ざざぎさんの映画レビュー・感想・評価

ざざぎ

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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.3

ニコラスケイジがつよい。それだけなのに演出がいいから面白い!

ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

2.5

主人公が酷い目に遭っても、麻薬密輸してるしてるからな…と思ってしまい入り込めなかった。

コラテラル(2004年製作の映画)

3.3

淡々と殺そうとしてくるトムクルーズが怖かった

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.0

題名の通りの郷愁と無常感の広がる世界が心地よくかつかっこよかった。

ストーリーはイマイチわからないけど、それを跳ね除けるぐらい映像や雰囲気がいい。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

裁判は一つの事象を多数の視点から観察し、事象の罪を判断する方法である。ヴァンサンの死についての裁判を通じて、サンドラとダニエルの視点から家族の関係性やそれぞれのパーソナリティを露わにする。作家業が上々>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

遊牧民のように定住地を持たず、車上で生活をするノマドを淡々と映していた。ノマドとしての思想や、ノマドになった理由を主人公の交流によって示す。ノマドの思想を描くことで消費社会の欠陥を示すものの、その思想>>続きを読む

Big in Japan(原題)(2014年製作の映画)

2.7

日本で有名になるために色々な工夫をしようとするも、センスがないため空回りし続けるデイブに憐れみと共感を覚えた。

名声を得るころは幸せなのかと言う疑問がある。たしかに名声を得ることでお金や承認欲求は得
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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

2.5

テクノやエレクトロが流行り始めた時代の電子音楽家に焦点を当てた作品なだけあり、劇伴はいい。
売れないミュージシャンが売れるために頑張るよくあるストーリーと、無難なキャラクターばかりで可も不可もない。
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

1.0

あらすじを見なかったことが良くなかったのか、何が起きてるか理解できなかった。
レビューを見てるとこの映画の舞台設定が、クーデターが発生した瞬間ということはわかったけど、映像だけではよくわからなかった。
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

2.2

画とかはかっこいいし、音楽も不気味で良かった。
ただギャンブルしたいのか復讐したいのかどっちつかずで内容を掴みかねた。

女神の継承(2021年製作の映画)

4.5

じっとり嫌な展開が続いた後に、全部ぐちゃぐちゃにするカタルシスが良かった。その上で設定も破綻していないように感じた。

女神に選ばれたミンが社会から切り離されていく展開が嫌で良かった。その上、狂ってい
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我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

3.7

登場人物のキャラが飄々としつつもどこか泥臭い人物が多く、面白かった。
ストーリーも指名手配犯と戦うアクションかと思わせて二転三転するもので意外だった。

アクションや演技もいい感じで期待以上に良かった
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.2

様々な理由による不登校の子どもたちが孤城での生活と現実の生活を通して理解していくストーリーは面白い。辻村深月の得意な思春期の人間関係に関する問題と、特殊な環境によるそれの理解ができていた。冷たい校舎〜>>続きを読む

死なない頭脳/美しき生首の禍(1962年製作の映画)

3.5

マッドサイエンティストの主人公とそれに振り回される生首や被験者の姿が面白かった。
基本的に登場人物の人格が歪んでいたり、境遇によって狂ってしまっており、その様が独特でよかった。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.6

どのシーンもかっこいい。レクター脱走シーンの磔が特に好き。
一方でレクターが超人すぎて何でもありなところにノリ切れなかった…
昔見た頃はもう少し盛り上がった気がする…

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

2.3

セレブ版花束みたいな恋をしたのような話。スーザンの心情としては昔の選択に後悔しているという誰でもある悩みだが、それをセレブにオシャレに描いていて、気持ち悪かった。

小説と現実の様子が交錯して心情を読
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サーカス・オブ・ブックス(2019年製作の映画)

2.5

ゲイポルノ本屋の夫婦のドキュメンタリー。ただの商品として淡々とゲイポルノを売り続ける夫婦の姿は面白かったがそれだけだった。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.4

登場人物それぞれのキャラクターや役割が立っていて会話のみで構成されているのに面白かった。

スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.6

色々な能力バトルの下敷きになったんだろうなと感じる。
画面作りが面白くてかつ、先の読めないもので良かった。クローネンバーグの他の作品も期待してしまう。

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

2.9

フィニーや電話の子供達のキャラが立っていてよかった。一方で妹の予知夢設定やマックスの存在が宙ぶらりんに感じた。そこを削って電話の子供やグラバーをもう少し掘って欲しかった。

ネタバレ回避のために電話の
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イカロス(2017年製作の映画)

3.9

全く想像しない方向に進む、現実だからこそのストーリーで面白かった。

前半はドーピングを実際にやってみることで、ドーピングの実態を暴くよくある形式のドキュメンタリーでつまらなかった。

しかし、後半か
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

4.0

マイダン革命をウクライナの国民から追ったドキュメンタリー。社会情勢を知る一助となるだけじゃなくてエンタメとしても面白かった。それが倫理的にいいのかはわからないけど。

政権の暴虐によって暴力の許された
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この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

1.9

空き巣に遭った女性が犯人探しをする話。

90分程に纏めるにはやりたいことが多すぎてストーリーが散らかっていた。序盤は何もかも上手く行かない可哀想な私を強調したブラックユーモア。中盤は空き巣を探す捜索
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

家族や親との関係などの様々なストレスによって主人公が壊れていく様を、異食症で映像的に表すのが上手い。
途中までは壊れていく主人公を見るホラーとして面白かった、その上であの綺麗なラストに持っていく手腕が
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.4

他人とは違うことにアイデンティティを置きすぎて、社会に適応できていないイーニドを描く話。
自分の気持ちを伝えるのが下手くそで見ていて腹が立ってしまった。それが思春期なのだろうけども。

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.1

途中までは密室サバイバルで、終盤はアクション?

世界がどうなっているのか、ハワードの言ってることは正しいのか?の謎を探っている間は楽しかったけど、終盤のアクションは普通。

ブロウ(2001年製作の映画)

2.9

麻薬ブローカーが儲けて破滅するまでの話としては差別化があまりできていなかった。
グッドフェローズの方が面白い。

ザ・レポート(2019年製作の映画)

4.1

個人的に温度は低めだけど芯の部分だけは熱いみたいな作品は好きなので高評価だった。

序盤の拷問シーン以外は話しているシーンだけだが、不思議と退屈しないかっこいい画を作り出していて監督や俳優がすごいと思
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.3

逆ギレだけど覚悟の決まった殺し屋が淡々と殺して回るのが、かっこよくもありシュールでもあった。
正直途中まで主人公の心情を掴みかねていたが、エピローグで説明されたことで腑に落ちる。

あとthe smi
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

1.6

シリーズものの最終作だと気付かなかった。もう少しそこを主張してほしい。

姿を隠して生きるヒーローというテーマはすでに日本でやり尽くされているため、特に目新しさはなかった。アメコミ的にはカウンターなの
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.3

ロックフォードの若者の日常を切り取った映画。
場所や人種、彼らを取り巻く問題は日本人とは全く異なるが、結局はアイデンティティの問題や親、友人恋人などとの関係で根の部分は同じものでとても共感できた。

ディスコード -DISCORD-(2012年製作の映画)

3.0

テンポよく色々な展開を仕掛けてくるホラー映画でよかった。

幽霊的な要素もあったけど、基本的にはサスペンスなサイコスリラーで納得感も強い。

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