まーぷるさんの映画レビュー・感想・評価

まーぷる

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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.9

ドレスを作ることに人生を捧げた男が理想のミューズに出会い、見初めたつもりが気付けば彼女から離れられなくなるという単純なようで繊細なお話だった。ドレスの美しい刺繍を見ていたはずが本当は裏地の糸の縺れだっ>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.3

原作をイメージしていったら見事に裏切られる作品。私は幼少期に絵本が好きで観て、この映画はもはやオマージュレベルだと思う程世界観が違う。私はそこが好きだった。

マグレガーさんとピーターとのやりとりが全
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.5

鑑賞中から心がごちゃごちゃになって、感動と苦しさで泣いて目眩がした。大人になる途中の少女の成長物語とも捉えられるし、一番の理解者であり分かり合えない半身のような母親との物語。母親との関係に少しでも辛い>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

2回観てきた。それでもまた観たいと思える作品。

読書をしたり編曲をしたりする大人びているように見えるエリオだけど、やっぱりまだ幼くて青くて揺れ動く少年として描かれているのが良かった。彼があの17歳の
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.2

あまり予備知識を入れずに行っても理解できる内容で、きちんと知っていればもっと楽しめただろう内容だった。最近、映画を観るのには学生時代の勉強が役立つなと痛感してる。

報道の自由はどこまで許されるのか。
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.3

『聖なる鹿殺し』の予習で。ベン・ウィショーが出てるの知らなかった。何となく得した気分。

コリン・ファレルのどの役にもなりきる才能がとにかく凄い。ビガイルドの妙な色気のある兵士とは正反対のちょっと冴え
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ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)

3.0

悪夢を映画にしたのかと思った。ミヒャエル・ハネケ作品を観ようと思って選んだけれど、これは初心者向けなのかどうか。

動機も次の行動の予測も付かなくて、観ている最中ずっと背中がひんやりしてた。こんな映画
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

4.3

ラースお兄ちゃん目当てで。ミケルセン兄弟の見目麗しさは素晴らしい。とは言え、ラースお兄ちゃんは徹底した悪役たった。それが良かった。これは実話に基づいていて、本当にエリックとエルマーの二人が戦ったお話だ>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.4

映画館で観られなくてレンタルしたけれど、映画館で観なくて良かったと思うくらいに泣いた。

親を病気で亡くす子どもという設定だけでは泣かないのだけれど、お母さんの回復をひたすらに願う姿が健気でもうだめだ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.5

ブレードランナー2049を観たくて予習のため鑑賞。

全てのSF映画はブレードランナーに通ずる、これに尽きた。
最近観た「オルタード・カーボン」も街の世界観がブレードランナーそのもの。

SF映画全て
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.2

キリアン・マーフィの演技が良かった。映画館で観たかったなぁ。

目線や話し方の強弱で気持ちの揺れ動きを表現するのがとにかく上手いと改めて思った。
任務のために命さえ投げ出す覚悟をしながら人間らしい一面
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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

3.4

デイン・デハーン作品履修中。安定の理不尽にさらされるデハーン。そこが好きな人にはおすすめ出来ると思う。私は大好き。デハーンの色白さが目立って病的な作品にぴったりだった。

ストーリーとしては、ホラーと
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さよなら、ぼくのモンスター(2015年製作の映画)

4.3

小さな頃のトラウマと自分の性的志向に悩むオスカーが真っ直ぐで辛かった。両親は離婚、父親はとても立派な大人とは言えない。それでも、少年はオスカーは自分で大人になっていく。痛みを伴いながら。

オスカーが
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.2

エコールと同じ雰囲気を感じてずっと楽しみにしていた作品。感想としてはエコールとは別物かな…。サスペンス風味。
結末は予想の範囲内だけど、薄ら寒くなる最後のワンシーンは凄く好き。

男性不在の学園で庭仕
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