まいしほさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

毒薬と老嬢(1944年製作の映画)

3.7

殺人がテーマになっているブラックコメディ。誰から見ても普通じゃない自分のことをルーズベルト大統領だと思っている男も面白いし、一見普通だけど、慈善活動だと本気で信じて殺人をしている(それも12人も!)叔>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

1937年公開のオリジナルからスター誕生を順番に観てきて、ついに1番新しいこのバージョンを観た。
やっぱり新しいから現代に生きている私視点だと1番リアルに感じて、1番感情移入した。あと、前のリメイクま
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

3.8

どの話も良かったけど、特に、1番目のやつと3番目のやつが好み。ストーリーだけじゃなくて、ファッション的にも1と3がすごい好きだった。女優さんも素敵。ワンピースにカーディガンのスタイルめっちゃ好き。自然>>続きを読む

青空に踊る(1943年製作の映画)

3.8

空軍の男が自分の正体は明かさずに、一目惚れした美女と休暇を過ごしていくという内容のミュージカル・コメディ。いかにも戦時中に作られたという感じの話だった。時代や話的にJapという言葉が普通に出てくるし、>>続きを読む

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.8

すごく好きな感じだった。中身も良いし、音楽などの全体的な雰囲気も良かった。サムの友達のケーリー・グラントのモノマネにめっちゃ笑った。この映画を観ると、”めぐり逢い”の展開がわかっちゃうので、できれば元>>続きを読む

邂逅(めぐりあい)(1939年製作の映画)

3.8

ケーリー・グラントとデボラ・カーのリメイク版は鑑賞済みだったんだけど、このオリジナルも良かった。監督も同じだし、中身はかなり一緒だった。

次は、”めぐり逢えたら”を観たいと思ってる。

ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

4.5

余韻がすごい。私が観た映画館では、2K上映だったけど、映画館でローマの休日を観れたのがとにかくとても嬉しい。観るたびに、ほんと名作だなと思う。全てがいい。本当に大好きな作品。

昔の映画を映画館に観に
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マーニー(1964年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。個人的には、結構好きだった。なんとなく、観ててめまいを連想した。あと、白い恐怖も。
ラストで、一回「きれいな体になりたいわ」とか言ったから、子供のときの事件のことはありつつも、窃盗などの罪
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

終始、良かった。泣いた。
世界一の美女にキスするの項目が、娘に再会して、孫娘に会ってその子にキスすることで果たされるのがなんかわからないけど、個人的にすごくグッときた。ラストは泣いたけど、笑えるところ
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トムボーイ(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

男の子として振る舞っているとバレた後の周りの反応が現代でもこれかよ…と怒りと残念さを感じたんだけど、意外と10年以上前の映画なんだね。この10年間でもいろいろ変わっていってるかな?大人と比べて、自分の>>続きを読む

天国と地獄(1963年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。個人的には、後半の犯人を尾行するところは少し退屈に感じたけど、全体的としてはサスペンスの面白さ、人間ドラマの面白さがどっちもしっかりしてて良かった。観終わった後に、「天国と地獄」というタイ>>続きを読む

クライムチアーズ(2001年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

本当に銀行強盗しちゃってるのに、それがバレることなく、ハッピーエンドになってるのが変わってると思った。こんなにポップな犯罪映画はなかなかない。
あと、U-NEXTで観たんだけど、画質が悪め。

トパーズ(1969年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

少し久しぶりにヒッチコックを観た。これより面白いヒッチコックの作品はたくさんあるけど、本作含めどの作品も一定以上の面白さはある。
ファニタが死ぬときのショットがとても印象的だった。上からのアングルで撮
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スター誕生(1976年製作の映画)

3.5

スター誕生3作目!
舞台が映画界から音楽界に変わったし、30年代、50年代と比べて、時代もだいぶ変わったな〜という感じ。
歌は"The Woman in the Moon"が力強くて好きだった。

グリード ファストファッション帝国の真実(2019年製作の映画)

3.5

眠れず朝になっちゃったから、適当な映画見ようと思ったら、意外と社会派な内容の映画だった。これとか”ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密”を見ると人から嫌われるような感じでビシバシやっていくような人じゃ>>続きを読む

スタア誕生(1954年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

37年のスタア誕生に続いて、本作を鑑賞。3時間近くあるところどころスチール写真と音声だけのシーンが出てくるバージョンを観た。こういったバージョンの映画は多分初めて観た。ファン的にはいろんな貴重なシーン>>続きを読む

スタア誕生(1937年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これから年代順にスター誕生を見比べようと思ってて、初めはオリジナルのこれから鑑賞。まず、この時代でカラーは結構すごいよね。ミュージカルとか音楽映画のイメージだったけど、これは完全に普通のドラマで、主人>>続きを読む

ヘザース ベロニカの熱い日(1989年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

普通のおしゃれな青春映画かと思ったら、殺人は起こるし、JDはサイコだし、ちょっと変わった映画だった。80年代!って感じのファッションがかわいいのはほんと。

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

3.8

面白かった〜。ミラ・ソルヴィノも良かったけど、ヘレナ・ボナム=カーターのビジュがめっちゃ良かった。いつも通り、選曲もいい。

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

初アラン・ドロン。あまりドキドキはしなかったけど、文学的で美しい雰囲気の中でのサスペンス、面白かった。完全犯罪に成功して終わるのかと思いきやそうはいかない…

華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)

3.7

以前にバズ・ラーマンの方の映画を観て、ストーリーは知っている状態で、こっちのバージョンを鑑賞。まあ、中身は同じなんだけど、なんとなくこっちの方が雰囲気が好みかも。バズ・ラーマンバージョンでどんな風に描>>続きを読む

世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

3.4

想像通りのウディ・アレンが撮ったミュージカルって感じで、正直あまり上手いミュージカルではない。ウディ・アレン、ミュージカル撮ってみたかったんだろうなと思うけど、これはミュージカルじゃなくていいやと思っ>>続きを読む

ザナドゥ(1980年製作の映画)

3.5

グリースで知ったオリビア・ニュートン=ジョンと晩年のジーン・ケリーが出てるってだけで、観たくなるし、ある程度は見応えあるんだけど、なんか全体的にパッとしない…

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

3.7

ポスターに惹かれて鑑賞したけど、あのシーンはほぼなかった。
ハッティがめっちゃ可愛かった。服装もだし、仕草とかもとても愛らしい。

見えない恐怖(1971年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。遺体に気づくまでの静かなドキドキも良いし、後半の必死になって逃げるシーンも面白い。みんな言っているようにカメラワークが秀逸で、犯人の写し方もそうだし、主人公は盲目だから気づいてないけど、実>>続きを読む

マンハッタン殺人ミステリー(1993年製作の映画)

3.7

意外とちゃんとミステリーだったけど、雰囲気はずっとコメディ。隣人が奥さんを殺した…?と疑うところがヒッチコックの裏窓を連想した。全然違う話だけど。

グリース(1978年製作の映画)

3.8

オリビア・ニュートン=ジョンを初めて知ったんだけど、声がすごい綺麗だし、顔も可愛いくて好きになった。冒頭の”Summer Nights”って曲が一番好きだけど、他の曲も好き。

オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.6

かわいい世界観。自分たち子どもだけの家に住んで、好きなように過ごしまくる的な話を期待してたけど、良くも悪くも近所の人たちとのストーリーとかがちゃんとあって、私が思ってたのとは少し違った。オンネリとアン>>続きを読む

ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.8

面白かった。音楽のチョイス、ファッション、セリフなど雰囲気がとても好み。

夫たち、妻たち(1992年製作の映画)

3.9

2組の夫婦がいて、その一方が友達であるもう一方の夫婦に自分たちは別れることにしたと言うところから話は始まる。
全体の雰囲気がすごい好き。こういったおしゃれで静かな雰囲気の人間ドラマは私の好みで、良かっ
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

結果としては周りの人たちは本当に悪魔の仲間だったけど、終盤のシーンを見てると精神に異常をきたして、妄想に取り憑かれてしまってる人の気持ちがよくわかった気がする。本当に怖くて、注射を打たれたり、拘束され>>続きを読む

踊る騎士(ナイト)(1937年製作の映画)

3.7

全体の感想としては見どころもいろいろあるけど、アステアの相手役はもっとしっかり踊れる人の方がいいかなと正直思った。ジョーン・フォンテインは綺麗な女優さんだけど、ほぼ踊らないので、しっかりとしたペアダン>>続きを読む

ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート(2012年製作の映画)

3.5

バーグドルフ・グッドマンのことはこれで初めて知った。実際の店の雰囲気は知らないけど、私みたいな庶民は入るだけでもかなり勇気がいりそうなデパート。自分には一生関係なさそうなところだけど、ああいう老舗高級>>続きを読む

神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)

3.6

タイトルバックが私の大好きな”パリの恋人”に影響を受けて作られていると知ってから、どんなものなのか気になっていた作品。タイトルバックは本当にすごくパリの恋人の影響を受けてたし、それ以外の場面もビビット>>続きを読む

ラジオ・デイズ(1987年製作の映画)

3.9

すごい好きな感じだった。舞台はまだテレビがないラジオ全盛期の1940年代。使われている曲がめちゃくちゃいい。知ってる曲もいくつかあった。もっとあの時代に詳しければ更に面白いだろうなと思ったし、改めて、>>続きを読む