lbtmplzさんの映画レビュー・感想・評価

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ラストスタンド(2013年製作の映画)

3.8

闖入者を一撃で葬り去るおばあちゃんとかトマー村へようこそとかあとは随所にターミネーターネタが仕込まれており最高。

理想郷(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

日本的だと思っていた田舎の嫌な感じは実はスペインでも同じ…。いやこれは世界中どこでも都会、田舎の格差と対立のよくある話なんだなと思った。陰湿な田舎の気風と言うがそれには理由があるし都会からのイメージの>>続きを読む

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

すれ違いで終わるところが本作の一番の魅力と思う。最後の曲も原田郁子なところがクラムボン世代にくるものがある。まあそのあと幾度も転居を重ねて歌舞伎町の女王として君臨してほしいですね..

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.8

銀河ヒッチハイク・ガイドが好きなひとなら最高ではないだろうか。理不尽なことが多く起こる。でもどこか「どうにかなるさ」の精神で乗り切る。「パニクるな」精神にもつながるだろう。最後もきれいな終わり方をする>>続きを読む

ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)(2022年製作の映画)

4.5

とにかくアンヌ=マリー・ミエヴィルとの時代のインタビューや映像は観どころです!ついに理想のコンビに至ったゴダールの充実ぶり!彼女のゴダールと対等にもしくはそれ以上に議論を闘わせる姿は圧巻だし、以降の創>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

演劇のような設定とメタ的な演出を加えて更にカオティックな映画になっていると思う。グランド・ブダペスト・ホテルは好きだったし何よりロイ・アンダーソンの映画が大好きなのだが..出来事も荒唐無稽なのだが、背>>続きを読む

ほつれる(2023年製作の映画)

4.1

主演の門脇麦の主張はそんなに無いが徐々に最悪になっていく様が良かった。絶妙な間と嫌な感じを演出する演劇仕込の加藤拓也の脚本の素晴らしさ。同著書の『ドードーは落下する』の解説によるとこれらは細部まで計算>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

やや演出過剰に感じた。資料が少ないから仕方がない。当時の人々の生活の描写が2/3を占める。この手法はとても良かった。この事件は現代の差別意識へも繋がっているし決して古い出来事ではないのだと知った。演技>>続きを読む

アリスのままで(2014年製作の映画)

3.9

ジュリアン・ムーアが急に老けたり若返ったりするのが印象的だった。突然戻ってきたり、どっかにいってしまったりというのは、わたしの周りにはそういう症状の家族などはいないのだが、リアルだなと感じてしまう。強>>続きを読む

テリファー(2016年製作の映画)

3.0

スラッシャー映画。痛さがあまり重視されていなくさらっとした仕上がり。馬鹿っぽいキャラが死ぬのはまあ面白いとは思う。一番の見どころな股ギコギコはまあもう少し表情なんかが写ってほしかったかな。こういう映画>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.1

途中に彼の理解者が一人でもいれば...。出口がない悪夢のような映画。細かい表情の演技が光る。なかなか観るのが辛い映画だと思う。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

割とストレートな内容でバンドやってた事がある人なら確実にグッと来ると思う。CM等で見ていたよりも音楽がモダンジャズでフュージョン気味にならずにスタンダードなところが良い。バンドあるあるがかなり詰め込ま>>続きを読む

ファウスト(1994年製作の映画)

4.5

人形劇と主人公の主観が入り乱れる。途中連続で悪魔を召喚したり追い払ったりするシーンは何故だが得体の知れない恐怖を感じる。子供の自分に観れば間違いなくトラウマ映画だろう。

トルソ(2009年製作の映画)

3.2

リアルな30代中盤の姉妹の葛藤的な感じ。トルソへの倒錯的なものがもっとあるかとおもったらまあアッサリした感じ。特に大ごとが起きるわけではなくこれまたアッサリ終わる映画。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

後半完全に自分の経験と重なってしまいキツ過ぎて観れなかった…自分の場合キツいが良い映画だと思う。宮沢りえの演技が凄まじすぎる…

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.8

結構昔に観てはいたのだけどWowowの見逃しリストにあったので。割といい年食っても、この映画から受けるメッセージは「人生、楽しんだ方が良い。ただし気を付けながらな」っていう感じかな。最悪劇場系映画。

3022(2019年製作の映画)

2.6

途中のゲキショボ模型でどうしても吹いてしまう。しかし絶望的な状況の演出はなかなか良かった。

誘う肉体(2021年製作の映画)

2.8

エロ映画。なんで観たんだろう、やっていたから。ずっとやっていてうんざりする。おまけ程度のマルクシズム。最後に失って。あれ、みたことあるな、その時の彼女の顔…最後の表情だけが無駄に刺さり、まあ、それだけ>>続きを読む

劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.5

市原隼人の大袈裟で真面目すぎるリアクションは好きです。ゴウくんもとっても良くって仲良いのが伝わってきてほんわか映画です。この映画の核心は初期の久住昌之の弁当の一人芝居のメソッドを忠実にやってるところか>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

3.5

まあエロいんだろうなと思ってみてたら松坂桃李気合い入りすぎててダイジョブかとなるし周り俳優陣の気合もすごい。最後婆さん抱いて終わるところはなかなかパンキッシュで良い。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.8

映像の感じはやっぱり邦画的エモで好きなんですが、「バク」なんか薄くない?夢とか現実が曖昧になってるところの描写非常に良いが、最後まとまり過ぎているので↓(これは完全な趣味ですが)。

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