全てが好き。開き直ったかのようなラストも含めて。誰にも肩入れしていない感じと言おうか、それぞれに勝手な登場人物全員に温かい目を向けていると言おうか。
寅さんの馬鹿さ加減(可愛さ)は素晴らしい。栗原小巻とのエピソードには見るべきところがほとんどない。
原作はスコアをつけるなら5.0級の大傑作。その映画化に挑んでこれだけの達成度であることに0.3ポイントおまけしてこのスコア。
ヘプタポッドが用意した人類とのインターフェイスに関しては、割とおざなりな原>>続きを読む
ベタだけど笑ってしまうのは、山田洋次の演出の力と渥美清の芸の力。
バカだね〜。
原作の(アイディアの)力が強すぎて、映画単体としての評価が難しい。三作の中では最も力強い作品になったと思うが、それは原作のメッセージの力強さによる部分が大きい。
伊藤計劃の予見の凄さを改めて感じた。
とりあえず、手放しで褒めたい。
ありがとう。
感涙。
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ふーん。
スピルバーグ、嫌いじゃないけどこの映画はどうもしっくりこない。戦場で英雄であることと人間存在の意味(?)みたいなことをひとつの枠組みで語るのはそんなに簡単ではないなぁと思う。ドイツ兵への(ナ>>続きを読む
理屈抜きに楽しめる。知らず知らずのうちに笑顔になっている。身体が動き出す。
クリント・イーストウッドというのは、真っ当で健全な演出を達者にとてもスムーズに過不足なく行う監督だとつくづく思う。監督業がピッタリと身についていると言おうか…。安心して映画に身を委ねることができる。>>続きを読む
凄いな、安藤サクラ。終盤の姿も凄いが、序盤のクズっぷりも凄い。ストーリーも他の役者のキャスティングも概ねよいが、なにしろ安藤サクラだ。
うわー。皆さん予想外の高評価。歴史上の整合性なんて野暮を言うつもりはないが、ドラマとしてもどこから突っ込んだらいいのかわからん。
このレビューはネタバレを含みます
良かったけど、期待が大きすぎたかな。基本となるアイディアがありきたり、と言ったら言い過ぎか。
わりとよくあるネタを二つ組み合わせた感じ。ひとつは予告編やTVCMから容易に想像できる例のアレで、もう一つ>>続きを読む