ざざぎさんの映画レビュー・感想・評価

ざざぎ

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田園に死す(1974年製作の映画)

5.0

演出すごい。説得力がすごい。過去の回想と今の肯定、汽車のような映画。

ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!(1999年製作の映画)

3.4

登場人物たちが全員ピエロで面白かった。特に先生が同情のしようもないクズで最高。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.3

震災と生活保護を端とした事件をストーリーのベースとしてストーリーを組み上げつつ、一般的な生への訴求を精神として表現しており、感情の求心力があった。

ストーリーは社会派で重かったが、それでも俳優の演技
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.6

よくわからないけど面白かった気がする。石橋英子等々による音楽がよかった。

リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

3.3

登場するキャラクターが個性的でよかった。個人的には警官がお気に入り。それ以外にも演出に独特なものが多く、面白かった。

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

4.0

メタファーで溢れているが、込めた思いは一つだから意味は伝わる。イクニフォロワーなのも納得の作品。

アニメを見てないし、理解できたところは少ない、というか無かった。(見てても理解できないのかもしれない
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

撤退戦を描いているのに、撤退の中でのプライドや成果からカタルシスを生み出している。この点が他にはない持ち味である。カタルシスを産んだラストの電車での語りが印象深い。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.6

世界観や背景が今と比べても見劣りしない。さらに、登場人物が魅力的で面白い。冷酷なレプリカントのロイが徐々に複雑で矛盾した行動を示し、人間味を得る様が心に残る。このキャラクター性はハンターハンターのメル>>続きを読む

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.5

俳優がいい!主演三人の雰囲気がすごいいい。
ストーリーは面白いけど起伏はすくない。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.1

軽快な会話、アクションとか見どころは多いが、ストーリーはイマイチ面白くなかった。キャラクターも今の普通の若者なのに殺し屋というギャップなのだろうけど、2024年では見慣れた設定に感じた。逆にこの作品に>>続きを読む

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

3.7

オピオイド危機という薬物被害に対するデモと、そのデモの主導者であるナンの半生を追ったドキュメンタリー。
ナンはニューウェーブやポストパンクの時代を生きた人物だが、ハードコアな抑圧からの解放への強い意志
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.4

自身のしたいことも見つからず、状況の変化も見込めない抑圧された状況の松本がその打破を試みている点がよかった。

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.3

ニコラスケイジがつよい。それだけなのに演出がいいから面白い!

ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

2.5

主人公が酷い目に遭っても、麻薬密輸してるしてるからな…と思ってしまい入り込めなかった。

コラテラル(2004年製作の映画)

3.3

淡々と殺そうとしてくるトムクルーズが怖かった

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.0

題名の通りの郷愁と無常感の広がる世界が心地よくかつかっこよかった。

ストーリーはイマイチわからないけど、それを跳ね除けるぐらい映像や雰囲気がいい。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

裁判は一つの事象を多数の視点から観察し、事象の罪を判断する方法である。ヴァンサンの死についての裁判を通じて、サンドラとダニエルの視点から家族の関係性やそれぞれのパーソナリティを露わにする。作家業が上々>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

遊牧民のように定住地を持たず、車上で生活をするノマドを淡々と映していた。ノマドとしての思想や、ノマドになった理由を主人公の交流によって示す。ノマドの思想を描くことで消費社会の欠陥を示すものの、その思想>>続きを読む

Big in Japan(原題)(2014年製作の映画)

2.7

日本で有名になるために色々な工夫をしようとするも、センスがないため空回りし続けるデイブに憐れみと共感を覚えた。

名声を得るころは幸せなのかと言う疑問がある。たしかに名声を得ることでお金や承認欲求は得
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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

2.5

テクノやエレクトロが流行り始めた時代の電子音楽家に焦点を当てた作品なだけあり、劇伴はいい。
売れないミュージシャンが売れるために頑張るよくあるストーリーと、無難なキャラクターばかりで可も不可もない。
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

1.0

あらすじを見なかったことが良くなかったのか、何が起きてるか理解できなかった。
レビューを見てるとこの映画の舞台設定が、クーデターが発生した瞬間ということはわかったけど、映像だけではよくわからなかった。
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

2.2

画とかはかっこいいし、音楽も不気味で良かった。
ただギャンブルしたいのか復讐したいのかどっちつかずで内容を掴みかねた。

女神の継承(2021年製作の映画)

4.5

じっとり嫌な展開が続いた後に、全部ぐちゃぐちゃにするカタルシスが良かった。その上で設定も破綻していないように感じた。

女神に選ばれたミンが社会から切り離されていく展開が嫌で良かった。その上、狂ってい
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我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

3.7

登場人物のキャラが飄々としつつもどこか泥臭い人物が多く、面白かった。
ストーリーも指名手配犯と戦うアクションかと思わせて二転三転するもので意外だった。

アクションや演技もいい感じで期待以上に良かった
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.2

様々な理由による不登校の子どもたちが孤城での生活と現実の生活を通して理解していくストーリーは面白い。辻村深月の得意な思春期の人間関係に関する問題と、特殊な環境によるそれの理解ができていた。冷たい校舎〜>>続きを読む

死なない頭脳/美しき生首の禍(1962年製作の映画)

3.5

マッドサイエンティストの主人公とそれに振り回される生首や被験者の姿が面白かった。
基本的に登場人物の人格が歪んでいたり、境遇によって狂ってしまっており、その様が独特でよかった。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.6

どのシーンもかっこいい。レクター脱走シーンの磔が特に好き。
一方でレクターが超人すぎて何でもありなところにノリ切れなかった…
昔見た頃はもう少し盛り上がった気がする…