まめこさんの映画レビュー・感想・評価

まめこ

まめこ

悪は存在しない(2023年製作の映画)

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美しい自然の中で人間の存在がぽっかり浮いているような感覚。
でも、最後のあのシーンだけは野生の世界に溶け込んでいたと思う。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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臆病なうさぎ
靴紐
ダンス

印象的なモチーフが映画の魅力を引き立てている。
キャッチーなキャラクターとビジュアルが、戦争がテーマでありながら見やすさが損なわれていない理由ではないかと思う。特にお友だ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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二人の掛け合いが面白くて可愛かった。
最後の紅は変声期で思うように声が出ないなか魂で歌いきっているのが伝わってきて胸が熱くなった。

怪物はささやく(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

一緒にいてくれる友だち、頼れる家族、自分を認めてくれる存在
このどれか1つでも彼が持っていれば、怪物に頼らなければいけないほど追い詰められることは無かったかもしれない。

実際は祖母がいたけど不幸にも
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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ウルトラマン育ちだったので、怪獣の描き方や現代に置き換えた解釈が楽しめた。

なぜリピアは人間を愛してくれたのかを考えさせる展開が良い。

人間は微力すぎて守ってもらうことしかできず、何か返すどころか
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シックス・センス(1999年製作の映画)

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最後の展開にびっくり!
見返すとたくさんの伏線があったことに気づいた。脚本や写し方にうまくヒントがちりばめられている。
気づけなかったのが悔しい、、

幽霊の描き方にリアリティを感じて「霊感がある人は
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メメント(2000年製作の映画)

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「記憶は確かな実像ではなくて、自分の中で反芻したり人に語ったりすることで作られていく虚構である」
みたいな話の文脈で紹介された映画だったと記憶している。

パズルのような時間のつぎはぎの中で、それまで
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ライラの冒険 黄金の羅針盤(2007年製作の映画)

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コールター夫人の人物像や世界観の全貌がまだ見えていない段階だと思うので続きも作って欲しかった。

原作の『ライラの冒険』シリーズは、教会組織の思惑や「素粒子」と呼ばれる謎の物質、平行世界などといった要
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ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

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昔から大好きで何度も見た作品。
魔法の世界のワクワク感をこれでもかと味わわせてくれる。
特にナルニアへの迷い込み方が神秘的で憧れていた。タンスを探った思い出がある。

別世界に迷い込んで素敵な武器もら
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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核兵器や戦争といったテーマを扱って入るが、
オッペンハイマーという一人の人間の複雑な内面と苦悩に焦点を当てて描かれている。

未だ原爆肯定の意識があるアメリカで原爆の負の側面をここまで鮮烈に表現してそ
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

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アリス・イン・ワンダーランドらしいぬるっとした映像。超現実的な色彩もトランスな世界観に合っている。
洗脳効果ありそう。

ワンダーランドでの冒険を通してアリスがかっこいい女性になっていくのがいい。特に
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.5

1985年から1955年にタイムスリップした主人公が、自分の介入で変わってしまった未来を元に戻そうと頑張るSFアドベンチャー。

文句なしの面白さ。
視覚的にもストーリー的にもずっとワクワクさせてくれ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.2

画面の色彩と構図がおしゃれ。どこで止めてもおしゃれ。
終始シュールで冗談めいた雰囲気が漂い、小気味よく物語が進んでいく。
ユーモラスなテンポ感のなかには寂しさや残酷さも組み込まれていて
でもその寂しさ
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