marnimさんの映画レビュー・感想・評価

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蛇鶴八拳(1977年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

蛇鶴八拳、約30年ぶりという超久しぶりの鑑賞。
覚えていたのは、ガキ娘が敵将の大木金太郎バリの頭突きで殺されるところと、最後のトドメのシーンのみで、ストーリーはほとんど覚えていなかった。
秘伝書を狙っ
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哀しみのトリスターナ(1970年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

カトリーヌ・ドヌーヴ……名前だけは知っていたが、今回彼女が出演する作品を初めて見た。
ドンロペのいいなりだったトリスターナ、オラシオと出会い駆け落ち、そして足の病気で舞い戻り結婚、そして冷酷に見殺す…
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画、正直何の興味もないのだが、この映画は何となく知っていたのでちょっと見てみることにした。
人の頭の上でゲロを吐くとかマジサイアクやし、男を犬コロのように振り回すワガママ態度にムカムカ、ブスだっ
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.5

有名な作品なのだが今回初めての鑑賞、とてもおもしろい作品だった。
ところどころラピュタとの共通点を感じるところがあり、特にラピュタのドーラ一家と本作のマンマユートは、敵役でありながらも何となく憎めない
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キッド(1921年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

サイレント時代に作られたチャップリン初の長編映画。
親子愛というテーマで描かれた作品だが、チャップリン映画特有の笑いも随所に散りばめられていた。
子役の男の子キッドが実に素晴らしく、家で料理を作ったり
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2012(2009年製作の映画)

4.0

奥さんからススメられて鑑賞。
所謂、地球滅亡系のSFパニック映画で、大噴火、大地震、大津波……次から次へと襲いかかる巨大災害が全てド迫力映像で、手に汗握りっぱなしの150分だった。
特に、倒壊するビル
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

第51回アカデミー賞受賞作品。
戦争関連の映画は、必ずと言っていいほど残酷なシーンが出るので正直苦手なのだが、第1回から歴代アカデミー賞受賞作品を見ている一環で本作品を見ることとした。
ごくごくありふ
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007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

007シリーズの第5作、舞台が日本ということで一度見てみたかった作品。
007シリーズは第1作のドクター・ノオから順番に見てきたが、ボンドのスキだらけ感は未だ解消されておらず、特に宇宙飛行士に変装して
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ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

3.5

幼い頃にテレビで見た記憶があり、おそらく50年近く前ということになろうか。
さすがに今見ると、映像はチャッチくて見るに堪えないが、ミクロのサイズまで縮小化して体内に入るという発想はとても素晴らしく、人
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.5

第50回アカデミー賞受賞作品。
アルビーとアニーとの関係の話の中で、途中、過去の出来事がインサートしてくるので、内容が掴みづらいところがあったが、楽しく鑑賞できた。
アルビーがカメラに向かって話しかけ
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極道の妻たち(1986年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ヤクザ社会の裏側で生きる妻たちを描いた作品。
服役中の夫に代わり粟津組を守る妻・環を演じる岩下志麻、実にドスが効いていて、その所作や組長代理としての胆力はまさに極道の妻そのもの。
妹役のかたせ梨乃との
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ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

3.8

エディ・マーフィー主演の大ヒットシリーズの第2作。
本作もタガート&ローズウッドを従え、アクセル刑事が口八丁手八丁で事件解決を行っていく。
アクションシーンや銃撃戦はそれなりだが、本作もアクセル刑事の
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

4.0

マーベルフェーズ1から順番に見てきたが、今のところハズレは「アイアンマン2」ぐらいで、あとは全て当たりだったが、本作もとてもおもしろい作品だった。
貧弱で女の子にもモテないスティーブンが、アメリカンヒ
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宮本武蔵 一乗寺の決斗(1964年製作の映画)

4.5

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宮本武蔵シリーズの第4弾。

吉岡清十郎を一撃のもとに倒し、その弟の伝七郎と雪の三十三間堂での対決、下に潜む門弟ともども一刀のもとに切り伏せる凄まじさ。
しかも遊郭の合間に対決を行ない、何事も無かった
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.0

有名な映画なので、一度は見ておきたいと思い鑑賞。
全編にわたり戦時中の残酷な日本兵が容赦なく描かれていて、正直日本人として情けない気持ちになった。
ハラとロレンスの不思議な関係は、上手く描かれていてラ
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アバター(2009年製作の映画)

4.8

2025年の新年1発目の映画ということで、本当にいい映画を見たいと思い本作をセレクトした。
本作は今回で2回目の鑑賞となるが、初めて見た時の衝撃は今もハッキリと覚えている。
まずは何と言っても映像の素
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脱出(1944年製作の映画)

3.8

ハンフリー・ボガートとローレン・バコール出演の作品とのことだが、ボガートはカサブランカで見ていて知っていたが、ローレン・バコールは初めて知った。
ボガートとバコールの掛け合いがとてもカッコ良く、特にボ
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恋は緑の風の中(1974年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原田美枝子、「北の国から」の凉子先生がとても素敵で大好きな女優である。
そんな原田美枝子の15歳デビュー作が本作で、是非見てみたいと思い、TSUTAYAディスカスでレンタルし鑑賞。
中学生の性の目覚め
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ロッキー(1976年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

Filmarksでは登録1作目、50作目、100作目……と50作目毎の節目には、自分の中の特別作を登録してきたが、300作目についても最高点の5.0としたいので、本作をチョイスした。

クズ同然の落ち
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ペリカン文書(1993年製作の映画)

3.5

ジュリア・ロバーツ、デンゼル・ワシントンの二人の名優が共演ということで、見てみたかった作品。
大まかなストーリーは分かったが、細かいところまで理解できず、また、誰が誰だか分からない場面もあって、個人的
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アニー(1982年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

両親に捨てられたアニーだが、いつか私を迎えに来ると信じて明るく過ごすアニー、その姿が愛くるしくてとってもカワイイ。
金の亡者ウォーバックスがアニーと生活するうちに愛と優しさに目覚めていく展開もgood
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天と地と(1990年製作の映画)

3.5

軒並みスコアが低く、酷評の嵐なのでどれだけ酷い映画なのかと思い鑑賞したが、聞くのと見るのとでは天と地で、全く期待していなかっただけに意外におもしろかった。
とりわけ合戦の迫力は圧巻で、猫も杓子もCGや
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女猫(1983年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ついに女猫、見れました。
元々早乙女愛の色っぽさが好きで、「ハングマンシリーズ」で好きになり、さらには土曜ワイド劇場の「レイプ囚に愛された女 」ではそのエロさに虜になってしまったという経緯にあり。
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マークの自動小銃乱れ打ち、そしてラストではホーが見事にシンをぶち殺してくれたところはまさしく快感!
全体的にセリフがクサク、80年代の大映ドラマかと思わせるところもあるが、男と男の絆を存分に感じること
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タンポポ(1985年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

おもしろい!
とても不思議な映画だったが、本筋のラーメンの話も良かったが、それよりもむしろショートコント的な話が次から次へと出てきて、それがとてもおもしろかった。
特に笑ったのがマナー講座のスパゲッテ
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

中山美穂さんを偲び、代表作である本作を鑑賞。
渡辺博子と藤井樹とのラリーがtoo muchで、一回ちゃんと会って話せよ的なまどろっこしさを感じたが、ラストの似顔絵のシーンはとても素晴らしかった。
正直
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

第48回アカデミー賞受賞作品。
精神病と偽りこの病棟に移されたマクマーフィ(ジャック・ニコルソン)、正常である彼は精神病棟の中ではまさに異端。
ラチェット婦長による厳格的な管理に反発するうちに、正気も
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

リュック・ベッソン監督の作品は、今まで「レオン」「フィフス・エレメント」を鑑賞、どちらも大好きな作品なので、今回の「ニキータ」も期待して鑑賞した。
不良少女から政府の秘密工作員に仕立て上げられ、愛する
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男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)

3.8

『男はつらいよ』シリーズの第5作目。
テレビドラマでさくら役を演じた長山藍子がマドンナとして、団子屋のおばちゃん役を演じた杉山とく子がマドンナの母役、博役を演じた井川比佐志が恋敵を演じるという配役で、
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うなぎ(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭、浮気する妻をメッタ刺しにするシーンは恐怖を感じたが、アレを目の当たりにした時には理性を失うのも無理はないと思った。
仮出所してから、周囲の人とあまり関わらないように生きている山下(役所広司)、正
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

この映画は絶体絶命の状況の中、ジーン・ハックマン演じるスコット牧師の圧倒的なリーダーシップに尽きるが、行動を共にする者たちのキャラもしっかり立たせてある。
完全に足手纏いと思われていた肥満のベルが、水
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壬生義士伝(2002年製作の映画)

4.0

第27回日本アカデミー賞受賞作品。
近藤勇、土方歳三、沖田総司 ……新撰組には有名な剣士が数多くいるが、本作の主役である吉村貫一郎という剣士は初めて知った。
回想で語られる在りし日の新撰組、そんな中、
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

第47回アカデミー賞受賞作品。
200分にも及ぶ長い映画で、父ヴィトーの跡目を継ぎ強大な権力を持ったマイケルの物語と、マフィアに両親と兄を殺された少年が、一人アメリカに渡り、やがて一代でファミリーを築
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

見終わったばかりの感想として、とてもいい映画を見たなぁという風に感じた。
映像の美しさ、とりわけ宇宙空間や氷の惑星の映像は素晴らしく、大津波のシーンや回転しながらのドッキングはハラハラドキドキ感も充分
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第三の男(1949年製作の映画)

3.5

友人もススメる程の名作とあって、かなり期待しながら鑑賞した。
"第三の男"こと、オーソン・ウェールズ演じるハリー・ライムが登場してから、物語はググッと盛り上がったものの、全体的な印象としてはミステリー
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

サーマンのタバコを持ちながら挑発的目つきでコッチを見ているポスター……前々から気になっていた作品で、今回ようやく見ることができた。
時系列がバラバラに描かれており、最後まで見てようやく全体が繋がるとい
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