こんなイカれた表現を観たのは久しぶり。凄まじいバッドトリップ映画。
ママンに会いたいけど周りのすべての事象が自分を邪魔してくる。
強迫神経症、パニック障害、医者ではないからよくわからないが病的なパニク>>続きを読む
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良かった。クロードがベニスに死すの美少年タジオみたいであったり、途中の語り口の執拗さがプルーストみたいであったり、ドストエフスキーが矮小な人々を崇高にみせると先生が言っていたり。いろんな文学的な引用や>>続きを読む
キーファーの作品は巨大な飛行機や鉛でできた本と本棚の作品が好きだったのだが全体像は知らずにいた。
冒頭から多分3D映像なのだろうが朽ちかけた花嫁衣装が森に立っている作品。うん、素晴らしい。注目すべき>>続きを読む
なつかしい。Fallout海版って感じ。大人にも子供にも明快な冒険もので普通に面白い。デニス・ホッパー海賊似合うなw
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なるほどこれはかなり怖い捉え方ができる。自慰より気持ちの良いことみたいな話。彼は本当に憑依されていたのか?最後の方の会話の意味は..。でも憑依が本当なら少しロマンチックなようなしかし疑問が残るような絶>>続きを読む
これビートたけし原作も読んだけど友達2人との落語的会話が小説での醍醐味だった。しかし映画ではあんまり強調されていなく、ちょっとイマイチ。それを抜いてしまうととんでもなくストレートな感動ストーリーで拍子>>続きを読む
なんかエロすぎるせいでよくわからない気分になりながら見る映画。ピンク映画へのレクイエムとかなんとか書いてあったのでまあそういう意味なんでしょうけど。様々なカップルの倦怠ものっていうのは確かに文学的で良>>続きを読む
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秋田の津軽塗の父と娘の話。父と娘がひたすら漆塗りをしているシーンはなんか理由なく良いと思う。おそらくマイキングにはかなり注力しているらしく音声がとても綺麗。刷毛で塗る音、外のお祭りの声、ひたすら椀を磨>>続きを読む
結局観てしまった。午後ロー。なんだかんだ言ってやっぱりブルース・ウィリスは良い俳優。よくあるアクションものでも子供に対する表情がやっばり良い
なんか構図が単純過ぎるところも露悪的なものを感じる。なんかうざ人間の博覧会みたいな感じの映画。人間の嫌なところとまで大げさでもない。随所に視聴者を途中まで乗せておいてジェンダーの問題も指摘しているよう>>続きを読む
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かなり厳しい…リアルはこうなのか…これは移民の現実を訴える映画なんだろう。これ日本で言うタコ部屋だし。二人はどんどん破滅に向かっていく。その過程が観てて辛い。
アキ・カウリスマキとかナイト・オン・ザ・プラネットとかの放浪物の雰囲気で大変好き。寝台列車で同室の男は粗暴な男だったがなんだか憎めない奴。シベリア鉄道的な列車旅、荒涼とした海と二人、行き止まり感、これ>>続きを読む
かなり辛い映画だが、古田新太と松坂桃李の演技が素晴らしい。リアルすぎて更に辛い映画。でも現実ってこんなだよと思わせる。
おばあちゃんの威力がやばい映画。いつでも味方だったなあ、ある時期にいつでも味方がいてくれただけでまあ人生なんとかやれるよな。みたいなことを考えていたがしかし酔っ払っていたのである。そんなの一発アウトで>>続きを読む
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ゴア表現かなり激しく往年のホラーへのアンチテーゼ、あ、やっぱ殺すんだみたいなやつ多し。火炙りとか串刺しとか撲殺とか?そういうところは見どころかなあ…まあそれらをメインにみる映画ですね…えっそこで終わり>>続きを読む
闖入者を一撃で葬り去るおばあちゃんとかトマー村へようこそとかあとは随所にターミネーターネタが仕込まれており最高。
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日本的だと思っていた田舎の嫌な感じは実はスペインでも同じ…。いやこれは世界中どこでも都会、田舎の格差と対立のよくある話なんだなと思った。陰湿な田舎の気風と言うがそれには理由があるし都会からのイメージの>>続きを読む
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すれ違いで終わるところが本作の一番の魅力と思う。最後の曲も原田郁子なところがクラムボン世代にくるものがある。まあそのあと幾度も転居を重ねて歌舞伎町の女王として君臨してほしいですね..
銀河ヒッチハイク・ガイドが好きなひとなら最高ではないだろうか。理不尽なことが多く起こる。でもどこか「どうにかなるさ」の精神で乗り切る。「パニクるな」精神にもつながるだろう。最後もきれいな終わり方をする>>続きを読む
とにかくアンヌ=マリー・ミエヴィルとの時代のインタビューや映像は観どころです!ついに理想のコンビに至ったゴダールの充実ぶり!彼女のゴダールと対等にもしくはそれ以上に議論を闘わせる姿は圧巻だし、以降の創>>続きを読む
演劇のような設定とメタ的な演出を加えて更にカオティックな映画になっていると思う。グランド・ブダペスト・ホテルは好きだったし何よりロイ・アンダーソンの映画が大好きなのだが..出来事も荒唐無稽なのだが、背>>続きを読む
主演の門脇麦の主張はそんなに無いが徐々に最悪になっていく様が良かった。絶妙な間と嫌な感じを演出する演劇仕込の加藤拓也の脚本の素晴らしさ。同著書の『ドードーは落下する』の解説によるとこれらは細部まで計算>>続きを読む
やや演出過剰に感じた。資料が少ないから仕方がない。当時の人々の生活の描写が2/3を占める。この手法はとても良かった。この事件は現代の差別意識へも繋がっているし決して古い出来事ではないのだと知った。演技>>続きを読む
ジュリアン・ムーアが急に老けたり若返ったりするのが印象的だった。突然戻ってきたり、どっかにいってしまったりというのは、わたしの周りにはそういう症状の家族などはいないのだが、リアルだなと感じてしまう。強>>続きを読む
スラッシャー映画。痛さがあまり重視されていなくさらっとした仕上がり。馬鹿っぽいキャラが死ぬのはまあ面白いとは思う。一番の見どころな股ギコギコはまあもう少し表情なんかが写ってほしかったかな。こういう映画>>続きを読む
途中に彼の理解者が一人でもいれば...。出口がない悪夢のような映画。細かい表情の演技が光る。なかなか観るのが辛い映画だと思う。
割とストレートな内容でバンドやってた事がある人なら確実にグッと来ると思う。CM等で見ていたよりも音楽がモダンジャズでフュージョン気味にならずにスタンダードなところが良い。バンドあるあるがかなり詰め込ま>>続きを読む