前半に面白そうな伏線を沢山貼って、回収は観客が雰囲気でなんとなく予測するしかないやつ。
私のように、その謎が解けるところが映画の面白さと感じる人には合いません。なんとなく予測して楽しめる人にはいいかも>>続きを読む
マジックである/トリックがある事が映画として重要だと思うんだけど、超常現象的な演出が多すぎない?
イリュージョニストと現実の警察とのバトルが肝の中で、それは無理だろ…って事をイリュージョンの人達だから>>続きを読む
誰もが経験しているあの部屋の、表面的ではなく地層のような断面をただただ見せるだけで、生きるということを考える視点をくれる映画。
あんなに悩んでいたり、楽しかったり、世界の全てだったあの空間は、たかが沢>>続きを読む
「何千年も前の難破船から引き上げられたっていう設定のフェイク彫刻いっぱい作って、見た人が騙されるような展示をしよう」っていうアイデアに対して、「くっだらねー安い発想!ちゃんとアートやれよ!」って言いそ>>続きを読む
リアリティとエンターテイメントの間を絶妙にうまく縫って描いていた。全体のテンポや役者の演技力に監督の技量が見えるのだが、それが見えすぎて邪魔にならないのもすごい。
ロバートダウニーJrってどの映画でも>>続きを読む
長い長い2時間でした。”気まずさとか居心地の悪さ、そういう空気感を、作ってます”と監督にくどくど満足げに説明されてるような、非常に安っぽく人工的な描写が続きます。それならそれでいっそ音楽などいれて”映>>続きを読む
007シリーズには歴代の映画に必ず出ているいくつかの定番がある。マティーニのレシピや、銃口を覗いているようなデザインの枠からボンドが打つオープニングなど。今回の映画ではそれらのうちの大きな2つ、ボンド>>続きを読む
役者陣の高い演技力とセンスの良い演出により、とてもリアルな、学生時代独特の嫌悪感や緊張感を作りだしている。そこに思春期特有の、没頭し周りが見えなくなるイマジネーションの世界を混ぜ、誰もが持つ共通感覚が>>続きを読む
僕が知る邦画では最も見事な作品。仲良く喋る職場のシーンの出演者達は事前に何度も飲みに行かせ、本物の同僚を作り出してから撮影するなど、リアリティにこだわりのある監督。そのこだわりを持って描くのは日航機墜>>続きを読む
自伝映画の在り方という話にもなってしまうが、すごい似てるね、という感想以外が出てこない作品。今回特にそれを感じた理由として、ラストシーンのLive AIDの映像がYouTubeで簡単に見れてしまうとい>>続きを読む
王道を丁寧に作って胸張って見せる、ディズニーのブレない精神と外さないセンスが好きです。それに引き換え吹き替え版にMISIAを使う日本の薄っぺらさ。彼女はなにも悪くないんだけど、MISIAの歌はMISI>>続きを読む
見終わって、数日経ってもあまり思い返す事の無い映画。なんでかなぁと考えるにたぶん、人物の心情描写や感情の揺れなどが無く、淡々と復讐劇をタイムラインに沿って明かしていくだけの内容だったからかもしれない。>>続きを読む
CMを観て、こういう感じの映画だろうなという期待を全く裏切らず、嘘無くストレートに満足させてくれる良作。お金を払う価値があります。しかし字幕版で観てください、上戸彩の表面的な喋りのせいでうさぎの人情味>>続きを読む
個人的に非常に惜しい作品だった。役者の魅力、深く印象に残るシーンの作り方など映画として大切な要素を沢山もっている。しかし最大の肝である”師匠に認められる”という描写があまりにも勢い任せなのだ。厳しい師>>続きを読む
ただただ人気女優集めて女版作ってみました、という作品。多くを語らず半開きの目で全てをスマートにこなす人達の全部うまくいく映画だった。2時間耳元でクールでしょ?と聞かれ続けたような疲労感。集団泥棒映画は>>続きを読む
基本的に、大した話では無い。天才的な頭脳を持つが、恵まれない環境のせいで問題を起こしてしまう孤児院出身の青年が、本当に大切なものとはなにかを見つける話。画期的な構成も、鳥肌の立つどんでん返しも無い。し>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ポスターのコピーですら邪魔だというレビューにより、一切情報をいれずに観れたのはラッキーであった。見終わってトレーラーやポスターをきちんと見たが、言われていた通り邪魔な構成や文言が多々あった。しかし商業>>続きを読む