まのさんの映画レビュー・感想・評価

まの

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世界で一番美しい別れ(2011年製作の映画)

3.5

見始めてから気づきましたが、韓国のテレビ版でチェ・ジウが出演していたドラマ版と同じ感じでした。

母であり嫁であり妻である女性がもうすぐこの世からいなくなってしまう真実に子供や夫や認知症の母が向き合っ
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耳をすませば(2020年製作の映画)

3.0

前から観てみたかった作品。
アニメを原作にしていると言う事でちょっと興味がありました。
中学で知り合った2人が10年もの超距離恋愛を経て出した結果は・・。
小説家になる夢と現実の仕事で悩む雫にとって、
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.7

まだ上映中の作品なのにもうAmazonで無料で鑑賞出来ました。
元々AmazonとかNetflix向けの作品だったのでしょうか?
こう言う作品が増えれば映画館に足を向ける人も減って行くのは仕方ないかな
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

2.3

夫婦の煮え切らない感じに少しイライラしましたが、カンタと彼女猫(?)の可愛さにやられました。
人間の方は夫婦のそれぞれの不倫相手が知り合ったり、カンタを誘拐したのが夫の相手だったりして話の進み方はちょ
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恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール(2001年製作の映画)

3.0

一体、何人の男性に惹かれたのか?
夫がいても違う魅力ある男性がいれば惹かれ、次から次へと相手が変わる。
でも、結局最後の夫が一番理解があり、面白くて、アルマを輝かせる事が出来た人なんでしょうね。
クリ
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逃げた女(2019年製作の映画)

2.7

キム・ミニとホン・サンスの作品なので、多分よくわからないかも・・と思ってみたら、やっぱり良く分かりませんでした。
でも、3人の女性とガミの会話劇の様な感じで、会話がとても自然に感じられました。見事って
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お料理帖~息子に遺す記憶のレシピ~(2017年製作の映画)

3.5

イ・ジョンヒョクが出ていたので鑑賞。
ある日突然、自分の母が認知症になったことに気づいた息子。戸惑い、どうすれば良いか悩みながら母と接する事が増えていくにつれて、段々と母親をより大切に思えてきた感じが
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正欲(2023年製作の映画)

3.0

うーん、暗い。とにかく暗い作品。
ガッキーがガッキーじゃなくて、目つきが怖い。

他人に言ってもわかってもらえない、生きづらい人。そう言う人も世の中で生きていたいと心の中で思っている。生きづらい2人が
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

2.8

台湾版を観ていたので、比べてみたくて鑑賞。
台湾版の内容が分かりにくかったので、それに比べると日本版の方が分かり易かったかな。
ただ、どうみても無理な設定で人の動きが急に止まるシーンはついていけないし
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隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

3.0

新しい映画なのにAmazonでもう無料になってました。そりゃ、映画館に行かないわけですね。
「惑星難民X」・・難民って言うネーミングが面白いです。何も悪い事もしないだろうし、ただ日本人の中に入っている
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市子(2023年製作の映画)

3.0

市子の人生が壮絶過ぎて見るのが辛かったです。
自分の名前を名乗る事も出来ず、やっと名乗れた時は「理由あり」の人生になっていたし。
誰も幸せになれなかった哀しい作品。
杉咲花の暗い演技が心に沁みました。

イン・マイ・ドリーム(2014年製作の映画)

2.8

全然知らない男女が噴水にコインを投げ入れた事で夢の中で恋に落ちる話。
話の内容は面白い着眼点だとは思いましたが、すれ違い過ぎ。あっぱれと言いたいほど見事にすれ違って最後の方ではイライラしちゃいました。
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私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

2.8

パッケージが面白そうだったので鑑賞。
主人公は自分の子供じゃない子を育て、職場では色んな事に気を遣って努力して働いてきました。誰も褒めてくれないので自分で時には呟きながら、時には心の中で自分自身を褒め
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詩人の恋(2017年製作の映画)

2.6

コメディだと思って観たら、ちょっと違う方向の作品でした。
売れない詩人が気になる若い男の子のおかげで(?)、良い作品が出来た・・みたいな感じでしょうか。
テッキのセユンに対する気持ちは本物だったのでし
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スペアキー(2022年製作の映画)

2.5

偶然とはいえ、他人の家の鍵を勝手に持って帰るなんてびっくり。
しかもその家で自由に暮らそうとするなんて、もう犯罪。
友達のお兄さんも色んな事に悩み、年下のソフィーに相談までしている。
一夏の経験でソフ
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.3

テレビ版が好きで見ていました。映画版は確かに事件も大きく吉田洋や斎藤工も出演していてテレビ版と差をつけようとしているのはわかりましたが、この内容ならテレビ版の特番で十分だとも思いました。
何が正しくて
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.9

もうすぐ35歳になる無職のブリジット。夏の間の2ヶ月だけのバイトのナニーを見つけ、人生に希望を持っていく話。
バイト先のフランシスが時には意地悪、時には大人の顔を持つが実はやっぱり可愛い子で、ブリジッ
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群山:鵞鳥を咏う(2018年製作の映画)

-

主役をされたお二人は演技の巧い役者さんだと思い鑑賞しましたが、時系列も分かりにくく、日本統治下の韓国での出来事だからか、色んな隣国を嫌悪される感じを受け取りましたし、難しい作品でした。

ファインディング・ジョイ 家族のかたち(2013年製作の映画)

-

登場人物の全員にクセがあり過ぎ。猫まで癖があるなんて。
みんなに癖があり過ぎて、内容が入って来ませんでした。
結局、作家になれたのか?

あしやのきゅうしょく(2021年製作の映画)

3.1

自分の学校で作ってくれる給食は本当に贅沢。
私の小学校も給食は作ってくれていたので、午前中は美味しい匂いがしてお腹がぐうぐうなってました。

温かい物は温かく、冷たい物は出来るだけ冷たく。
今考えると
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フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

3.6

10人の漁師が唄う歌がとても素敵。
唄う時の表情がとても楽しそうで、聴いている人も幸せにしてくれる歌声。
ただのサクセスストーリーではなく、もっと暖かいものを感じました。
お金や名声じゃなく、唄が好き
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ジャンルだけロマンス(2021年製作の映画)

3.0

7年間次の作品が書けない作家が奮闘する作品。
次回作が書けないもどかしさや、自分の講義を受けているユ・ジンの作品を読んで人が変わった様に作品を書き始める真剣さを主役の俳優さんは上手く演じられていたと思
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ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)

-

パッケージに惹かれて鑑賞しました。
うーん、余りにも女性と言う存在が低く取り扱わられていてびっくりしました。
作品の時代風景も2018とセリフで言ってた様な覚えがあります。
2018年のマケドニアでま
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夏時間(2019年製作の映画)

3.1

離婚して父方の祖父の家に居候するある家族の夏休みの話。
離婚寸前の妹も含め、それぞれが心のどこかに傷を持っていて、老いていく祖父を通して家族とは?人とは?生きていくとは?みたいな事を静かに学んでいく感
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

2.8

4組の男女の物語。
男4人が「クソ」過ぎてひく。
終盤には4人の女性のミュージカルみたいな流れ。
そして阿波踊り(?)的なものまで・・。
一体どうなるかと思えば、どんな男であれ、「いないよりマシ」って
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正直政治家 チュ・サンスク(2019年製作の映画)

3.2

国会議員が次回も当選する為、奮闘する話。
しかし、ある事情で急に嘘がつけなくなってしまい心の声がそのまま出てしまうといった内容。
コメディです。無職でおバカだけど正直で憎めない夫と息子や、サンスクに何
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百花(2022年製作の映画)

3.0

子供を捨てて不倫に走ったシングルマザーが、時を経て、60歳前半(多分)にアルツハイマー症になってしまい、戸惑う母と息子の事を描いた作品。

子供の時に一度捨てられた息子にとって母はどうしても許すことが
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クリスマス・イン・ニューヨーク(2016年製作の映画)

2.2

クリスマスをホテルで過ごそうとする人達の話。
宿泊する人達には女性同士だったり、結婚50年を祝う夫婦だったりと。
その人達の起承転結みたいな感じで話は進んでいきます。
が、特に感動はなかったです。話が
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ムービング・オン 2人の殺人計画!?(2022年製作の映画)

2.7

ジェーン・フォンダが出ていたので鑑賞。
Amazonで購入しましたが、日本語でびっくり!予告編の時は英語だったのに、何故?
日本語訳とか書いて欲しいです。
この時点でテンションがグッと下がってしまいま
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.1

変わったタイトルに惹かれて鑑賞。
誰も受け入れない感じの山田が、隣の島田や大家、お墓売りの父子などの周囲の人々によって少しずつ心を開いていく作品。
ここに登場する人達は山田以外の人達も、何処かに何かを
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

2.7

30歳前のユリア、医者や心理学、写真家など色んな仕事を目指すが途中で挫折。
色んな節目で男性に会い、恋に夢中になる。
夢中になった恋も新しい何かが現れればまた、この恋は本物なのかと自問自答。
迷ったら
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

4.0

いつも疲れた表情で笑顔一つないユンヒと、母親とは真逆で明るい娘セボム、そして日本にいるジュンの過去から現在に繋がる話。

始まって直ぐは時系列が分かりにくいです。でも、丁寧に描かれているので大丈夫。
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アメリカン・レポーター(2016年製作の映画)

3.2

仕事を引き受けてどんどん強い人間になっていくと言う実話に基づいた話。

戦場でのレポーターと言う仕事の過酷さを知りました。特に女性にとっては。
本編では辛い出来事も軽めに描かれて、戦争の映画の作品の暗
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80 For Brady : エイティ・フォー・ブレイディ(2023年製作の映画)

2.8

スーパーボールを愛する、日本で言う後期高齢者前後であろう4人の女性たちの凄さを見せつけられた作品でした。

4人とも時々は年齢の不安を口にしたりしますが、それでも前向きに生きていて、とても綺麗。どんな
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.2

ある日いつも通りで仕事に出掛けた恋人が、突然亡くなり、遺された恋人が喪失感から立ち直るまでの3年間の話。

亡くなった恋人の家族とこんな形で出会い、サシャの妹を見るたびサシャを思い出してしまう辛さ。日
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オートクチュール(2021年製作の映画)

2.9

ディオールのお針子を長年してきた女性と、若いけど鬱病的な母親の面倒を見るだけで何もしていない女性の話。

決してお金持ちと言う訳ではないけれど、お針子と言う職業にこの上なく尊敬を込めているエステルと、
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