷魚演ずるところの龍太が
とにかく美しいの一言。

微笑んだり、はにかんだり
ひたむきな瞳、すべての表情が
あきらかに女性へ向けての表情
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呪詛(2022年製作の映画)

2.3

「何がどうしたからこうなった」という説明がないままスタートして、まだわからないのかまだわからないのか…とじれったい感じが始終あって、途中から「あ、作り手もよく消化できていないんだ」と分かって来た感じ。>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.0

前半は誰の話なのか分かりにくくて、ユアンもヨレヨレの酔いどれ野郎であらあら…と少しガッカリするも、途中から点と点が繋がり、盛り上がりを見せてきます。

が、大人になったダニーは、どうしてもオビワンに見
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.3

タイムリープするのはおもしろかったけど、ある時代に年齢の異なる同一人物が同時に存在できるってどういうことなのか、わからなかった。わかりにくいことをシンプルにストンと分からせるのが一流の表現だと思います>>続きを読む

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.0

え~~。
全然好みじゃなかったし、疲れてたのか眠ってしまった。
「どうせそうなんだろうなぁ」と思ったらそうだったし、
「AI」を見た時もそうだったけど、
無理矢理人格を持たされちゃった、みたいな人の話
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プロディッジー(2019年製作の映画)

3.1

prodigyってどういう意味だろうと調べると、「天才」とありました。
Geniusとはどう違うのかなぁ、悪知恵のような、マイナスのイメージがあるのかしら。
 
私のお友達に、お父さんがクズ野郎だった
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.8

大した期待もせずに見に行った映画が
とんでもなく面白かった〜!
ということがあるから、映画館通いはやめられない。

…というケースに当たるのが当作品。

「ビートルズのことを知っている人が
この世に1
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真実(2019年製作の映画)

3.0

カトリーヌドヌーブがただのオバサン過ぎた。
「落ちぶれた女優」という設定だから、あれでもいいのか??

おっさんのようなタバコの吸い方
犬の散歩のシーンはドタドタとペタンコ靴で歩く
贅肉たっぷりがわか
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怒り(2016年製作の映画)

4.1

信じるってどういうことだろう、という映画。
誰かを信じるって、自分自身を信じることなのかも。
ちょっとでも疑ったり、自分から切ってしまおうとすると、幸せはスルリと指の隙間から零れ落ちてしまう…。
 
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.3

ホラー映画はどんなに怖くても大丈夫。
「恐怖」を楽しむのがホラーだと思っているから。
 
だけどこの「ホテルムンバイ」のように
人間の怒り・恨み・盲信・洗脳がテーマにあり
Based on a tru
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.2

父をたずねて三千里。
でも‥‥
何も海王星まで行かなくても!!
と思わずにはいられませんでしたが
海王星がゾクゾクするほど美しく
かつ怖かったので、眠らずに済みました。
 
色々書くとネタバレるので書
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.9

まず最初に、蜷川実花は写真家、映画監督である前に、腐女子であることを忘れてはならない。

小栗旬の魅力は、大きくて細い指、手、顎のライン、背中、ザラついた声などがあるわけです。
「かわいいなぁ」と言い
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

一番多感な十代の頃、例えば映画やテレビで衝撃的なシーンを見てしまうと、ショックすぎて頭から離れなくなってしまうことってあると思うのですが、私は小4の時、ドキュメンタリー映画か何かで、ベトナム戦争の捕虜>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.7

新海監督の最新作「天気の子」を観てきました。
なんと、今年観た映画の中でベスト1となりました。

前の回が終わって出てきた男の子が
「これは…ちょっと‥‥すごいね」
とすれ違いに言っていたのが聞こえて
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.6

amazon配給の作品と知り、「ほぉ、お手並み拝見と行きましょう」と上から目線でで映画館入り。
作品としては、父親の感情をもう少しキッチリ書いてほしかったかなぁと残念でした。息子を助けたい気持ちはある
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.2

自分の住んでいる町の名前も駅の名前もうろ覚えで迷子になった挙句に回送みたいな列車で遠くまで行ってしまったとしたら、どんな気持ちなんだろう。それはもう想像を絶するほど恐ろしいことだと思う。

ストリート
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

中学生の時にQUEENの洗礼受けた身にもなってください。14,5才であの音楽に触れてしまったとしたら、フレディーに、ブライアンに、ジョンに、ロジャーに魅了されてしまったら、どんな毎日になると思いますか>>続きを読む

ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

4.3

「普段何にもやってくれないんだから
洗濯ぐらいちゃんとやってよ」

19才の息子が母親に偉ぶるシーンがある。
このあと息子はハワイの海で事故死してしまう。

このシーンが印象的だったのと
原作が村上春
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.3

日本の伝統的なものに触れるたびに「堅苦しい」「辛気臭い」「古臭い」「つまらない」…今までは正直なところ、こんな印象を持つことが多かった。
しかしこの作品はどうだろう。

・お茶ってこんな飛び切りカッコ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.7

脅かせばいいってもんじゃないかなぁ、ちょっと雑…という印象の作品でした。

「音を立てたら即死」とのことですが、自然界の音はいいみたいなのよね。滝の音、風のそよぐ音、川の水が流れる音‥‥とか。
人間も
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.6

「響 -HIBIKI-」観てきました。

とある文芸編集部の新人賞当てに送られてきた一冊の直筆原稿。
ネットのデータ投稿のみが対象だったため、ゴミ箱行きだったが、編集部員の花井が何気に開封してみると、
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

ゴミ溜めみたいにゴチャゴチャの家、カップラーメンにコロッケ入れたり、お行儀もへったくそもあったもんじゃない。ヨレヨレの服、仕事はもちろんブルーワーカー、すべてがもうグッチャグチャのヨレヨレなのに、どこ>>続きを読む

ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

4.1

不幸なアクシデントで突然英雄のようになってしまったクズのカスな凡人のボーマンが、人々から感謝の言葉をもらうことで、強く再生していく物語。

ジェイクの作品は有無を言わさず必ず見るようにしているけど、今
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シングルマン(2009年製作の映画)

4.1

教授がときめくと画面がぶわぁ~っと薔薇色になるのがステキ。
恋人と暮らしていた時に飼っていた犬と同じ子を見つけて匂いを嗅いで、「バタートーストの匂いだ」と言ったのがたまらなかった。
うちのワンコはカス
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若き人妻の秘密(2011年製作の映画)

3.7

Huluで見つけたので見てみました。
この作品を見る前に、スパイキッズとか見てたので、まず落差に呆然とする。フランス映画の切り口はこうも他と一線を画しているのかと、戸惑いさえ感じる。

が、すぐにこの
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.8

特筆すべきはイライザ演じるサリー・ホーキンスの表情。なんの変哲も無い日常を淡々と送っていたのが、美人さんじゃないのに、恋をしてからどんどんきれいになってく! 甘い雰囲気になって、魅力的になっていく様子>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.1

列車に乗り込んだテロから乗客を救う勇敢な若者の話で、パニックムービー?と一瞬頭をよぎるものの、クリントイーストウッドなのでそんな訳はないだろうと期待大。
テロから乗客を救う内容ではあるけれど、肝心なこ
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.0

面白くありませんでした涙。
スターウォーズ大好きなのに悲しすぎる。
なんだろうなぁ、すべてにおいて中途半端だったのねん…。

年輪を重ねたレイア、ルークに焦点を当てるならもっと寄ってほしかった気もする
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