小津映画を観ると、海外文化がまだ溢れていない純然な日本に触れることができる気がして、日本人としてのアイデンティティを自覚し直すとともに、いつも背筋が少し伸びる。
時代を経て変わるものが沢山ある中、変わ>>続きを読む
ここまで仕上げてくるとは。
映画はだだまだ進化できそうだ。
地下鉄のマトリックスオマージュが感動した。
バリー・コーガンの怪演が印象に残る。
青年期の発達段階のキャパシティを超えた青年が末路を辿る映画かと思いきや、。
愛ゆえ憎しみ、一体化を望んだ末に、支配を成す。
たしかにIQの高い構想だが、狂逸的>>続きを読む
2回目。
ラウンジでドレスアップしたヴィヴィアンを探すシーンの巧みなプルフォーカスは涙が出るほど美しい。
多くを服従させるエドワード。
エドワードとヴィヴィアンの服従関係から愛へと昇華する様が、唇>>続きを読む
全体を通して減点が多いが、旦那の浮気現場で東ちづるを素通りし、クローゼットにスーツを取りに行く斉藤慶子は見事な演出。
今回も姐さん方のファッションが素敵。インスピレーション。
テーマとストーリーはすごく良いのに、あまりにも演出が下手すぎて。
弔意を持って見る他なかった。
カメラワークに妙がなくなり、CGがチープになった。前作で築いた独特の世界観もなくなった。
ダイナモ作戦の様子がリアルな視点で切り取られる。ノーラン映画で一番良作なのではないか。
今、先の不安と戦い、自分を鼓舞しないといけない人が見るべき映画。
自分の取るべき行動を篩にかけ、その純度を高めてくれるような、そんな良作であった。