78にして衰えないチャレンジ精神は尊敬に値する。しかしだからといって成功してるわけでもないので何も言えない。
「PERFECT DAYS」をさらに踏み込んで人の汚い部分まで丸裸にされた映画。
敵の存在にどう振る舞うか己の身に置き換えると背筋が寒くなり胃が痛くなった。
キムタクがキムタクしてた。
特に驚く展開もないが、爆破必要あったか?
冨永愛の解説は良かった。
追記:ドラマ(SP含む)の方が面白かったよ。
キャストに釣られて観た。
内輪ノリの悪ふざけがひどくて全然笑えなかった。
オリジナルだったらまだ許せたが、原作ありきでこれでは作者もファンも浮かばれないだろう。
福田監督の限界を感じた。
同日公開された某映画に比べたら痛快でモヤモヤしない。
ちひまひに立ちはだかる池松壮亮が最強。まひろとの肉弾戦が生々しいアクションで最高だった。
今年のNo.1アクション映画と断言する。
「蛇の道」「Chime」に続く今年の締めとなる本作。
いつもの黒沢清という意味では楽しめた。しかし若者やネットへの認識が古めかしく娯楽映画というわりに黒沢ファンなら喜ぶ映画の枠から超えない不親切な仕上>>続きを読む
気になる点はいくつもあるが、アメリカで武士道を描いて20年、ここからドラマ「SHOGUN 将軍」に繋がったのなら感慨深い。
真田広之がエミー賞受賞した祝儀を込めてスコア甘め。
純度100%凝縮された黒沢清だった。
普段なら気にも止めない音に不安を煽られ、目に映るすべてが不気味で禍々しい。
得たいの知れない恐怖で心拍数が上がりっぱなしだった。
安定的に面白い。
年々アクションが大規模になっているが、マンネリで終わらない高水準の映画を作り続ける安心感。
信用できるコンテンツだ。
元は舞台の脚本だ。
それを映画に寄せたらテンポが悪くなって本の良さが削がれてしまったのではないか。
大泉洋の芝居に文句はないが、いくつも愛人を抱える田島という人物像に合っていると思えなかった。
演劇の要素を映画に落とし込むという意味では成功してる方だと思う。
ミステリーとしては弱いが、喜劇に徹しているのは悪くない。
人によっては共感性羞恥で笑えないかもしれない。
スオミと5人の元夫に己の姿を>>続きを読む
石井岳龍に今度こそと期待して観たが、無駄だった。
実験的だとか前衛的なんて言葉でごまかす気も失せる。
シンプルにつまらなかった。
英国紳士がスパイってだけでロマンがある。
アクションが痛快。コメディ要素もあってバランスいい。
威風堂々の使い方が最高だった。
かっこいいもん撮ろうと思ったのかもしれないが、総じてダサい。
上滑りしていて恥ずかしくなる。
俳優陣は悪くない。
監督を代えれば面白くなったのでは?
所々笑えた。あとは虚無。
戦って血塗れになろうがどうせコイツら不死身だろうと思うと緊迫感はなかった。
日常描写と本格的なアクションが緩急あってバランスがいい。
ちさととまひろの会話がボソボソしていて少し聞き取りにくいが、ゆるくてクセになる。
世界観がしっかり出来上がっていて好感が持てる。>>続きを読む