ツナマヨさんの映画レビュー・感想・評価

ツナマヨ

ツナマヨ

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.0

原作ファン&野木亜紀子脚本作品で期待してたんだけど、和山やま先生の淡々とした世界観にやや脚色された登場人物のキャラクター像がちょっとくどいと思うシーンもあった。

聡実くんとてもよかったのに、芳根京子
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.0

IMAXで観てよかった(音響的に)
曲も演出もいいなーも思ったのに途中ちょーーーーっとだけ飽きてしまった

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.2

原作ガチ勢です。
新連載からずっと追って、単行本も初版で揃えて、関連書籍も買ってアニメも声優イベントも展覧会もひととおり通ったくらいには大好きな作品なので、実写化不安だったしキャストも正直大して期待し
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.1

フィルム上映で渋谷で鑑賞できることそのものにまず大きな価値がある。

スクランブル交差点、靖国通りのネオン、こんなに人が溢れていても孤独が際立つ独特な街東京。

20年前にこの作品と出会って、VHSで
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

共感性羞恥を呼び起こす青くて痛い映画

大人になる方がずっとかっこいいのに、大人になることをダサいことって捉えてた
かといって年相応だったりガキっぽいのはもっとダサいと思ったり
そんなダブスタで天邪鬼
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

彩度の低い画がロンドンの鬱屈した雰囲気を醸し出していて、そこに蔓延るクズ達のバラバラのピースがだんだん埋まって繋がっていく感じがたまらない。

全員ヤバいやつだけど、どこか抜けててシュールだし、出番少
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バービー(2023年製作の映画)

1.5

日本解禁前の炎上騒動は横に置いての感想。

ブラックジョークとパロディまみれでところどころギャグ自体は笑えたけどストーリーが結構つまらなかった。女性性からの解放を謳いたいのか、全て包む包容力≒母性を讃
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.9

ヒョロガリの青年からだらしない体型になりだした晩年まで演じきってるオースティン・バトラーが本当にすごい。

いろんな音楽に溢れ、ロックも細分化した現代では、エルヴィスの曲はノイジーではないし、当然真新
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

3.9

可愛い人。すべてのしぐさが見る人を魅了する。
「世界で一番愛された人が、実は愛に飢えていた」と涙を流す孫の言葉が胸に刺さった。。。
つらい境遇や過去のトラウマで捻くれたり攻撃的になったりする人が多いと
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クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.0

子供の頃よく観てた作品が久しぶりに地上波放送するとなって録画して観た。
ラストシーンに絆と努力と誇りを感じる!無駄に感動させようとしてないのがまたよい。そんなことしなくてもいい話は普通に感情が突き動か
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.0

地上波放送で鑑賞。
TVサイズにするためにカットされてたのかまではわからないけど、原作に比べて展開早いと思った。
「整形して外見の若さは保っててももう40」な鈴木を演じた安藤政信が当時すでに45くらい
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.4

#新宿東口映画祭 #新宿武蔵野館 で一夜限りの上映があると知って、チケット発売開始になった瞬間にアクセスして目当ての座席を確保して鑑賞。
20年前にVHSで観た作品を初めてスクリーンで堪能できた。
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.4

特別上映で鑑賞。

構図やアングルがいちいちセンスあって、趣味で一眼レフいじってる自分としては全カット参考になる。

ジャン・レノやナタリー・ポートマンが素晴らしいのは言うまでもないが、自分としてはこ
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E.T.(1982年製作の映画)

3.8

40周年 アースデイ特別上映に参加して鑑賞。子役当時エリオットの吹替を担当した浪川大輔の話を聞いてからオリジナル版の上映。
カットされているセリフや修正されているシーン(銃を所持して子供たちを追跡する
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.9

試写会で鑑賞。
SFにカテゴライズされる作品だとは思うけれど、ストーリーは親子愛がベースになっていて、ラストシーンにグッときた。
映像は美しくVFXはかっこいいけど、バトルシーンはちょっと物足りない。
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.9

期待しないでネタ程度にと思って観たら普通に面白かったw
俳優陣のビジュアル再現度半端ない!
原作ネタもありつつ、吹替版は脇役の声優もオリジナルキャスト起用しつつ、獠と香はキャスト交代しているけど違和感
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ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

4.0

初めて観たのは2002年、当時はVHS。版権切れ前の劇場公開ラストのタイミングで、20年越しに映画館で観れて、ビョークの歌をシアターの音響で聴けたのがとても嬉しい。

しかもル・シネマ!日本での公開年
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.0

ちょうど公開日の夕刻に観たので、百鬼夜行の開始と日付も時間もリンクしてゾワゾワした。
ほぼ原作「東京都立呪術高等専門学校」に忠実ながら、合間に8巻の過去編での五条と夏油のやりとりを挟み、二人の関係性を
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.7

登場人物全員が強欲で執着の塊のクズ!感情移入できなくても面白く感じるって結構レアな脚本演出。

マーラのファッション格好良すぎだし、フラン可愛いし、女二人で誰にも屈せずに挑んでるのがあっぱれ。

一番
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.8

ド繊細な主人公チャーリーの苦しい芝居はもちろん、アンニュイな雰囲気を纏いつつ、おどけてみせているパトリックにめちゃくちゃ惹かれる。
優しさも色気もあって、でも本当は自分も傷ついているのにそれを感じさせ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.5

マーティーが過去に旅立った10/26の一日限定上映にてスクリーン鑑賞
何回観ても笑えるし、わくわくするし、曲が最高!
88マイルは出せないけど、映画館からの帰りはヴァン・ヘイレン聴きながら運転しました

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

3.8

dEUSの劇判が震えるほどかっこよかった。
マルタン・マルジェラ本人の声が柔らかくて、時折照れているようで、斬新で前衛的な(と思っていた)デザインのファッションを創り出した人にしてはすごくピュアでナチ
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オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

4.0

なんでも揃ってる今の10代20代はすぐエモいエモい言うけど、これこそがエモーショナルだよ

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.2

ヒューマントラストシネマでの上映会に参加して、久しぶりにスクリーンで観れた大好きな作品!

タイムトラベルという稀有な能力を持つ主人公ティムが、非凡で普遍的な人生に幸せを見出すまでのストーリー。ポスタ
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劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―(2021年製作の映画)

4.0

劇場編集版と銘打ってることもあり、ほぼダイジェストだったらどうしようと思いながら観に行ったが後半ガン泣きだった。

訳ありとか病とか父子家庭とかいろいろ泣かせにかけられる要素が多いけど、泣かせにかかっ
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クルエラ(2021年製作の映画)

2.8

ロックの日に鑑賞。
70年代のモッズやらパンクやらグラムロックやら色々聴けて音楽満点。
刺激的なファッションや退廃的なロンドンの街並みなど絵面も満点。
エマ・ストーンとエマ・トンプソンのWエマ最高。
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.6

今月末で東京ディズニーランドで開催中のハッピーフェアwithベイマックスが終了してしまうので久しぶりに鑑賞。

ディズニー作品は多くのことを気づかせてくれる。本作も、友情、愛情、勇気、機転…いろいろな
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

3.7

サタニズムを目指してブラックメタルを確立させたかったユーロニモスが、一番普遍的で繊細な青年。
彼は狂人にはなれなかった、儚くて美しい悪魔のいけにえだったんだなと切なくなった。
メイヘムはマジでトチ狂っ
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.7

原作未読。予告編が気になってずっと観たかったのだがなかなか時間が作れずようやく鑑賞。
サスペンスなのにタイトルがなぜ「ファーストラヴ」なのかを知りたくて観たようなものだが、ああなるほどこれはサスペンス
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ファンタジア(1940年製作の映画)

4.0

1940年にこれが公開されたとは思えないほど、斬新な手法がいくつも使われている作品。
映像に音を当て嵌めるのではなく、既存のクラシックの音に映像を当てていくことで、クラシックに馴染みのない私のような人
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

★考察
「ニアサーも悪いことばかりじゃない」のケンスケのセリフの真意
シンジの性格的に、トウジとヒカリの結婚が慰めにならないと思っていたので、ケンスケのこの言葉の意味をずっと考えていて気づいた。

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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

2.5

第九がベートーヴェン作詞の冒頭の歌詞以外に何度も追記され改訂されたように、
庵野監督は何度も焼き直しして自分が作りたかったエヴァンゲリオンという壮大な人生賛歌を、そのときの技術レベルとマンパワーを最大
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.7

シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版の鑑賞の前に復習。
TVシリーズの25話、26話が内面描写に徹したものだったため、その2話を俯瞰で見た作品がこの旧劇場版一作目の位置付けだと個人的には理解している。


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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

期間限定再上映していたので鑑賞。
ドルビーシネマの音響体験はライブエイドの渦の中に飲まれたようで最高だった。

本編開始前の20th Century Foxのファンファーレがかっこいい。

ラミ・マレ
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ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国(2006年製作の映画)

4.8

契約の都合で日本のシアターで上映できる最後の機会とあって、絶対観に行きたいと思ってチケットを取ったら、
なんといまや珍しい35mmフィルムでの上映で、
しかもシネマート新宿の機材入替に伴ってこれが最後
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