MakotoAibaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

MakotoAiba

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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

まずは、役所広司さんの圧巻の演技、西川監督のすばらしき脚本に圧倒されました。もちろん、出演した他の役者さんの演技もこの作品にマッチしていて、126分があっという間でした。
自分は当たり前に給料をもらっ
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CUBE(1997年製作の映画)

3.4

キューブは人生なのか?
凄い発想です。驚きです。リメイクはいかがなものかと思います。

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.8

ずっと、緊迫感がある。脚本、俳優陣の演技、カット割、音楽がこの緊迫感を生み出している。リアルな描写が見事だ。
しかし、南アフリカの状況、登場人物の生き様、刑務所の外の状況をもっと盛り込みば、ラストシー
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.3

何故か、母を思い出した。母と話をしたくなった。母は健在だが、普段は恥ずかしくて、本当の気持ちを伝えられていない。
この作品はヤクザを通して、家族を表現している。不器用な生き方、不器用な表現しかできない
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.2

主人公と自分の状況が重なり、ひとつひとつの会話が心に響きました。親が生きているうちに「許すこと」を自分なりに試してみようと思いました。
見事な脚本です。演じた俳優陣にも痺れましたました。
こんな素敵な
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.1

設定や展開はおもしろい。でも、何かもの足りなかった。もう少し考えます。

透明人間(2019年製作の映画)

3.5

第一部ホラー、第二部サスペンスという感じで、家族で楽しめました。主人公の変化?成長?がすごすぎます。それを演じきったエリザベス・モスが素晴らしかったです。
透明人間が現代的で、納得できました。登場人物
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.1

何という美しさ、繊細さ。感情の変化、切ない気持ちがひしひしと伝わってくる。また、ひとつひとつのカット、構図すべてが絵画的で見入ってしまう。衣装、館の各部屋、海岸と映されているものは限定的なのに、その都>>続きを読む

Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.5

刹那すぎる。こんなに生きにくいのでしょうか。
鑑賞してからレビューを書くのに丸1日かかりました。何を書けばよいのかわかりませんでした。映像の美しさ、俳優陣の表現力、音楽、構成は見事です。間違いありませ
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.6

知らないことを教えてくれる映画は本当にありがたい。勉強になる。1冊の本を読んだ感じ。
監督の熱い想い、丁寧な取材、わかりやすい脚本、統一感のある演出、そして作品観を崩さず演じた役者。主人公の少年の狂気
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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.5

美しい景色、愛くるしい雁の群れ、本当にきれいな作品でした。日本に限らず、自然環境を守らなければいけないと思いました。
ただ、ストーリーがてんこ盛り?展開が早過ぎて?登場人物に今ひとつ感情移入が出来ませ
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.5

アナは、誰の味方なのか。最後までハラハラドキドキでした。さすが、ベッソン監督です。
伏線が回収されていくのが、慣れてくると非常に気持ちがいい。アナのアクションの中で時々出てくる格闘技系やプロレス系の技
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.8

エンターテイメント映画として楽しめた。しかし、もうひとつ感情移入が出来なかったのは何故だろう。
題材は良いのだが、人物の描き方が足りないのか、主人公が行動を起こす背景が見えにくいのか。

幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.5

ストーリーも俳優陣の演技も素晴らしかった。日本も韓国も同じような課題を抱えている。それが、苦しかった。本当はもっと支援を待っている子どもたちがいるだろう。今の制度や職員数では対応しきれいのが現状だろう>>続きを読む

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.8

映画館で鑑賞できてよかったです。貧困という病い。これは世界で何とかしないと。
私たちは、こうして普通に映画を観て、スマホをいじって、クリスマスや誕生日には何を買おうかなんて考えている。
先日、ネット環
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オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

3.8

こんなことが本当にあるのだろうか?日本は、私は平和ボケしています。
そうは言っても私たちの知らない所で日本と世界の平和を守っている人たちがいることを願っています。
全編にわたり、キーラ・ナイトレイの演
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.6

苦しくなる作品でした。でも、今の世の中に必要な作品だと思います。
誰にでも起こりうる問題。心の問題は過去の経験、周囲の人々の言動、今の状況、何かが原因かはわからない。人それぞれだから。「大丈夫」この言
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.8

上品で美しい映画でした。原作と比べることは無意味で、映画「朝が来る」として、鑑賞すべきです。
俳優陣の素晴らしさはもちろん、脚本、映像、音楽どれも見事で、改めて映画っていいなと思いました。映画の可能性
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マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

4.4

ユ・ヘジンさんにやられました。もちろん、作品としても最高です。ドラマチックな展開と親しみのあるキャラクター設定、見事でした。
この時代の日韓関係は、教科書では、さらっと扱われています。じっくり調べない
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

作品の舞台となる時代を見事に表現し、細かい部分までこだわり抜いた作品であることは間違いありません。
ただ、作品のもととなる事件のことを知らずに鑑賞したので、突然どうしたの?という唐突感を感じてしまいま
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.8

家族写真を見たくなりました。親戚や大切な人たちに会いたくなりました。
中野監督作品は、自分の感情を揺さぶるのです。泣きたい時に泣けるのです。
ニノはいいですね。うまい!「硫黄島からの手紙」を見てから、
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

すべてがスケールアップして面白かったです。哀愁が漂うジョン・ウィックを応援してしまいます。組織はどこまで巨大なのでしょうか?謎はいろいろありますが、とにかく頑張ってほしい。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

前回よりもアクションの幅が広がり、見応えがありました。ジョンの強さ、凄さ、コンチネンタルの偉大さを見事に表現していて、世界観に引き込まれます。プロの殺し屋の銃でもジョンには当たらないとか、NYで派手に>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.1

初めての感覚でしたが、おもしろかった!自分がパソコンを操作して、探している感覚でした。だから、引き込まれてしまいました。また、脚本も素晴らしい。家族で推理しながら、最後まで楽しめました。次の作品を期待>>続きを読む

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.0

今、与えられている仕事に誠実に向き合っていこうという勇気をもらった。小川議員と立場は違うが、迷いながら、勤めている自分の背中を押してもらった。
やらなくてはいけないことをやる、それに向けて勉強します。

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

4.0

こういうストーリー好きです。最初から引き込まれました。答えはわかりませんが、社会における正義について考えさせられました。

ハスラー2(1986年製作の映画)

3.5

ひとつひとつのシーンは、かっこいい。でも、エディの行動が今ひとつ理解できず、感情移入ができなかった。自分の人生経験不足なのか?

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.8

本当の優しさとは何か?
ほっこりしますが、考えてしまいます。ヴィンセントの優しさはわかりますが、生き方としては正しいのか?自分らしく生きていけばいいのか。

コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.5

素晴らしかった。
法定ものの映画が苦手な私でも、原作を読んでいなくてもしっかり理解できて、楽しめました。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

都会ではないアメリカの風景とザックのあたたかいフレーズがとても心地よい作品でした。
カメラワークがきれいで、一緒に旅をしている気分でした。
タイラーを追っかけている2人以外は、みんないい人でした。

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.6

豪華でした。そして、魅力的な女優陣見事でした。
予備知識なく鑑賞したので、前半は登場人物が整理しきれなくて苦労しました。
だだ、後半からは緊迫感のある場面が続き見応えがありました。

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.0

ありがとうイップ・マン。
本当に今まで楽しませてもらいました。今回は、アクション満載でとにかくカッコいいです。もちろん、根底に流れる家族愛、友情のストーリーも安定です。
寂しいけど、これで良かったと思
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.5

ハマりました。政治思想、戦争、友情、裏切り、葛藤、兄弟愛、根性、喜び、悲哀、てんこ盛りでした。細かいことはよしとして、「クソ イデオロギー」への想いと「タップダンス」の素晴らしさが伝わりました。映画館>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

よくできたお話でした。伏線がそこかしこに散りばめられ、最後に繋がります。悪魔崇拝の文化の勉強になります。監督の生い立ちが気になります。役者陣も素晴らしい!

EXIT(2019年製作の映画)

3.2

設定は面白いと思います。ただ、ドタバタの演出はちょっと、苦手かも。緊迫感をもっと味わいたかった。