ぬっきーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

怪物(2023年製作の映画)

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日本が今通り抜けなきゃいけない物語だった。ラストシーンには願いが込められているように思ったし、そんな願いなんて軽々超えていってしまうような、こどもたちのパワーが描かれているように思った。

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんかもう、ジンがかわいそ!ってなるくらい、こいつなんかいつも、スレスレでコナンと灰原哀の正体に気づけない。かっこいいキャラのはずなのに、どうも間が抜けて見えてきて、だんだん変な角度からジンのことが好>>続きを読む

遠いところ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こいつまじで最低だなって人も出てくるけど、でもこの映画に出てくる大抵の人はみんな悪くないように私には見えた。
暴力振るってしまったマサヤも、あんたのことは面倒みないと言ったおばあも、健吾を児相に渡して
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

わぁ、映画っていいなぁ!ってずっと思いながら観ていた。
メッセージ、なにか込められていたのかもしれないけど、そんなものどうでもいいなと思える時間がたっぷり詰まった、いい匂いのする映画だった。
いい匂い
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シャレード(1963年製作の映画)

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みたことないなぁと思って見たけど、見はじめて見たことあったのを思い出した。
当時も今も、同じこと思った。これ、宝塚でやればいいのに。
男の方がミステリアス過ぎてむずいんかな。
トップスターの演じる役の
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幻滅(2021年製作の映画)

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冷静になって振り返っても、リュシアン、ほとんど悪くないよなあと思った。
もし悪いことがあったとしたら、何も知らないってことだったと思う。
こんな仕組みで動いている世の中で、野心を持って何も考えずに動け
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トリとロキタ(2022年製作の映画)

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世界にこの二人しかいないみたいな映画だった。
登場人物はもちろん何人かいるのだけど、なんだか印象として。ちゃんと顔が見えるように撮られていたのが、トリとロキタだけだったからかもしれない。
救いようのな
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犬王(2021年製作の映画)

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物語が誕生してから現代まで、知られなかったすべての物語への供養のような映画だった。

スーパーの女(1996年製作の映画)

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観たことないと思ってずっと観たかったけど、観たことあんなこれ。見覚えのあるシーンがいくつかあった。もしかしたら中高生の頃にテレビでやってたのかもしれない。
やー面白かったなぁ!なんていうか、単純にスー
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

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公開当時から気になっていて映画館に行きそびれた映画。
グロいところがしっかり描かれてて結構この辺はキツい。これは美術さんとメイクさんががんばったんだ…と言い聞かせてみないとあかんかった。多分劇場で見て
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薔薇の名前(1986年製作の映画)

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ずっと気になっていた作品。どちらかというと、本の存在が気になっていたけど、なんかふと映画で観てみようと思って探してみてみた。
気になってたのは、キリスト教、図書館、殺人事件、というキーワードから。こう
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パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

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昨日みた「妖怪の孫」に続いて、課金して鑑賞。
最初は政治家やメディアに(自分の)怒りの矛先が向いているのを感じるが、最後の方は、自分たち有権者に向かっているのを感じる。
私は今の現状を変えるために何が
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妖怪の孫(2023年製作の映画)

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これまで知らなかったことを発見!というよりも(中にはマジで、そんなことまで…ということもあったけど、もはやさもありなんと思ってしまう一国民の自分)、やー、この人たちってこういう感じだよね、という事実た>>続きを読む

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

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アイヒマン裁判に関心があって、課金してみてみた。アーレントが裁判傍聴を経てどんな論考を発表していたのかはなんとなく知っていたけど、当時こんなに論争を巻き起こしていたことは知らなかった。そしてなぜそんな>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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映画館を出てきた時に腑抜けになっており、心が一枚皮を剥いだみたいに生まれたてでプルプルしており、世界が違う景色に見えた。なので、私にとってはすごくいい映画だったんだなぁと気づいた。こういう気持ちになっ>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

なんかちょっと距離置いてみてたのに、最後気づいたら泣いてた。
でもなんで泣けたのか、よくわからない。
観てよかった。

大恋愛(1969年製作の映画)

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ピエール・エテックス、全然知らない人でしたが、映画特集が上映中で、しかもジャック・タチが好きな自分にはなんかどれもよさそうと思って2日にわたって全部見てきました。
あまりに立て続けにみたので(しかもレ
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.8

観たことない映画だった…
なんやこれ。
感覚がバグってくる。

エゴイスト(2023年製作の映画)

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自分には人を愛する心がないんじゃないかと、心配になるくらい何も感じなかった。
観る前に、激しく心を動かされるようなそういう映画を想像していたのもあると思う。
なんというか、ものすごいことがたくさん起き
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

時間と空間と言葉が歪んで、自分がなにを見ているのか分からなくなる。
ここでもう終わるかな、というシーンからさらに1時間くらい映画が続いた。
登場人物たちの細かい動作がすごく印象的に配置されていて、それ
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.6

人の反応の予測のつかなさのようなものが、すごく物語に影響していて、この男とこの女でないとこの話にはならなかったよなというたった一つの物語という感じがする。
それってなんでもないけど一つの奇跡のようなも
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最後まで行く(2014年製作の映画)

4.2

途中から狂気のプロレス観てるみたいな気分になってきた。
ヒール役の人の迫力が凄まじい。こわい。
あまりに迫力あり過ぎて笑ってしまうくらい。
いわゆる手に汗握るってやつで、最後までスマホに触ることなく笑
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あげまん(1990年製作の映画)

3.2

昔だから作れた題材の映画。
面白いとか面白くないとかおいといて、ひどい話である。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.6

妙ちくりんな映画だった。
映画の終わりの方、なんだか泣けて仕方なかったのだが、なぜ泣いてしまうのか分からなかった。
みんなが望むようにやったらこうなるよなっていう、不思議と、最後ギリギリのところで人間
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