まるさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

まる

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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.8

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子どもがいない夫婦ピートとエリーが、一度に3人の子ども(この3人は姉妹)を里親として迎え入れることから始まるファミリードラマ。

あらすじから予想できる展開通り、そう言っても過言ではないくらい、テンプ
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.1

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終始どんよりとした暗さの中で展開していく映画で、一応恋愛映画になるのだろうか。

暗い映画が嫌いなわけじゃないけど、どの登場人物も魅力がなく、どうにも面白さが分からなかった。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

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『ミッドサマー』と同じ監督の作品らしく、めっちゃ興味があったので観てみた。

画作りがとても上手いので、観ていて飽きないし、面白いもの作るなぁと感心する。

ただし、ラストシーンを迎えるまでは。

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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

3.0

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久しぶりに心折れそうになる映画を観た。

つまらなすぎて最初の15分くらいで観るのやめようかと思ったけど、後半なんとか盛り返してきて、つまらない映画っていう評価で終わった。

こないだ観た『ザ・セル』
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.3

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クリストファー・ノーラン監督作品ってことで、SF的な要素を期待して観てしまったが、全然そんな映画じゃなかった。

第二次世界大戦のダンケルクの戦いを描いているらしいが、その話を全く知らない私には背景が
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ザ・セル(2000年製作の映画)

4.0

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ブックマークしてた本作がアマプラで観れるようになっていたので鑑賞。

ストーリーは、医療施設で働く女医キャサリンが、特殊な機械を使って他人の意識の中に入り込み、意識の内側から治療を試みるというもの。
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.5

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ONE PIECEの映画を初めて観た。

テレビアニメも見てないから分からないけど、バトルシーンの分かりにくさがとにかく酷い。

背景ゴチャゴチャしてよく分からん世界で、下手くそなナイツオブラウンドぶ
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犬王(2021年製作の映画)

3.4

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能楽を舞台にした、音と舞の映画。

私は松本大洋さんの描くキャラの顔がどうにも好きになれないので、スムーズに映画の世界に入れるか不安だったけど、アニメならではの映像美があって、全然心配要らなかった。
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

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最近のアニメ映画ってのは進んでるなぁっていうのが第一印象で、最初は見慣れてない映像だから違和感あったけど、慣れるとやっぱりキレイな映像。

キャラの絵やストーリーからも、ちゃんと井上雄彦が作ってる感じ
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RRR(2022年製作の映画)

3.6

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週刊少年ナートゥ連載のRRRを実写映画化しました。

って感じの映画。

主人公が2人いて、それぞれインドの違う部族出身のヒーロー的存在であり、キャラクターの対比が分かりやすく描かれている。

映像的
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犬に名前をつける日(2015年製作の映画)

3.6

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殺処分を待つだけの犬や猫を救うために、日本中を奔走する保護団体の人たちを追った、ほぼドキュメンタリーの映画。

完全ドキュメンタリーの方が良いと私は思うが、映画監督役を小林聡美さんが演じているのはどう
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.3

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中学生のとき、山の中に秘密基地作ったことを思い出した。

懐かしさがある話だったけど、内容が薄めだったからあまり刺さらなかった。

スーパースローの映像とか、映画としては要らんと思うけど、映像は面白か
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.1

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フランス映画らしさ全開。

アーティスティックな映画なので、美術館を秒速で駆け抜けるような鑑賞をする私には向いてない。

早送りしてちょうど良いくらい、冗長な映画だった。

靴ひも(2018年製作の映画)

3.6

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息子に発達障害があることが分かり、息子が2歳のときに子育てを放棄して離婚した父・ルーベン。

38歳になるまで母親と二人暮らしだったが、母親が事故で突然死してしまった息子・ガディ。

その母親の葬式で
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

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事件の背景は複雑なんだけど、観ている方にはシンプルに分かりやすく描いてくれているので、頭使わなくても楽しめるミステリー映画だった。

設定も展開も演出も面白いけど、探偵役が無個性のおじさんにしか見えず
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キング(2019年製作の映画)

3.3

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映像が綺麗ということ以外、特に印象に残らない映画だった。

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

3.2

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7人のサイコパスが出てくる話ってなってるけど、7人もサイコパス出てこない。

途中までは、7人のサイコパスがアベンジャーズみたいな感じ(アベンジャーズ観たことないけど)に大活躍する流れを期待してたけど
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ヤーラ(2021年製作の映画)

3.6

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なんか似たような話を最近見たなぁと思ったら、今週の『ありえへん∞世界』って番組でやってたのと同じ事件だった。

集中して見てたわけじゃないけど、そっちの犯人役の人も、この映画の犯人役の人も、実際の犯人
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.4

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DV親父に悩まされていた家族の母親が、子どもたちが自由に暮らせるようにと願って父親を殺害。

父親が暴力を振るう理由は、「子どもたちに自分のタクシー会社を継いでもらいたいのに、子どもたちの夢が別にある
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.7

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アクション映画っていうジャンルなんだろうけど、アクションそのものよりも話が面白い。

ほぼ不老不死の体質を持った4人の傭兵チームのリーダー、アンディが主人公。

何があっても死なないわけじゃなく、いつ
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アイ・ケイム・バイ(2022年製作の映画)

3.1

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最後まで飽きずに観れるけど、みんな脇役みたいなキャラばかりで、印象に残らない映画だった。

ジイさんが自宅地下に人間を監禁してるところは『ドント・ブリーズ』を連想させたけど、あれもあれでイマイチだった
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

3.3

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こういう映画を観ると、自分が冷淡でドライな人間だと認識させられる。

これが身近な話で、私と関わりがある人に起きた出来事なら受け取り方も変わるんだけど、ずっと他人事だった。

ドキュメンタリーじゃなく
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人生、ブラボー!(2011年製作の映画)

3.8

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20年前に693回も精子提供を行い、そこから533人の子どもが誕生した優秀な精子の持ち主、ダヴィッド。

精子は優秀なようだけど、私生活はダメダメなだらしない独身おじさんで、8万ドルの借金に追われた生
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.8

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たしかにあらすじに書いてある通りではあるんだけど、このあらすじからイメージしていた内容とは全然印象が違い、思った以上に面白い映画だった。

あと、スコアは統計だから、とても参考になると思ってるけど、多
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ルック・オブ・サイレンス(2014年製作の映画)

3.0

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どいつもこいつも気に入らない人間しか出てこない映画で、耐え切れずに途中で観るのを止めてしまった。

文化とか宗教観の違いなんだろうけど、そもそも裁きを神に委ねてるのが気に入らないし、殺した側も、殺され
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

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高校生の複雑な三角関係を描いた作品。

とても丁寧に作られてるんだけど、なんだかグッと来る感情表現がなかったので、私には刺さらなかった。

やっぱ電車は追いかけるに限るな。

人生で一度だけ経験がある
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.5

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マジシャン見習いだったアンジャーとボーデンの人生を追った話。

アンジャーは、マジシャンの助手をしていた奥さんを、水中脱出マジックの公演中の事故で亡くしてしまう。

その事故が起きたときに、奥さんの手
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.5

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統合失調症の高校生を中心に描いた話。

本編視聴前に色んなレビューを見ていて、
「病気を抱えてるけど、病気そのものじゃない」
という言葉を何度も目にしていた。

観る前と後で、この言葉に対する印象はず
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

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観ていてこんなに笑顔になれる映画には、そうそう出会えるものじゃない。

ロバート・デ・ニーロ演じるベンは、紙の電話帳制作会社に40年勤務して引退していた70歳の老人。

アン・ハサウェイ演じるジュール
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.5

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めちゃくちゃ長くて、特別盛り上がるようなとこもなくストーリーが展開していく。

〇〇が起きました。
その背景にはこの人がこんなことしてました。

みたいなのをずっとやっていて、それを延々と観てる映画。
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.9

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とても丁寧で、不思議と心が温まる映画だった。

子どもが1人いる夫婦が、その子の親権を争って弁護士を雇い、離婚する流れを描いたストーリー。

最初は夫婦どちらも円満離婚を求めていたのに、些細な出来事が
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悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.2

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面白さが全然分からない映画だった。

続きが全然気にならないので、3日に分けてようやく見終えたけど、最後まで見ても結局面白くなかった。

神も悪魔も宗教も何も信じちゃいないので、「頭大丈夫か?」って人
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アイム・ノット・シリアルキラー(2016年製作の映画)

3.7

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葬儀屋(死体解剖屋だと思ってた)の息子ジョンが主人公。

ジョンはソシオパス予備軍ってことになってて、たしかにその片鱗はあるものの、全然社会性がある青年。

ジョンの葬儀屋に、内臓が持ち去られた遺体が
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消えない罪(2021年製作の映画)

3.6

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警官殺しの罪で20年服役していた主人公ルース・スレイターが、模範囚で刑期を終えて出所。

とはいえ警官殺しの罪は世間が許してくれておらず、社会復帰しても、その社会に居場所がない。

そんな窮屈な生活を
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「猟奇殺人 映画」で検索してヒットした映画だったので、主人公ルイスがスクープ欲しさに犯罪に手を染め、しまいにゃ助手を次々に殺して、その自作映像をテレビ局に売るようになってく話かと思ったら、全然違った。>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

70年以上前に製作された映画だそうで、1年くらい前からブックマークしてた本作をやっと観た。

街の人に愛されてる主人公ジョージが、従業員のミスから倒産の危機に陥り、自殺して自分の保険金でやり繰りしよう
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