Marthaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.9

「罪の告白とは自分に欠点があることを認めることだ。自分の欠点を認めることで、その欠点に向き合う機会と強さを与えられる」
「僕は病気を抱えているけれど、僕は病気そのものじゃない」
「愛や本音で精神的な病
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

美術館に行った気分。
グラフィックと音楽がものすごく綺麗で、光の描き方や色の陰影からして印象派の展覧会に行ったみたい。良いか悪いかで言えば良い映画だった気がする。悪くは無い。
かなり受け取り手によって
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ファミリア(2023年製作の映画)

3.5

ツッコミどころは多かった。
不安定要素を大御所俳優及び大御所タレントで固めた感じがする。
全体の空気感とか取り上げる題材自体は好みだったので飽きずに見ることは出来た。ただ、半グレ連中も言いがかりをつけ
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縁側ラヴァーズ(2020年製作の映画)

3.6

パンチがある訳では無いのに自然と惹かれて最後までスルッと見れた。

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

TIFF2022で鑑賞。
原作読後に観た為、原作との差異を感じる点は所々あったものの作品全体のキーワードはしっかり押えていた印象がある。
原作を読んだ時は"ゲイカップルのロマンス"というよりは、"母と
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LOU ルー(2022年製作の映画)

3.3

普通におもろかった。母性ってなんだろう。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

これが愛か。って感じ。
ドラマはご飯に重点が置かれてたけど、劇場版は同性カップルの不安定な部分や家族関係にもしっかり焦点が当たってて、着実に家族になっていく二人をゆっくりとした店舗で見守れたのが良かっ
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.7

映像美と、ダイアナを演じるクリステン・スチュワートの演技が秀逸だった。ダイアナの心の中の不安感や不穏さが画面から溢れ出して自分も首を絞められているような気分にさせられたのが怖かった。観るのに体力がいる>>続きを読む