まことさんの映画レビュー・感想・評価

まこと

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映画>読み 書き そろばん

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.1

◯◯を誰も知らない

ふさわしい目的語を考えてしまう

この◯◯に当てはまる言葉は何なんだろうかと

脳裏に浮かぶいくつかの候補たちは総じてやるせなくて湿っぽいものばかりで、やはりこの映画は観ていて気
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.8

"ワイルド" って抽象的な表現でその解釈は人によっても千差万別

ただこの映画が示しているものこそがワイルドさなんだぜと言われてしまえばそれはそれで納得できてしまうくらいの、これも一つのワイルドな映画
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.9

映画館で映画を観る意味を今一度強烈に問われた気がする


借りてきたDVDの再生ボタンを押しても、それは擬似的な再生をしているだけなんだよと

観る "環境" こそがいの一番にモノを言う映画が時として
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.9

いつの日か物的証拠や目撃者が出てくる可能性が少しでも残っている限り、確実にバレない犯罪など皆無だと思ってる

だからそもそも "完全犯罪" など存在しないのかもしれない


身分証明書の偽造

黙々と
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

真犯人は誰なんだとかそういうのはもうどうだっていいんですよこの映画は


丑三つ時だろうが雨中だろうが、母親が息子のために東奔西走する姿

そしてそれは徐々にエスカレートしていき、ついには超えてはなら
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ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

3.8

洋楽に詳しければもっと楽しめた映画とは思いますが、いやいや詳しくなくても十分に楽しめます


正直最初は主人公に魅力はあまり感じられないんですが、全編に渡って流れるサントラや、自分の好きな事や、交えら
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否定と肯定(2016年製作の映画)

4.0

法廷映画って観る度にそのおもしろさに魅せられていく自分がいる


戦争映画と違って血は流れないけど、対立する二極の勢力の攻防戦という意味では歴とした戦いであり闘いでもある

試される駆け引きや陣営の結
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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.7

冷めない大泉洋と滾らない松田龍平

呼吸も合ってるしリズムも合ってるけど何かが合ってない、シリーズ当初からずっと笑

でも見ていておもしろい

いや、見たいと言うより眺めてたい感じですねこの二人は
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.6

開始0:00:00からロケットスタートするので駆け込み入場大厳禁

縦揺れ、横揺れ、轟音

こりゃ4DXでやったら大変だ

年に数えるほどしかない、事前の予想とはてんで異なる奇々怪々で珍妙な映画が今年
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.2

あの貧しかった経験や辛かった経験

思い出したいと思ったのは初めてだった


全ての経験が礎となり糧となり

自分だけが歩んできた人生を引っさげて

僕は今ここに立っている

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2006年製作の映画)

3.6

バブルを知らない身なので、広末がタイムスリップした過去のバブリーな街並や人々は見ていて鮮度が感じられて単純に興味が持てる

大袈裟な描写もあるようですが、大袈裟に描いてしまうくらい当時はフィーバーして
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アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.6

バク宙する姿

重い荷物を両手で抱えながら氷面の上を歩行中、足元が滑ったにもかかわらずすぐさま態勢を整える姿

入り組んだ迷路の壁にぶつからずにスイスイと進んでいく姿


信じられないような動作をする
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.1

自分でも不思議なんだ

昨日までごく平凡だった僕が、今は銃弾飛び交う場所に立ってる

それなのに喜びが恐怖心を少しだけ上回ってるなんて


さあ逃げよう

キミが僕を強くしてくれた

だから世界中のど
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.7

妻夫木聡

情けない役もできちゃうし、おぞましい役もできちゃうし、生真面目な役もできちゃうし、抜けた役もできちゃう

個人的には一番イケてると思う役者ですし、作品や役柄にも恵まれてるのがうれしい限り
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ロンゲスト・ヤード(2005年製作の映画)

4.0

CCRの "Have you ever seen the rain" がどうしても聴きたくて再鑑賞、流れる時間は10秒程度だけどシーンと名曲とが相乗効果を起こして鮮烈な印象を残してる


囚人 vs
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.9

まるでハチミツが垂れていくようにゆっくりとゆっくりと一家庭が崩壊していく様をシニカルに描いたブラックコメディ映画

今振り返るとこういう系統の作品もアカデミー賞に輝けるんだなと唸ってしまいそうになりま
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居酒屋兆治(1983年製作の映画)

3.8

"人が心に思うことは止められない"

ラストシーンの加藤登紀子のセリフが全てだった

全くもってその通りです

感情が理性を超える瞬間ってまさにその宿した思いが膨張し過ぎた結果であって、それは冷静な第
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.7

あー最悪

8年ぶりに観直してみたけど最悪度は相変わらず最悪級に最悪だった


鬱になる映画ランキングや落ち込む映画ランキングでは常に上位に顔を出すテンション下げ下げ下げ下げ作品

いったい何が楽しく
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ランボー(1982年製作の映画)

4.0

ジョン・ランボー


この男にもう戦意はない

ベトナム 孤独 偏見 強さ 悲哀

撃って撃って撃って

散々いろいろ撃ってようやく銃を下ろしたというのに

何故祖国はこの丸腰の男を撃とうとす
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スーパーの女(1996年製作の映画)

3.8

伊丹十三監督の◯◯の女シリーズでは一番親近感のあるテーマなのでわかりやすいし観やすい

時間帯 品揃え 商品の配列

接客 発注 納品


スーパーは大いなる戦場です

マーサ、あるいはマーシー・メイ(2011年製作の映画)

3.6

2年間のカルト集団内生活から脱走して社会性を取り戻すという奇抜な映画

最大の見所はやはり

"逃げ出してきたけれど本当に逃げ出せているのか・・・?"


1=1は明々白々のことだけど洗脳されてる人に
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.8

誰か来ましたよー


ジャルジャルのネタが一番おもしろかったけどなあ!!

終わってすぐに8回見直しました

笑いすぎて泣きました、泣いてる自分は笑てました



あ、この映画!!

おもしろいです!
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勝利への脱出(1980年製作の映画)

3.7

気が気じゃないですね、これは

サッカーをしなければいけない

でも脱獄もしなければいけない

彼らはスポーツにおいて最も重要な集中力を否応なく阻害される状況下にずっと立たされているんです


サッカ
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鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

3.7

浅野忠信の若さだとか、岸部一徳の存在感だとか、洋画の類似品を挙げてみたりとかいう野暮なことは一旦横に置いといて

周りが男どもばっかりやから、もうこの映画って小日向しえが頑張るしかないもんなあ

彼女
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オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.7

冒頭のシーンの事件の下地となる部分

セリフを排除して映像を新聞の記事に載せる表現はすごくオシャレかつファッショナブルな演出で、40年前の映画とは思えないほど前時代的な印象を受けない


貴婦人や伯爵
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.8

カオス理論をゆる〜く描いてるので、その手の映画特有の特別な集中力を要することはありません

タイムスリップ映画に常につきまとう過去との矛盾めいたものもギャグで飛び越してしまったりします

「くだらない
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ゴスフォード・パーク(2001年製作の映画)

3.6

"お茶は4時、ディナーは8時、真夜中には殺人を・・・"

洒落てるのか不穏なのかわからないキャッチフレーズが目を引く

イギリスの階級社会を群像劇風に一つの建物内で描ききってる名匠ロバート・アルトマン
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

3.9

世界の偉人伝 36人目


ルワンダのホテルマンにしてアフリカのシンドラー

◯◯のシンドラーと呼ばれる人が世界に点在してることは世界情勢的な見地から言うと決して喜ばしいことではありません、彼らが活躍
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カラスの親指(2012年製作の映画)

3.6

まず最初に思ったこと

何でこんなに上映時間長いん!?

「アマデウス」と同じ驚異の160分笑


次に思ったこと

村上ショージ!?

え、まさかのショージ兄やん!?

キャスティングされたというよ
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ヒドゥン・フェイス(2011年製作の映画)

3.8

成分はサスペンス、エロ、スリラーの三要素

サスペンス→34%
エロ→33%
スリラー→33%

の割合かな

壁の中に閉じ込められ、目の前では悪夢のようなシーンが展開される

閉塞感と地獄絵図のツー
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.9

離婚率が高くなった現代

この映画はどのように映り、どのような立ち位置なのだろうか

状況が一変して初めて気付くことに意味を見出すことは皮肉にも人生で多々存在する

生じた変化を受け入れるのは未知なる
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まあだだよ(1993年製作の映画)

3.7

もういいかい!?

まあだだよ!!

大団円でどんちゃん騒ぎ

世界の黒澤明、フィルモグラフィーの大トリを飾る賑やかな遺作

所ジョージが効きまくり

この映画を観れば「仰げば尊し」を歌うことへの嫌悪
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

音楽かっこいい

映像かっこいい

若きトム・クルーズかっこいい

かっこいいの三度塗りはちょっとやそっとじゃ拭き取れない


うん、こりゃかっこいいわ

今観てもそう思うんだから30年前の公開当時は
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.9

一にも二にもコリン・ファースの演技に尽きる

吃音を演じるのは至難の業

試しに自分でやってみたら、こんなにもできないものなのかとその難度を再確認できる


「キングスマン」でオシャレにきめたり「ブリ
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.7

おい!!森山!!もうちょっとなんとかならんかったんかい!?

って思わず言いたくなる終盤の展開

蒼井優と森山未來のW主演ですが僕が男なのでどうしても森山未來目線でストーリーを観てしまいます、すると上
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.3

嵐の夜にモーテルに偶然居合わせた11人、悪天候で身動きが取れないなか、一人また一人と何者かに次々と殺されていく・・・

こういう話ってみんな好きでしょ笑


練られた脚本、張られた伏線、ストーリーの収
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