コーヘーさんの映画レビュー・感想・評価

コーヘー

コーヘー

ゴジラ(1984年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人間パートはあまり乗れなかったが、ゴジラパートは初代オマージュを感じつつ、火山に落ちていくゴジラは人間のエゴから生み出された生物の死をエモーショナルに演出してとり、良かった

84年版を観てると54年
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

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夢と記憶の旅人

人生という旅は一期一会だと再認識させられた、日本、台湾の風景や2人の撮り方が非常にうまく、ノスタルジックで素敵。

旅には2種類ある。自分を見つめ直す旅と自分を探す旅。今作は前者。し
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バジーノイズ(2023年製作の映画)

3.0

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メッセージ性がぶれぶれな映画だったなという感想でした

個人的に一番印象に残ったシーンは、主人公が制作部屋に監禁され助け出そうと3人揃って決意する場面、信号待ちしながらそれぞれの不満や話せなかったこと
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分の中で全然咀嚼できない爪痕を残してきた作品

フランケンシュタインみたいな設定の主人公が自由を求めて旅した結果、また家に戻るのは、「自由とは自分に選択権があること」だと強く感じた

エマ・ストーン
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

IMAXで鑑賞

ずっーとド派手なアトラクションに乗ってる感覚

敵に魅力がなさすぎたけど、このシリーズ続いてほしいなと思える怪獣プロレスが観れて満足でした。特に重力が変になって浮かぶ岩に飛び移りなが
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.5

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黄金色の夏休み

面白すぎる、2転3転する怒涛のストーリー、役者の狂演技、演出にハラハラドキドキした。

大人サイコVS子供サイコ、狂った物語の行く末にある停止線が愛なのがお見事

メメント(2000年製作の映画)

3.9

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リバイバル上映にて

ある男を殺す結末から逆行して見せていく編集は、主人公と同じように10分しか記憶を維持できないからこそだと感じた

記憶は実に曖昧で自分勝手だ。
だからこそ主人公の狂気、ラストの「
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.3

私の学がなく、ミステリーが多重構造で難しく、追いつけなかった、、
近年のド派手アクションは少なく、しっかり推理した印象

最後の衝撃発言、演出で声出そうになった

エンディングの入り方神

陰陽師0(2024年製作の映画)

3.2

白組のCGは迫力と美しさがあって良かった。けど、あまり最後までストーリーに乗れず、、

前半の陰陽師とは何かを津田健次郎のナレーションで説明し、動く文字で魅せる演出は好き

BUMPの主題歌は神

ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

5.0

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箱入り王女が過ごしたローマでの思い出

1954年公開映画で白黒映画ながら色彩を感じるほどの映像美が当時のローマにはあったのだと感じた。歴史的にも美術的にも価値のある作品では。

冒頭からオードリー・
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

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パニックの中だからこそ、人の本性が出る。 
それは時に誰かを蹴落とし、誰かを愛する。

主人公親子を中心としたキャラクターそれぞれにドラマがあり見応えがあった。

新幹線の荷物置き場をほふく前進するシ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

まず第一感想として、そこらのホラー映画よりも怖かった。
日本人として原爆について教養を受け、原爆ドームに足を運んだ経験があるからとは言いたくない。

アメリカはこれ以上無駄な犠牲が出ないよう降伏させる
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

幻のように過ぎ去った紅色の青春 

コメディ色が強く、クスッと笑えるシーンが多かった
XJapanの紅の歌詞、二人の異質だけど確かにある友情が積み重なっての最後のカラオケよ。そりゃ泣くわ。

綾野剛演
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来る(2018年製作の映画)

3.9

原作小説ぼぎわんが、来るは未読ですが、面白かった
3部構成に分かれており、特に前半人間の陰鬱な部分がこれでもかと映し出されていた。

来るシーン、怖い、そして強い笑

後半の除霊師大集合シーンは超見ご
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.6

日本のメガ崎市という架空の近未来を構成するストップモーションで表現された世界観が魅力的。太鼓のbgm最高すぎ

吹替版で鑑賞したが、人間たちの棒読みはあのキャラクターの見た目でペラペラ喋ってたら違和感
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スーパーマリオのゲームに少しでも触れたことがある人にはたまらないファンサービスシーン、BGMの使い方が随所に散りばめられていて楽しかった

ラストマリオ達が活躍して急に掌返す両親や、クッパがピーチへの
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ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突(2024年製作の映画)

3.1

良くも悪くもテレビ本編の延長線上の作品でした。
子供向け映画にしてはちょっと思想が強いメッセージ性かなと感じマイナス、しかし国会議事堂での戦闘シーンはこれぞ日本のミニチュア特撮!と胸が熱くなりました

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

面白すぎた。てか、構成がお見事すぎて後編が待ち切れない

女子高校生達のほのぼの日に潜むSF要素と2,3転する展開、最初の日常パートが少し長いように感じるが、全て後半の振りになっていました  

日常
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変な家(2024年製作の映画)

3.2

まずは設定の粗が多いなーという印象
雑なジャンプスケアも多い
けど、前半の間取りミステリーはワクワクして楽しかったです

佐藤二朗さんの演技が好き

小さき勇者たち 〜ガメラ〜(2006年製作の映画)

3.0

ジュブナイル×怪獣特撮として楽しめましたが、つっこみどころは多かった印象

自分のことしか考えない大人ではなく、皆のために闘うガメラ(トト)は純粋に助けたいと願い動く子どもたちと共鳴するとこが良かった
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

3.2

ツッコミどころ満載なのが過去作リブートVシネですが、今作は丁寧に当時の続きを描いている感じがして好印象でした  

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ガンダムSEEDのファンほどではないが、怒涛の展開とメッセージ性に胸が熱くなった。
特にキービジュアルの「私の中にあなたはいます。あなたの中に私はいますか?」は愛の反対は無関心を彷彿とさせるセリフで素
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

優しく繊細で木漏れ日のような毎日を役所広司演じる主人公が淡々と過ごす映画

俺には少し鑑賞するのが早かったかなと思う部分があり、主人公の気持ちに上手く乗れなかったが、「今度は今度、今は今」や、ふとした
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シュレック(2001年製作の映画)

3.8

ギャグとCGの古臭さはあるが、メッセージ性が素晴らしい。
ディズニーの美女と野獣の野獣イケメン王子問題からくる、人は見た目で判断してはならない。を正面から上回ってきた。

子供と楽しめる傑作

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

映画館でもののけ姫を観るという最高の映画体験ができました。

人間のエゴ、自然の怒り、対立する両者が持つ正義にアシタカが真っ直ぐ馬鹿になって立ち向かっていく姿がかっこいい。

生きろ、このキャッチコピ
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

太平洋戦争時代にタイムスリップした女子高生が特攻兵と出会う今作、まず特攻を美化していない点が良かった。

個人的には百合が母にご飯を作ってあげているシーンが一番感動しました。

あきらからの手紙を教師
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

ミーガンちゃんのAI(愛)が暴走してって話しはありきたりだけど、育児放棄やトラウマからの脱却とメッセージ性とSFが混じって最高でした。

劇場版 空の境界/未来福音 extra chorus(2013年製作の映画)

3.1

優しいスピンオフ 

式と黒桐のほっこりイチャイチャずっと見ていたい

劇場版 空の境界/未来福音(2013年製作の映画)

4.0

未来が見える2人を中心に、現在を見つめ直す物語 

ラストの式があぁ(泣)
胸が締め付けられました

劇場版 空の境界/終章 空の境界(2010年製作の映画)

3.2

ずっと会話劇、しかし見る文学作品ってかんじで見応えありました

原作小説で読んだほうがいいかも

劇場版 空の境界/第七章 殺人考察(後)(2009年製作の映画)

3.8

式と黒桐の関係性が愛おしすぎて自然と涙が出てくる作品    
作人考察ってタイトルも秀逸

敵キャラきもすぎ笑

GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.9

当時スクリーンで興奮した感覚を思い出しまた。
3DCGの技術力と美しさよ、素晴らしすぎる

ストーリーもGANTZをあまり知らない人でも楽しめるように工夫されていて、原作を上手く大阪編として再構築して
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.3

何も考えず楽しめるファミリー映画で楽しかった。

アーニャがやらかすと、ちゃんと叱ってあげるロイドとヨルが家族って感じで好き

市子(2023年製作の映画)

3.7

咀嚼が難しいけど、人並みに幸せになりたかった市子の絶望と、希望とは言い難い切望を持ち合わせたキャラクターが魅力的でした。

劇場版 空の境界/第四章 伽藍の洞(2008年製作の映画)

3.5

直死の魔眼の開眼シーンはやっぱかっけぇって音楽も相まって震えました。

式Episode01ってかんじのストーリーでした

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