100HEARTSさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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オーディション(2000年製作の映画)

2.5

畳と黒電話と黒髪と麻袋のコラボこ。女性の考え方が狂ってるのに、それと対象的に器具や衣装がプロ感が出てて抗えない恐怖。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.0

冒頭、電話を盗み聞きするレイラの表情が印象的。彼女の背景が細かく描かれないのは想像の余地があっていい。逃げなかったのは理由があるんだろうな。
食卓シーンのアングルや編集が面白い。両親ともにキャラ濃すぎ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

人に自分の話をするってことは自分の本心と向き合うことなんだな。家福とみさきの関係性が徐々に縮まっていく過程が、車という特殊な空間を使って丁寧に描かれる。みさきの服装・言葉・無愛想・挨拶後すぐタバコなど>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

レオンの子供っぽさとサングラス仕事モードとのギャップが怖い。マチルダが助けを求めて呼び鈴を鳴らすシーンの緊張感と二人の物語が始まる期待感が素晴らしかった。レオンがドアを開けてマチルダの顔に光が当たる演>>続きを読む

ニキータ(1990年製作の映画)

3.0

女殺し屋アクションものだと思ったら恋愛要素強めだった。泣き虫殺し屋設定は面白いけどキャラがブレてたような。ジャンレノのシーンはギャグでいいの。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.5

主人公の犯行計画の稚拙さと犯行の手際の悪さがドキュメンタリー感出てる。死体の運び方が雑すぎてこっちが不安になる。犯人の生い立ちを考えると可哀想ではある。子犬と入れ歯という新コラボ。

リベリオン(2002年製作の映画)

3.0

笑えるくらいカッコいいアクション。ディストピア映画特有のガバガバ捜査。

さがす(2022年製作の映画)

2.5

ムクドリの世の中を憎んでる口の悪い系女子の演技が良かった。あえて人物設定や家族関係を詳しく描いていないからこそ、多目的トイレの泣き笑いシーンが背景を想像できてぐっときた。親父の匂いの伏線回収するのもポ>>続きを読む

いとみち(2020年製作の映画)

4.0

冒頭、暗闇で主人公の津軽訛で始まるのは「書を捨てよ町へ出よう」オマージュだ、きっと。ただ青森を舞台にしただけでなく、わらはんど、まんまけ、わいは、まいね、だびょん、かちゃくちゃね等、ガチの津軽弁とイン>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.0

冒頭の股間とかお尻のアップや終盤の唇アップ、確かに同性の男に置き換えられるだけで不快。「とても簡単よね。正しく考えるのって。愛する人だと見方が変わる」胸糞だけど爽快。デスクトップの写真が映るシーンがい>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.5

登場人物がほとんどマスクしていることが当たり前になったコロナ禍の映画。居酒屋でのケイの純平に対する大人のお姉さん感がいい。純平が気合い入れる前に水で前髪上げるのは、親父の真似して力を借りているというこ>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

2.5

機械の連打癖に母親のせっかちな性格が出てる。血糖値上げるために食うシーンのテンポのよさ!マザーファッ

街の上で(2019年製作の映画)

3.5

同じ空間で第三者の会話を覗き見てる感じの映画。特に大きな出来事が起きるわけでもない。その分、終盤の路上でのシーンが面白すぎる。青くん机高すぎじゃない?

透明人間(2019年製作の映画)

3.5

最初の脱出シーンから緊張感ぱない。躊躇なく素手でドアガラス割る旦那こわい。中盤完全に主人公が周囲に精神的におかしくなったと思われながらも孤独な戦い。サプライズでスパッと終わっていればもっと良かった。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.0

図らずも時期が正月の映画だった。章の切り替えがスマートだった。田舎の玄関の置物とか居間の食器棚とか匂いがしそうなほどリアル。美紀と里英、逸子と華子の関係性がよい。ニケツのシーンは感動的。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

冒頭から台詞とは裏腹な微妙な表情が続き不安感漂う。旦那からも義父母からも一人の人間としてではなく、役割としての妻という存在として見られている、いわば透明な存在。異食症は自傷行為の他に物を通すことで自分>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

青年から大人になる時期の男女すれ違い、仕事に対する価値観の違い。最初からミイラとガスタンクで少しずつすれ違っていたんだなー。最後のシーンは友達に戻ったように爽やかな関係性がよかった。二人とも相手のため>>続きを読む

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.5

「なまはげはただ子供を泣かすだけの鬼ではないんですよ。悪いことをしないで正しく生きる、人としての道徳を教えてくれる神様。そのなまはけまから父親は子供を守る。守られた子供たちもいつかは父親となって守る立>>続きを読む

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.0

厚久が奈津美となぜ一緒になった(大変だったときに救った)のか説明がほしかった。幸せの象徴としての犬のエピソードや中盤の娘の影絵のシーンはよかった。タイトルは「生き残っちゃった」みたいな意味か。そう考え>>続きを読む