ワキマドカさんの映画レビュー・感想・評価

ワキマドカ

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未来を花束にして(2015年製作の映画)

4.4

つい数十年前に生きた人たちが命を懸けて現場に疑問を投げかけ戦い勝ち取った選挙権、親権に平等という権利。無駄にしてたまるか!
言葉より行動を。

もし女の子が生まれたらどんな人生に、とサニーに投げかけ、
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

人智を超えた知識を手にした人間が、超えてからその恐ろしさに気付き葛藤する。人間の不完全さを見ると、すごく哀れな生き物だと認識する。でもアメリカ人ってどうもなんでこんなに愛国心があるのかを勉強したい。ア>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.0

リアルな事件だけに、ものすごく緊張感があり、どのシーンも無駄がない140分近くが一瞬だった。人種差別の面だけがクローズアップされるだけでなく、冤罪率、死刑という極刑の正当性、いろんな視点から疑問が投げ>>続きを読む

ラストベガス(2013年製作の映画)

3.5

サムの浮気騒動のときに、いやこれはきっと最高な出来事だけど、妻に話せない最高の出来事は最高じゃなくなっちゃうんだ!だから君とは寝れない!としょげながら話すシーンに胸を打ったのはきっと私だけではないはず>>続きを読む

バウンティー・ファイター(2010年製作の映画)

3.6

IQを25くらいでみれる最高のコメディとハッピー映画!ウォルターというとどうしてもブレイキングバッドに引っ張られるという意味では対極にある。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

5.0

ちょっとばかり悪夢のような出来事が起こり続けヤケクソになった夜に見ても、最後にはゆっくり安らかな気持ちで眠りにつける、ハートがぎゅっと掴まれる映画。
いいテンポで、うまそうに食べるシーン、鮮やかな料理
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.5

音楽の持つライトなエネルギーに泣かされる。魂、人の生き様をすべて晒す音楽と音楽家たちとそれを愛する人々と、すべてが美しくて、エネルギーに溢れている。ニーナシモンにスライ、狂ったようにピアノを弾き狂うス>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.7

家族という面倒で、鬱陶しくて、身勝手さもあって、でもかけがえのないとっても恋しくなる存在がとても自然に描かれてるのがハンディキャップやそんなことを差し引いてとても素晴らしかった。そして流れる歌の美しい>>続きを読む

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.0

とっても迫力があるし、見応えあった!でも原作熱烈ファンの面倒な戯言ですが、この漫画の良さって別に派手な殴り合いとかじゃなくて、頭使って立ち向かっても立ち向かっても未来が変わらん、という絶望に平伏し、色>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

大感動ものだった。
黒人でも白人でも男でも何でもない俺はなんなんだ!のもどかしさが印象的だった。意地悪で、複雑で、でも幸せもきっと溢れていて、そんな世の中を少しずつ周りの人間と助け合って渡り歩いていく
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アラジン(2019年製作の映画)

4.0

ウィルスミスがジーニーになって最高の働きをしている。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.1

ポスターからはかけ離れたおぞましい、といった違和感は序盤からひしひしと感じた。主人公と彼氏の関係には、孤独、孤立、依存と誰しもが共感できてしまう負の感情が刻々と描かれてる。異質な文化も、そもそも生に対>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.4

映画のカットや構成、作り手の視点にたてばきっとゴダールの良さがわかるんじゃないか…と信じながら鑑賞。しかしながらも、今の私では、ジーンセバーグの美貌、ファッションへの憧れ、こ生意気な会話の切り返しを楽>>続きを読む

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.9

ダコタジョンソンのボブ姿がまずクリティカルヒット◎愉快痛快!ラブコメディな部分はもちろん、人間みな1人、気を紛らわしてくれる友達、味方でいてくれる家族、愛する恋人、、その全てを抜きしても充実した自分を>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.4

ズレの不協和音が見事にマッチする。人から必要とされる時、ある種の倫理観ぶっ飛んでしまい、負のループに落ち着くかと思いきや意外とハッピーエンドで後腐れなくみれました。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.8

ダイアンキートンの素晴らしきイデタチを拝むためだけと思いきや、コミカルな喧嘩と切ない別れにハマる。

ダブルフェイス 偽装警察編(2012年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2作品見て完結する。
西島秀俊目線だと、どこまでも、どこまで微かな希望の光が刺し続けるのに、悉く打ち破られ、絶望感に追いやられる。後編を見てると、西島秀俊の希望を奪う張本人の香川照之にも情がうつって見
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