もとこさんの映画レビュー・感想・評価

もとこ

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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

1990年代初頭のパリ。HIVエイズに関わる活動団体ACT UPパリの活動とそのメンバー達の生きるために戦う姿勢を描いた映画。

やや過激とも思えるACT UPパリの活動。表面的に見たら、彼らの活動に
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに、見終わった後に誰かと語りたくなった映画でした。

ひと夏の恋は、ひと夏で終わった儚い恋の事だと思っていたけど、ひと夏かけて恋した、確かに存在した永遠に忘れられない恋って意味もあるんだなと初
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

2.5

長い。長いよ。151分。

仕事も出来てスタイル良しイケメン。部下と悪ふざけに興じたりしてなかなかお茶目で魅力的な男。って印象がストーリーが進むにつれドンドン低下していく。

余興のモンキーマンが暴走
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

5.0

わラップとかよく分からないけど、終盤のバトルのラップで思わず号泣。

病気を抱える祖母、酒浸りで男にだらしない母親、底辺の仕事で生活はカツカツ。学生時代のあだ名は「ダンボ」。デブでブサイク。そんな生活
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

3.0

アメリカ黒人文学代表するジェームズボールドウィンから見たアメリカの黒人差別の闇を描いた映画。ボールドウィン、そして60年代公民権運動の中心的人物、メドガー、マルコムX、キング牧師のインタビュー映像やニ>>続きを読む

ハイネケン誘拐の代償(2014年製作の映画)

3.0

それなりに面白かったかな。

ハイネケン、個人的に好きなビールなので(笑)見に行った映画。
日本では缶の見た目がお洒落だからって理由で好きな人(私)もいるのかなって気もするお洒落なイメージのビールだけ
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

まぁまぁ面白かった。

たまたま乗った列車にテロリストが居て、そのテロリストを捕まえテロを未然に防いだアメリカ人青年3人組の話。
本人達が本人役で出演し、ドキュメンタリータッチと言うか、リアリティ番組
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.0

シェークスピアを意識した題名からしてそうなんだけど、意外?と文学的な純愛映画。

純愛+不治の病なんて私が一番苦手なパターンなんだけど、これまた意外と心に来た。
何が来たかと言うと、ヘイゼルとガスの純
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グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

2.0

感動ものなんだろうけど、あんまり感動しなかったかなぁ。
焦点が縛られてないというか、なんか欲張りすぎ?
と言っても決してつまらなかったと言うわけでもないんだけど。

劇場内ではすすり泣きも聞こえたので
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

1.5

評判は良いですが、イマイチ受け入れられない映画だった。

個人的にサンドラ自体に共感できなかったと言うのが大きい。

多分、私は弱い人間に優しくない人間だから。
なんか弱音ばかり吐く人間に共感も同情も
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

アメリカ史上最強のスナイパー、クリス・カイルの自叙伝を映画化。
彼は伝説のスナイパーだが、父であり夫であり息子であり、一アメリカ人であり、そして、私たちと同じ人間だった。

映画が公開されて、本国アメ
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君が生きた証(2014年製作の映画)

4.5

ある日、突然、愛する者を失ったら、愛する子どもを失ったら親としてどう生きていけるだろうか?

大作ではないけど、心の琴線に触れる映画だった。

ネタバレありレビューはこちら↓
http://eiga.
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イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

2.5

大人のためのダークな童話。

ディズニー映画のお伽噺とキラキラ感を期待して見ると違うかも。
あくまでも大人向けなので、ディズニー映画だからと言ってお子様向きではない。

つまらなくはないけど、あくまで
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アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生(2014年製作の映画)

5.0

ファッションは極めればアートになる。
彼女たちのファッションはアートだ。
そして、彼女たちの人生そのものだ。

彼女たちのファッションはとにかく、素敵。
そして、素敵なのは彼女たちそのものだと気づかさ
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

4.0

前田あっちゃん主演の恋愛映画をオーバー40のおばちゃんが見に行くってどうなの?痛い?って思ったんだけど、これ単純に面白かった。

これは80年代なんだよね。
30過ぎても"女子"でいれる21世紀と違っ
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白河夜船(2015年製作の映画)

1.5

「...だわ。」「...なのよ。」みたいな小説のセリフがそのまま映画でも使われている。

「この恋を本物の恋だと言ってくれる人がいたら、その人に今すぐひざまつきたい」みたいな小説の文をそのまま読んだよ
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

1.0

時は70年代。
今では珍しい男臭いワイルドな風貌のヒッピーな探偵が主人公。
サイケでグルーヴィーな世界観。

で、グルーヴィーで何ですか?

レビュー詳しくはこちら↓
http://eiga.lulu
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ナイト ミュージアム エジプト王の秘密(2014年製作の映画)

3.0

夢のあるミュージアム冒険ファンタジーの第3弾。
新しい驚きとかは特になかったけど、このシリーズが好きなら大満足の仕上がり。
子どもと一緒に楽しめるのも嬉しい。

あのワクワク感をもう一度。
ロビン・ウ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.5

まるで、ワンカットで撮影されたかのように見える編集技術は圧巻。
しかし、息つくとこも、瞬きすることさえ憚れるような長回しの映像で、見終わった時には目は疲れ、激しい頭痛に襲われた。

常識を覆す衝撃。
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

アカデミー賞助演男優賞を受賞した鬼教師フレッチャー演じるJKシモンズの狂気じみた演技に期待で胸を弾ませながら見に行った。

いやー想像以上の切れっぷりだった。
薄気味悪い笑い、嫌味な態度、そして、胸糞
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陽だまりハウスでマラソンを(2013年製作の映画)

3.0

"陽だまりハウス"なんて邦題と黄色を基調としたほのぼのしたチラシに惑わされた。
のんびり余生を過ごす平和な老人ホームで、人生の目標に目覚めた老人がフルマラソンに挑戦!みたいなほのぼの系を期待して見に行
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ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)

3.0

名画のような趣を堪能。

キルステン・ダンストの60年代風のファッションもクラシックでエレガント。
キルステンの古典的な美しさも際立っていた。
この人、自分が美しいなと思うようなタイプではないんだけど
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

人は人を愛することは何よりも尊いことだと教わる。
しかし、愛だけではどうにもならないのも現実だ。
愛だけではどうにもならない。
愛が問題ではないから。

愛か希望か、どちらか一つしか選べないならどちら
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JIMI:栄光への軌跡(2013年製作の映画)

1.0

これうっかり間違いちゃう人(私も含め)が多そうだけど、ジミ・ヘンドリックスの半生じゃなくて、あくまでもデビューするまでの2年間の物語でした。

私のようにジミ・ヘンドリックスの名前くらいは知ってるけど
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間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

2.0

イザベル・ユペールの可愛らしさは奇跡。
素敵なシーンはいっぱいあった。

けど、多分、フランス人と私は超えてはいけない一線が違う。
そこ超えちゃったら、そう簡単には引き返せないよね。。。

詳しくはブ
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ラスト5イヤーズ(2014年製作の映画)

2.5

トニー賞にノミネートされた経験のある実力派で尚且つ容姿端麗な2人が主演するミュージカル映画。
男性側は出会いから別れまでをたどり、女性は別れから出会いへと逆行していく。

で、結果どんな風だったかと言
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龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.0

ジジイ最高。
そんなジジイへの愛が溢れる北野武流ジジイへのラブレターだ。

実にくだらないけど、くだらないって悪いことでもない。

http://eiga.luluc.biz/2015/05/ryuz
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.5

何かを成し遂げることはとても大変だ。
それが自分の為だとしても。
他人の為なら尚のこと。

情けは人の為ならず。
それは誰の為でもなく、自分自身の為なのだと。

田舎臭いおばちゃん達が純粋で可愛かった
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.0

少女の頃に夢見たシンデレラの世界にどっぷりはまってみる至福の時。
少女が見ても楽しめるが、かつて少女だった女性にも楽しめるお伽噺の世界。

新しい驚きはないが、王道には王道の良さがある。

http:
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サンシャイン 歌声が響く街(2013年製作の映画)

1.0

個人的には残念ながら私の好みの映画ではなかったかなぁ。
ストーリーも歌と踊りもなんかパッとせず、こう心に響くものがなかったというか。

印象としては、全体的になんか古臭くて、垢ぬけない。

ラストはフ
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ママはレスリング・クイーン(2013年製作の映画)

5.0

平たく言っちゃうと爽快なスポ根もの。
テンポ良く裏切りあり、自信喪失あり、恋愛ありとまぁストーリー自体はありきたりな感じは否めない。
けど、なんか愛しさを感じる映画なんだよね。

それぞれのキャラクタ
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カムバック!(2014年製作の映画)

3.0

「Shall we ダンス?」のサルサ版と称されていたけど、まさしくそんな感じ。

揺れる肉、ほとばしる情熱、熱き想い。
踊れ!おデブちゃん!
全身全霊で踊れ!
サルサは心で踊るのさ。

レビュー詳細
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