マックQさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

2.9

期待外れでした。35年前の続編でしたが、全くでした。前作ではレプリカント達の短き命の苦悩やルドガー・ハウアーの人間の命を奪う事への罪悪への目覚め、美しきレプリカント、レイチェルにハリソン・フォードが恋>>続きを読む

ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

4.0

役柄がこれ迄の勧善懲悪から凄腕の組織の殺し屋という過去を持つ。無二の親友のボスの息子を殺したことから組織との生死の闘いがはじまる。息子家族を守る為は、96時間の娘を守ると類似する。ボス役のエド・ハリス>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.8

琥珀に閉じ込められた太古の蚊の化石から吸った恐竜の血液のDNAを抽出…このシナリオだけでプラス監督スピルバーグとくればハズレはない。家族皆で楽しめた作品。恐竜を現代に。壮大なシナリオと映像化に拍手。

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.9

淡い幼少期に抱いた大人の女性に抱く恋心。大人になった主人公は正に自分の理想の女を妻にする。なのに。。。時に仏国作品の難解なエンディングに戸惑う。何故 身投げを。。観客にあなた方それぞれの解釈を…はやる>>続きを読む

96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

3.3

2作目まではタイトルの流れを組む続編のシナリオでしたが、今回は3としての繋がりはありません。4年前には公開は終わってますが、つい最近観たものでその感想を。1と2同様にアクションは随所にあるのですが、演>>続きを読む

アイズ(1978年製作の映画)

4.2

トミーリー・ジョーンズが日本ではほぼ無名に近い頃の作品。主演のフェイ・ダナウェイは既にビックネーム。彼女演じるファッションカメラマンが持つ特殊能力が身近に起こる猟奇的連続殺人の解決の鍵となる。脚本はホ>>続きを読む

セル(2015年製作の映画)

1.9

原作と脚本をスティーブン・キングが参加、出演者陣もキューザックとサミュエルL・ジャクソンでこの程度の作品では勿体無い。ゾンビ映画との違いも明確にされぬままの3流作品。評論家のレビューも低い。

妖女ゴーゴン(1964年製作の映画)

3.9

英国ハマー・フィルムお得意のホラー映画。見れば見た者が石灰化してしまう。荒唐無稽さに脱帽。今は亡き、カッシング、リーのコンビが嬉しい。ふたりはその後、ドラキュラ、フランケンシュタイン、多くのシリーズで>>続きを読む

誘う女(1995年製作の映画)

3.9

作品は実話をもとにした映画化ですが、当時27才のビッグスターになる前の初々しいニコール・キッドマンの魅力を引きだした作品かと。当時のネームバリューで3億5千万円は破格のギャラでした。脇を固める俳優陣も>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.6

配信サイトNetflixにて視聴。何やら意味深なタイトルが本編を物語ってました。批評家の余りにも高い賞賛程の感想は無かったです。主人公の幻想をファンタジー的な要素にスリ替えた演出やラストの病室から消え>>続きを読む

スリザー(2006年製作の映画)

2.9

13年前の作品。ホラーコメディチックな演出も主演が、この作品の3年後に大人気ドラマシリーズ『キャッスル』で知名度鰻登りとなるネイサン・フィリオンというのも頷ける。地球外生命体が体内に寄生するホラー物は>>続きを読む

恐竜100万年(1966年製作の映画)

3.3

CG全盛の近年にあって、50年以上昔の特撮技術はコレが目一杯だった。子供的には十分楽しめた恐竜時代の物語。グラマーー女優として名を馳せたラクエル・ウェルチの胸元が常に気になる作品。確か1980年第3回>>続きを読む

ミラクル・ワールド/ブッシュマン(1981年製作の映画)

3.5

主演のニカウさんのどこからどこまでが演出された演技なのかはどうでもいいやと楽しませてくれる作品。ニカウさんの笑顔に癒やされる。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.1

40年以上も前の作品ながら主役のデニーロの突出した出世作でもあり、未だ人気の根強い作品。アクの強い顔をしたタクシー会社の上司役のジョー・スピネルはゴッドファーザー、同パート2、ロッキー、ロッキー2でも>>続きを読む

パピヨン(1973年製作の映画)

4.4

50才の若さで逝ってしまったマックィーン。国内では中皮腫の末期で命のカウントダウンの宣告に大病院をあきらめ、身元を隠しメキシコの小さな医療機関で転移切除手術直後に死亡。パピヨンはアカデミー賞で主要部門>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

自分、若しくは家族、友人が受けた仕打ちへのリベンジ作品は今も昔も廃れることはなく、どう悪党組織共を始末するかの演出が全て。セガール、ステイサム、ニーソン、リー、デイモン、他多数。古くはブロンソンの『狼>>続きを読む

復讐捜査線(2010年製作の映画)

4.2

民間軍事企業、繫がる議員連中を娘への復讐の為に暴き出す。ハッピーエンドとは程遠いエンディングながら無残に殺された愛する娘の復讐を達成し、やがて静かに娘の元に旅立つ最期に、正義を行う事は命懸けでなければ>>続きを読む

ペイバック(1999年製作の映画)

4.5

どちらかと言えば脚本家として名を馳せたブライアン・ヘルゲランド 37歳時の初監督作品。テーマ音楽もいいです。メル・ギブソンの作品の中では大好きな映画です。脇を固めるのも組織のボスにクリス・クリストファ>>続きを読む

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

4.2

マーク・ペリントン36才ときの作品。ときに邦題は原題よりグッド。(原題は『アーリントン・ロード』)監督は3年後に不気味な都市伝説をモチーフしたオカルト風作品『プロフェシー』を撮る。『隣人は静かに笑う』>>続きを読む

キャリー2(1999年製作の映画)

1.1

やめてほしかった。事実上の続編として作られた駄作中の駄作。前作のデ・パルマ監督も開いた口が塞がらなかった程の出来ではないかと。唯一、前作で生き残ったエイミー・アービングをあんなちんけな殺され方をさせる>>続きを読む

のぞき魔!バッド・ロナルド/十代の異常な欲望(1974年製作の映画)

3.4

これアメリカのTV映画だと思います。日本でも映画館でなくテレビで放映したかと。殺人を犯した息子を不憫に思い自宅の隠し部屋のような所に暫し隠れてなさいと…その間に母が体調を崩し入院して急死。この母親役を>>続きを読む

ポルターガイスト(1982年製作の映画)

4.5

ホラーオカルトのカテゴリーながら最高に見せ場も多いオカルト活劇の名作かと。何気に出演者、スタッフさんが後に立て続けに亡くなっていることの方が不気味に感じました。特に姉役のドミニク・ダン(グリフィン・ダ>>続きを読む

エクソシスト2(1977年製作の映画)

3.3

なにやら、前作よりは成長したリンダ・ブレアに少し色気を感じました。音楽のエンニオ・モリコーネの挿入歌がよかったです。特に前作よりは不気味さも怖さも感じませんでした。監督のジョン・ブアマンは脱出1972>>続きを読む

11人のカウボーイ(1971年製作の映画)

3.9

日本ではこの作品が劇場ロードショー公開されたかどうかは分からないのですが、私が見たのは製作年より翌年か翌々年かと。所謂 名画座で『11人のカウボーイ』『黒いジャガー』『残酷女刑務所』の3本立て 300>>続きを読む

フォロー・ミー(1972年製作の映画)

4.0

この作品で初めて知った俳優、トポルの代表作。ミア・ファローお馴染みの不思議な魅力のキャラは嫌味もなく自然に受け入れる。他の方も書かれているようにジョン・バリーの音楽が素晴らしい。テーマ曲も大ヒット。こ>>続きを読む

刑事ニコ/法の死角(1988年製作の映画)

3.5

単に17年間日本で習得した合気道を披露するセガール活劇の第一弾。セガールの作品の出来では、この作品と沈黙の戦艦ぐらいしかマシなものはないかな。背も高いし若い頃は実際、実戦でも強かった事は確かでしょう。>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

4.3

人身売買組織に食い込み、60近いおっさんがミラクル的な活躍で娘を救う。昔から有りがちなシナリオでもリアルなアクションと演出の旨さ、緊迫感の連続でヒットさせシリーズ化も。この手の作品ではお決まりの元、海>>続きを読む

暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.3

監督は後に『悪魔の棲む家』『ブルーベイカー』『新・動く標的』などを撮る。ポール・ニューマンの作品としては後の『スティング』や『明日に向って撃て!』よりもヒューマンドラマに仕上がっていて共演のジョージ・>>続きを読む

ガントレット(1977年製作の映画)

3.5

イーストウッドの映画はけっこう観ましたね。一連のマカロニ・ウエスタンから西部物、ハリー・キャラハンにサンダーボルト。この人ってホント銃が好きなんだなぁというイメージが大きい。長年の愛人のソンドラ・ロッ>>続きを読む

トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

4.5

麻薬のボスの屋敷に隠された膨大な現金の一部(約250億円)を奪取するも、映画半ばでは主役のベン・アフレックが村の子供にリベンジされて殺されるし、金は逃げる為にドンドン目減りしていくし、計画通りには行か>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

この数年後にスコセッシはカジノを作るが、主要な俳優は同じだし、実在したギャングの物語という事もあって、どないやねんって感。スコセッシは韓国のリメイク版デパー・デットを作ったが、そちらの方が映画としては>>続きを読む

メカニック(1972年製作の映画)

3.9

先般、アクション俳優ステイサムでリメイクされた作品ですが、内容は違ってましたね。新旧ビッグスターの競演、ブロンソンvsジャン・マイケル・ビンセント。ラストは意外にも二人共が互いを抹殺する形で終わります>>続きを読む

狼よさらば(1974年製作の映画)

4.3

ブロンソン。男臭さがたまらない魅力。身長は高くないブロンソンだったが、鍛えぬかれた均整のとれた筋肉美は魅せるだけでなく俊敏に動けるナチュラルなものだった。銃を手にしてからの序盤に3人のチンピラと対峙す>>続きを読む

狂ったメス(1967年製作の映画)

3.5

英国ホラーの名優、ピーター・カッシングのサイコホラー。妻役の美人女優スー・ロイドさんも既にお亡くなりになられています。最終的には救いようの無い出演者全滅の終演。なかなかのものでした。

顔のない眼(1959年製作の映画)

4.3

子供の頃かな、白黒テレビで見たモノクロ作品。気味が悪く怖かった思いが記憶にあります。娘の顔を修復するべく若い女性を拉致し続ける外科医の父親。助手役の女優は伊の名女優アリダ・ヴァリ。1977年のサスペリ>>続きを読む