ざざぎさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ざざぎ

ざざぎ

映画(129)
ドラマ(0)
アニメ(9)

ブロウ(2001年製作の映画)

2.9

麻薬ブローカーが儲けて破滅するまでの話としては差別化があまりできていなかった。
グッドフェローズの方が面白い。

ザ・レポート(2019年製作の映画)

4.1

個人的に温度は低めだけど芯の部分だけは熱いみたいな作品は好きなので高評価だった。

序盤の拷問シーン以外は話しているシーンだけだが、不思議と退屈しないかっこいい画を作り出していて監督や俳優がすごいと思
>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.3

逆ギレだけど覚悟の決まった殺し屋が淡々と殺して回るのが、かっこよくもありシュールでもあった。
正直途中まで主人公の心情を掴みかねていたが、エピローグで説明されたことで腑に落ちる。

あとthe smi
>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

1.6

シリーズものの最終作だと気付かなかった。もう少しそこを主張してほしい。

姿を隠して生きるヒーローというテーマはすでに日本でやり尽くされているため、特に目新しさはなかった。アメコミ的にはカウンターなの
>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.3

ロックフォードの若者の日常を切り取った映画。
場所や人種、彼らを取り巻く問題は日本人とは全く異なるが、結局はアイデンティティの問題や親、友人恋人などとの関係で根の部分は同じものでとても共感できた。

ディスコード -DISCORD-(2012年製作の映画)

3.0

テンポよく色々な展開を仕掛けてくるホラー映画でよかった。

幽霊的な要素もあったけど、基本的にはサスペンスなサイコスリラーで納得感も強い。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.9

登場人物が狂気的だが覚悟の決まった人物ばかりで好きになれた。

特に、ジェフリーが探究心や人を助けたいと言う思いだけで事件にのめり込んで行く姿が印象的だった。

ストーリーとしては先が読めるものだった
>>続きを読む

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

2.4

先の読めない展開と、事件に翻弄されてヘロヘロになって行く主人公がよかった。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

2.0

淡々とした描写や無駄のないストーリーは良かった。しかし、どの登場人物も好きになれなかった。

労働者として厳しい生活を強いられている主人公は可哀想だと思う反面、終盤で急にイキリだしたのがダサかった。昔
>>続きを読む

ドント・テル~秘密を話したら最後/誰にも言うな(2020年製作の映画)

3.4

予測できないストーリー展開と登場人物の心情描写が丁寧でよかった。

全てを弟のせいにして傍若無人に振る舞う兄にはヘイトが溜まったが、それでも行動原理としては一貫して納得の行くものであったので嫌いにはな
>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.3

不思議な世界観と妙に明るいキャラクター達が魅力的だった。

この監督にしか出せないものを感じてよかった。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.2

アニメや演出に関しては文句がない。夢であることを利用して多様な世界を描き切っている。

一方でストーリーが投げっぱなしと感じた。夢に囚われてそこから抜け出せずにいる不穏な状況はよかった。しかし、夢から
>>続きを読む

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

2.4

メフィスト賞受賞作の実写化ということで見たが、あまり期待しないで見た割に意外と悪くなかった。

正直なところキャラクターやストーリーは普通だったが、作者自身の持つ青さを感じるような描写は見ていて心地よ
>>続きを読む

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

2.3

ファウンドフッテージの始祖として評価されてると把握した。
登場人物達が不穏な出来事を端にギスギスしたり怯え出すことで恐怖を演出しているのだが、2020年代ともなると使い古された手法で響かなかった。

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.1

映像として印象に残るシーンは多かった。例えば、怪しい集会は終始不気味で引き込まれた。また、会話シーンも淡々と先の読めない会話を続けて面白かった。

一方で、登場人物がダメな大人しかいなくてイライラして
>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.0

ストーリー自体は様々な謎や思惑が絡み合っていて面白かった。ただし、登場人物がそこまで好きになれなかった。

リスベットがミカエルに肩入れする理由がわからなかった。恋愛的感情に意味を求めるのがナンセンス
>>続きを読む

フード・インク(2008年製作の映画)

3.3

効率とそれに付随するグロさについてを食品を例として語っていた。
今まで知らなかったことばかりで、見ていて面白かった。食品の大量生産に関する問題意識だけでなく、エンタメとしてもよくできている。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

ヨルゴスランティモスらしい不思議な設定やキャラクターがよかった。
過去作より、監督の言いたい事が伝わるように作ってある。ただ、その分シニカルさが減ったようにも感じる。これに関しては好みの問題だと思うが
>>続きを読む

ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

3.4

テンポが良くて、ストーリーや軽快なキャラクターが見ていて楽しかった。

ムーンライト(2016年製作の映画)

2.3

映像とかは綺麗だし、言いたいこともわかるけど説教臭かった。
主人公が大人になった後が雑に詰め込みすぎだと思う。1、2回話した程度で過去の人間関係の悩みは解消されるか…?

マンソン・ファミリーの休暇(2015年製作の映画)

3.3

あんまり期待しないで見たけど面白かった。
養子の兄弟やその家族の関係性を描きつつ、兄弟の成長をコンパクトに描き切った。しっかりした題材だけど、ゆるい雰囲気で見やすく、さらに気になる展開もあって見続けら
>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

2.6

主人公オリヴァーのキャラクターに乗り切れなかった。
フェリックスの完璧超人が故の悩みの方が丁寧な描写だったぐらい、オリヴァーの描き方が雑。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.2

ストーリーはほぼないけど、ずっと気持ち悪くて良かった。
途中までは意味が分からなくて気持ち悪かったが、意味のわからない展開を積み重ねた末の終盤のカタルシスがすごい。

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

2.8

インタビューとドラマの往復でイマイチ集中できなかった。
グダグダで台無しな雰囲気は好き。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

2.3

サラとアビゲイルがドロドロした争いをしてるのはわかったけど、イマイチ誰にも感情移入できなかった。

クリープ 2(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前作より好きだった。
アーロン?がキモいことは前作からわかっているぶん、キモさへのハードルは高かったものの、それを超えるキモさを出していて満足。怖くもありシュールでもあり理解不能な最高のキャラクターだ
>>続きを読む

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

2.0

ストーリーは面白かったけど、紙芝居形式じゃなくて普通の映像にしたらもっと面白かったのに…惜しい気持ち…
見てる側の集中力の問題か…?