marsanさんの映画レビュー・感想・評価

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ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

4.5

親子が紡ぐ世界観が良い。

五十嵐大による自伝的エッセイ「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」が原作。

母親(五十嵐明子)役の忍足亜希子の演技が良か
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

2.0

【あえて関西弁で】

ストーリーも何もあったもんやないな。
無茶苦茶やな。
あらっぽ過ぎてついていかれへん。

せっかく岡田将生を使うんやから、もうちょっと演技させてほしかった。

黒木華も、北村一輝
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

話題作をやっと観た。

松村北斗が、映画やドラマに露出が多い理由が分かった気がする。

性格の良さが自然体で表現されている。

上白石萌音の、不器用で真っ直ぐな主人公にも共感できた。

病気からくる辛
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

推しの清原果耶が出ているので鑑賞。

さすが菅田将暉、有村架純を主役にしただけあって映像は見応え十分。

最近クローズアップされている瀧内公美、オダギリジョーも顔を出していて豪華な配役に満足。

麦と
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

5.0

こんなピッタリの配役はあるのだろうか?

サチエ(小林聡美)、ミドリ(片桐はいり)、マサコ(もたいまさこ)、それぞれの俳優が個性を存分に発揮できている。

物語は、フィンランドのヘルシンキにやってきた
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レディ加賀(2023年製作の映画)

2.0

NHKの大河ドラマ「べらぼう」での演技が光っている小芝風花を観るためにこの映画をチョイス。

結論から言って、ストーリーが雑で、芝居がクサイ昔の青春ドラマ。

良かったのはタップダンス。
小芝風花個人
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愛を耕すひと(2023年製作の映画)

4.5

マッツ・ミケルセンの演技に圧倒された約2時間だった。

「007カジノ・ロワイヤル」や「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」しか映画ではお目にかかってないが、存在感がある俳優とマークしていた。

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伊豆の踊子(1963年製作の映画)

4.5

2025年2月12日、第67回ブルーリボン賞授賞式の司会を吉永小百合と神木隆之介が担当したことから、吉永小百合の映画を観たかったので(自分でも単純と思った)。

当時、18歳だった吉永小百合が、16歳
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(2025年製作の映画)

4.5

映画レビューにひかれて鑑賞。

主人公の渡辺儀助が長塚京三なのか、長塚京三が渡辺儀助なのか分からないぐらいのハマり役。

また、久しぶりに観たモノクロ映像から新鮮な印象を受け、全体がシャープな作品とな
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サンセット・サンライズ(2025年製作の映画)

4.5

久しぶりに登場した井上真央と脚本が宮藤官九郎なので鑑賞した。

宮城県の南三陸にある宇田濱町(架空)を舞台に、東日本大震災とコロナ禍、そして過疎化による空家問題が描かれていた。

コメディあり、ロマン
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

4.0

名作を初めて鑑賞。

オードリー・ヘプバーンはなんて可愛いんだろう!

パリに出発する前の愛くるしい姿、パリから帰国し洗練された淑女に変身した姿、どちらも見惚れてしまった。
さらに、1950年代のモノ
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シャレード(1963年製作の映画)

4.0

名作を初めて鑑賞。
オードリー・ヘプバーンの魅力を引き立たせるために作られた映画と思った。
サスペンスとコメディの要素がふんだんに散りばめられているが、ヘプバーンのファッション、佇まい、表情、眼差しな
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ジョイランド わたしの願い(2022年製作の映画)

5.0

家父長制の中でもがき苦しむ家族。
自死したムムターズだけが犠牲者ではなかろう。

子は親に反抗できない。

ハイダルが鬱屈した気持ちを持っていったがトランスジェンダーのビバ。
ビバは様々なしがらみを捨
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.5

今年最初の映画。
実話をもとにして作られている。

舞台は1999年の西アフリカのシエラレオネ。
内戦状態の紛争地域で産出されたピンクダイヤモンドが“紛争ダイヤ”、別名“ブラッド・ダイヤモンド”。
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

まわるまわるよ時間はまわる

▶京都が舞台なので関西弁で

前に「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」を観たときに斬新やなと思った。

この映画は2分間のタイムループで前
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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

4.0

まず映像の美しさに惹き込まれた。
あんまりイタリア映画って見ぃひんけど、なんでこんなに綺麗なんやろな〜。

もちろん「イタリアの最も美しい村」のひとつに数えられるチビテッラ・デル・トロントを舞台にして
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身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)

3.0

身代わりという発想はスゴイ‼️

ムロツヨシによるムロツヨシのための映画かな❓
身代わりという発想はスゴイ‼️
まさか吉良上野介にそっくりな弟がいたなんて❗
兄貴とは真逆で、誰に対しても優しい❗

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湖の女たち(2023年製作の映画)

2.0

長い割には、ようわからん映画や

故郷の滋賀(琵琶湖)が舞台やから観ようと思ってたけど、結局、映画館では観られへんでNetflixになった。

長い割には、いろんなことを盛り込み過ぎて、ようわからん映
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シュリ デジタル・リマスター(1999年製作の映画)

5.0

なんなんこの映画、凄すぎる‼️

名前だけ聞いたことがあって、是非とも観たいとずっと思ってた作品。

率直な感想は『凄すぎる‼️』。

のっけから血塗れの映像で気持ちをガンガン追い込んでくる。
暗殺さ
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ハウ(2022年製作の映画)

3.0

まいったなぁ〜

まいったなぁ〜、犬好きにはとても沁みる映画やんか。

婚約者に振られた主人公(赤西)が、上司に勧められて保護犬を引き取りハウと名付け、新居で暮らすハメになったものの、徐々にハウの人懐
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.5

吃驚仰天、抱腹絶倒、支離滅裂

ありえへんやろ!!
OLが抗争、スケ番かいな!!

さすがバカリズム、とんでもない脚本にまいった笑。
思いつかへん、会社をかけての勢力争いなんか!!

広瀬アリスのパン
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泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)

4.0

さわやかな観了感

普通のことなんだよね。
誰を好きになるかは自由なんだよね。

頭で分かっていても気持ちがついていかない。
誰だってそうでしょう。

自分の周りには該当する方々がいないため、実感が湧
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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.5

物流の闇、それは私たちが作り出したもの

のっけからの荷物の爆破。
オウオウどうなっているんや。
かなりヤバいがな。
ちょっと引いてもうたわ。

で、つかみはOK。
結論から言えばオモロかった。
楽し
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謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.5

3回目の「わきげぼーぼーじゆうのめがみ」

阿部サダヲの主演映画で初めて観たんがこれ。

なんやかんやで3回目。
中身は訳わからんが、ハチャメチャで単純にオモロイがな。
娯楽作品の最たるものやね。
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舞妓 Haaaan!!!(2007年製作の映画)

4.0

肩の力を抜いてボンヤリ観まひょ

こんなもんやと思うてたら終わってしもうたわ。

いっぺん観たかった映画。
なんでかてっ!。
そら阿部サダヲの初主演やさかいな。
この前テレビでやってた「ふてほど」で改
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

4.5

我が故郷の滋賀はやっぱり琵琶湖しかないのか(笑)

楽しみにしていた映画。
ただ、滋賀には琵琶湖しかないのかを改めて実感。

内容は「琵琶湖より愛をこめて」と、何やら一昔前の007の映画のような副題で
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

5.0

大阪やな〜のところがあるのがええな!

原作は黒川博行の「勁草」。
当然、大阪の闇の部分を知り尽くした作家(知らんけど(笑))。
面白くないはずがないやん!

安藤サクラはやっぱり演技がウマイと納得さ
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マイ・ハート・パピー(2023年製作の映画)

4.0

犬好きにはたまりません!

NHKのあさイチで紹介され、作品の抜粋が流れたとき、これは絶対に観ようと思い、大阪ではシネマート心斎橋でしか上映していないため、その日に急いで出かけました。

期待を裏切ら
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八甲田山(1977年製作の映画)

5.0

鑑賞3度目ですが、やはり凄まじい吹雪の場面は言葉がありません。

1度目は封切直後、2度目はDVDになってから、そして3度目は先日、BSで放映(4kリマスター版)されたのを観た。

映画と違いテレビで
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フレディ・マーキュリーThe Show Must Go On(2023年製作の映画)

3.0

フレディ・マーキュリーをもっと見たかった!

題名にひかれて内容をよく確認しないまま前売りチケットを買った。

映画館に行く前にちょこっと調べると49分の上映時間。

始まって直ぐにドキュメンタリーと
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

5.0

西聡実(齋藤潤)くん最高❗❗
「声が汚いです!」「うるさいです!」「カスです!」

予告を観たときからものすごく楽しみにしてた。途中までは狂児(綾野剛)が主役やなと思てたけど、ほんまは聡実くんやんか!
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

ライリーが素直で可愛い。

観てなかったなぁ。
続編が始まっているので、観ておかなあかんと。

ライリーが素直で可愛い。
心の命ずるままに生きてきたけど、引っ越しでうまくいかへん。

ヨロコビとカナシ
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弟は僕のヒーロー(2019年製作の映画)

4.0

家族っていいな。

アレッサンドロ・ガスマンが演じる父親がとても素敵。家族をあたたかく見守り、支え、包みこむ。こんなお父さんだから、ジャックもジョーものびのびと成長するんだなと納得。

もちろんイザベ
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.0

複雑すぎてちょっと理解できひんわ。

話題作やったので観ようと思ってたけど、結局足を運べんかったのでVODで鑑賞。

観終わって「ちょっと苦手かなこの手の展開は」が率直な感想。
レビューも原作も読まん
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.5

なんかほっこりするなぁ。

宇宙人ってホンマにいるんや。
ほんで、えらいイケメンやんか。
焼肉屋では、当たり前やけどモテモテやん。

びっくりしたのは納豆を食べてること。
毎朝のルーティンになっている
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

5.0

原作を忠実に再現!

最初の二百三高地の戦闘シーンには圧倒され、接近戦での凄まじい殺し合いの場面は息をつく間もなく展開していった。

アイヌの埋蔵金を巡る三つ巴の攻防が大自然広がる北海道で繰り広げられ
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