むりすんなさんの映画レビュー・感想・評価

むりすんな

むりすんな

映画(302)
ドラマ(0)
アニメ(0)

鬼平犯科帳 血闘(2024年製作の映画)

3.4

ドッシリとした役者たちの芝居にどんどん引き込まれあっという間にエンディング。
最後にジプシーキングスのインスピレーションが流れなかったのでちょっと残念。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

登場人物たちの時間と音と色がまるで何かの方程式のようで。オッペンハイマーたちが追いかけた物理学のように物語は少しずつ紐解かれてゆく。

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.5

むずかしいことは何ひとつない怪獣エンターテイメント。GODZILLAとKongが全力疾走!
ハリウッド映画のいろんなニアンスが沢山詰め込まれていて頭にたくさんの映画がおもい浮かぶ楽しい作品。

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

とにかく冴羽獠をはじめキャスティングが素晴らしい!シティーハンターの世界観を見事に実写として魅せてくれる。
ぜひスクリーンで暴れてほしい作品。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

冒頭の夫が聞いていた曲や無罪確定後のテレビ中継の音など劇中なのか劇版なのか微妙な音使いがされたシーンが面白く堪能できた。
法廷のシーンでは客観的な視点のカットがうまくはさまれて自分もそこにいるようで緊
>>続きを読む

変な家(2024年製作の映画)

3.0

ひと昔前のミステリドラマをみているよう。
映画館でしか体験出来ないが「音」でのアクションが過剰にあり人によってはしんどいかも。

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.7

腹立たしいけど嫌いじゃない。
何を言ってもネタバレになりそうで…
生き生きとした13歳の3人と岡田将生は見応えあり!

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.7

のっけから日本のアニメを観ているような感覚で主人公とその仲間たちがとにかくキュートでかわいい!
ストーリーもハリウッドが得意とする家族、友情、思春期での葛藤や挫折を楽しく可笑しくそして可愛く。きっちり
>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

3.7

死と向かい合わせの絶望的な状況でなにを信じ、どう生きるのか。
スクリーンに映し出される圧倒的なリアル感にただただ死への恐怖が襲ってくる。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.7

自分の居場所がある幸せ。感情のままにおもいっきり泣いたり笑ったりできる幸せ。そんな自分の幸せを願ってくれる人がいることで人はこんなにも強く、そして優しくなれる。

カラーパープル(2023年製作の映画)

3.6

ミュージカルシーンは必見!
出てくるみなさん凄い!!

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.8

戦場で出会った2人の主人公の心情を見事なカメラワークと編集で上手く繋いでみせてくれる極上の社会派ドラマ。ぜひ映画館で!

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.5

ほどよい緊張感と意識的に聴かせてくれるが誇張しすぎない音と音楽が心地よかった!
けっして暗く重たいサスペンスではなく緩急のついた上質なエンターテイメント!

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.5

やさしい…。とにかく優しい時間。
ほんの少しの勇気と優しさが世界を変えていく。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

ファンタジーな現代の童話。
音楽よかった!
余計な編成や厚みがなく選ばれた数少ない音が感情を見事に表現していてグロいシーンや過激な描写も優しく観れた。
所詮他人からみれば人の人生なんて哀れなるものたち
>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.4

時代を感じるが決して古く感じない。
今そこでLIVEがおこなわれている感覚。
すごい熱量の映像と音で圧倒された。
とにかくかっこいい!

罪と悪(2024年製作の映画)

3.3

大切なものを守るために自分を犠牲にできる者。
自分を守るために大切なものを犠牲にする者。
それを眺めてなにもしない者。
なにが誰に罪で悪なのか…。
どんどんドラマに引き込まれていくのだが…,

違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

3.5

小気味よくずれた会話と一歩間違えると嫌な奴になりかねない登場人物たちがとても微笑ましい。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

原作の世界観のままで見事にスクリーン上に登場!アシリパなんてそのまんまアシリパ!!

VESPER/ヴェスパー(2022年製作の映画)

3.2

最後に主人公が見た景色、どちらが人間らしい生活をおくれているのか。映画の序盤はダークなナウシカ!?のように感じた。

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.3

日常が破壊され追い込まれた際に人は何を守るのか、どう生きるのか。かなりぶっ飛んだ設定ではあるが最後まで楽しめた!

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.1

サン・セバスチャンでの終活コメディ-。
ヨーロッパクラッシック映画のオマージュと「ビスケ−湾の真珠」と称される素敵な街並みをご覧あれ。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.3

ところどころでやさしいかけあいがクスッとさせて最後にほろっとさせる。
この映画を包んでいる成田狂児のゆっくりと抑揚の少ない関西弁がけっこういい!

彼方の閃光(2022年製作の映画)

3.2

モノクロの映像が重たいシーンもキツくなく、やさしく感じた。最後にハッキリとセリフにすることで作り手の強いおもいをしっかりと受け止めた。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.5

やさしいタッチの色使いに愛らしい子供たちの顔。激動の世の中で真っ直ぐに強く成長していく子供たちがまぶしい。

市子(2023年製作の映画)

4.1

久しぶりに打ちのめされた…
主人公の強さと透明感に圧倒され、大切な人を守れる強さを持ちたいと思わされた。

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.0

最初から最後まで苦しくて苦しくて…
これだと信じた世界の中で抗い、自分に正直に生きる難しさと苦しさがひしひしとスクリーンから伝わってくる。皮肉なことだらけのこの世の中でいきろ、腐らず生きろ!と勇気づけ
>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.7

どうにもならない現実の中でみつけた小さな幸せがとてつもなく愛おしい。かわいたセリフと飾らないシンプルな構図の中で踊らないミュージカルをみているようで心地よかった。犬の名前はそういうことなのかな。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

こんなにやさしい映画なのに泣けてくるのはなんだろう。生きるってこんなに簡単で素晴らしいのになんでこんなに苦しいのか。
日常の環境音と映像が見事!

>|