とりわけ虫さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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オキシジェン(2021年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

SF要素を詰め込んだような内容
カプセルの中にとじ止められた状況下で話が進むため、画面の見栄えは変わらない。
主人公がパニック状態なのがほとんどであるため、冷静なAIミロの存在がだんだん愛おしくなって
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

理想側の人格のカリスマ性のヤバさに主人格が追いついていく、その狂気に溺れる感じが凄まじい

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.6

衝撃のラストという言葉さえ無粋な作品
個人的にはキートンがカッコよくて好きだった。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

小難しいことを考えずに笑って観ていられる映画。
友人となんの気無しに一緒に観るのが面白いし、そこにお酒も合わせるとより没入できて楽しい!
記憶を無くした事のある大人は必見!

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

「いま」という二度と手に入れられないものに対して、もっと愛おしさを感じて生きるべきと考えさせられた。
タイムトラベルが可能で人生をやり直せるという自由があるのに、その中で人生の一瞬一瞬の大切さを感じる
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ただ生きるのではなく生き抜く事の尊さを感じた。
せっかく生還したのにすでに過去の人となってしまった主人公が切ない。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

話のテンポが良く、作品内で漂う雰囲気も良い。
半地下という日本ではあまり見られない住居から生ずる格差というものも考えさせられた。

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

記録用

基本的にはタイトルにもある通り、草の中だけで話が進んでいく。
原作スティーブンキングな雰囲気が終始漂っていて、安っぽいビックリ要素はあまり見受けられない。
ただ、なんとなく友人と一緒に怖い作
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.7

トムハンクスの泣き顔にはいつももらい泣きしてしまう。
看守組の人柄や死刑囚との関係性に楽しまされつつも、そこは処刑する者される者という覆せない関係があって切ない。

七つの会議(2018年製作の映画)

3.1

野村萬斎のシリアスさと気楽さの演技の切り替えが凄い。
明日から暑くてもジャケットを着てネクタイを締めて仕事しようと思える映画だった。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.2

昨今のコロナによる外出自粛や買い占め問題等でピリピリした社会に丁度良く心温まる作品。
人の死の身近さを実感するからこその愛情を感じさせてくれた。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

2.8

見終えた後に得も言われぬ満足感が残った。
少年たちの遊び終えた後の解散の感じや、少し遠出をした後の町の小ささがリアルに描かれていて、ノスタルジックな気分になった。
20歳を超えて新社会人になった人にこ
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ひたすらに主人公は闇の中を生きていく。
ほとんど目の見えていない主人公セルマが自由に動けるのが彼女の空想の中だけというのがなんとも切ない。
それからビルの本心も見えていないのも胸が締め付けられるようだ
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セブン(1995年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

本筋に関係ないけど雨量がとにかく多い
1時間を超えた辺りから目が離せなくなる
やっぱりモーガンフリーマンの老刑事は味がある
結末は苦い

その住人たちは(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

この作品は高級マンションである借家を手放すところから始まる。
そこから主人公のプライドを基にした狂気的とも、極めて理性的ともいえる行動が進んでいき、最終的には他者が作り上げた理想の環境に自分の身を落ち
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

30年も前の映画。
死者と生者は同じ時間を過ごしていても、別の世界にいるという事を痛感させられる。
誰よりも近くで見守っているのに生前のように触れられないが、生前よりも深い愛情で接する事ができることの
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.3

主役はバットマンじゃなくてジョーカーの一言に尽きる
手段や目的が他の人物を圧倒していてそこには俗物感がない

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり椎名桔平の魅せる狂気は最高
かなりカロリーを消費する映画だった
両親を責め立てて洗脳する下りは非常に見応えがあり、時計じかけのオレンジのように人の持つ暴力性を刺激してくれるものであった
このご
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サイコ(1960年製作の映画)

2.9

どこかで見たことのある設定だと感じたが、1960年にそれを表現していると考えるとやはり名作だと思う。
さすがにこの令和の時代に白黒は如何と甘く見ていたが、確かな緊張感を覚えたのと、何よりBGMの鋭さ。
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ひたすら退廃的な雰囲気に流される映画。
随所に現れる子供の笑顔がくる
健康と純粋さの象徴であるからこその差が良かった。
主題歌もまた良かった。
多くの作中人物の、自らが持ち得ない死の雰囲気に魅了されて
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

9/30 視聴

なかなか後味が苦い映画
主人公の視点で話が進むため、感情移入がし易かった。そのため結末としては安心感はあるものの、たしかな陰が残っているという状態。
作中BGMも不安感、焦燥感をチー
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