あささんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

あさ

あさ

映画(303)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.0

服を脱ぎ捨てた時、特権階級の人間も被差別階級の人間も、わたしたちは識別できない。
ほんとうは同じ人間だから。

大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.0

役人は頭が堅いからソースをダメだと言うのではなく、これはガラスの天井のシーン

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.0

陽気な彼らが獲物を物色している姿が倫理観の薄れた男が女を漁る様子と被る

死んでしまった女に『彼女も楽しめたはずだ』よく加害者から聞くセリフ

人はみな悪魔

ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)

5.0

報われなかった過去を痛快にやり返せるのも創作の良いところ

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.0

ストックホルム症候群


暴力の対象になる充足感は、分かりやすくて癖になる

ワルキューレ(2008年製作の映画)

5.0

それでもソドムが滅ぼされたように、彼らも死んでまた塩の柱となった

ニーチェの馬(2011年製作の映画)

5.0

ただ命を食い繋ぐだけの日々に教会の教えも哲学も傲慢な贅沢でしかない

ニーチェも所詮あたたかな部屋で育った人だった

HUMAN LOST 人間失格(2019年製作の映画)

3.0

そもそも冲方丁のつくる設定を2時間やそこらで活かし切ろうという方が無謀

2クールぐらいでやって欲しかった

葉蔵と打ち解ける心理をもっと深めてくれないと結局ただのボーイミーツガールになってしまう…

マリー・アントワネットに別れをつげて(2012年製作の映画)

5.0

黄金の部屋でポリニャック夫人を送り出して泣き崩れるシーン。
王妃の後ろ、当時流行ったシノワズリの有田焼に芍薬が生けてある。

芍薬は子孫繁栄の象徴だが彼女の子は第一子の女子以外は夭逝している
白の芍薬
>>続きを読む