Matsuzohさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Matsuzoh

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やつらって、誰?(2015年製作の映画)

4.6

トークショーあり、ということで観てきました

いやー、面白かった〜

テンポがいい
最初主人公はダマされまくって、悲惨なのですが、その境遇に共感するよりもニヤニヤ観てしまういい感じのコメディ
やがて、
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歌声にのった少年(2015年製作の映画)

3.5

「オマールの壁」「パラダイス・ナウ」は、イスラエルに武力で一矢報いようとするパレスチナの若者を描くという点で共通していたが、同じ監督でも、かなり違うテーマ。
必ずしも恵まれていない環境から、歌の才能で
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.2

トークショー付きの回を観てきました

マレー系、中国系、インド系の多民族国家

そんな3つの民族の人たちの、過去に実際にあったという紛争をモデルにした出来事も織り交ぜながら、差別・偏見もありながら、高
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オマールの壁(2013年製作の映画)

4.2

多少なりとも足を踏み入れたことがあるし、「壁」も遠目に見たことがあるから、頭の片隅では気になるパレスチナ・・・

巨大な壁はイスラエルとパレスチナ自治区の間だけでなく、自治区の中でもお互いを隔てて立ち
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

誘拐された娘に対する警察の捜査に不満を持ち、自ら取り戻そうとするも、道を踏み外していく父親(ヒュー・ジャックマン)・・・

「メッセージ」「灼熱の魂」のどちらにも圧倒されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作。
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.6

サブタイトルからして、ハートウォーミングな感じが全面に出てるので、ベタなお涙頂戴ストーリーだったらやだけど、しっかりネット評価は高いので、それを乗り越える非凡な何かがあるに違いない!と、前から気にはな>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.1

「ララランド」「ラブアゲイン」でエマストーンが気になってたところに、最近「真実の行方」見て、エドワードノートンも気になり、2人の共演作を鑑賞

20年経ておっさんになったエドワードノートンのエキセント
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.9

なかなかに謎が多いお話で、その辺り賛否両論もあるようですが、僕はめっちゃ好きです

「宇宙人が地球人の言葉を理解して、あっさりコミュニケーションが取れる」・・・なんてことはなく、かと言って「いきなり攻
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或る終焉(2015年製作の映画)

2.6

僕自身が現在進行形でがん患者なので、クライマックスに末期がん患者がかかわってくるという予告編を見て、興味を持ったのですが・・・

・・・確かにラストは思わず声が出る衝撃だったんですが、がん患者をめぐっ
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.1

「ハドソン川の奇跡」で機長の奥さん役で印象的だったローラ・リニーの作品をさかのぼってみる

「ラブ・アクチュアリー」でも柔らかい印象の役だったローラ・リニーが、ここでは弁護士のリチャード・ギアと複雑な
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.8

ニュースの記憶はあったけど、その後の過度な英雄視、その一方で、実は空港に着陸できたのに危険な着水を敢行したのは判断ミスだったのでは?という嫌疑をかけられていた・・・という辺りは全く知らなかったので、驚>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

2.5

予告編から、本人は大まじめに生きてるだけだけど、傍目にみたら面白い・・・といういいコメディの予感を感じて、観てみましたが・・・

ノリが合わないとコメディはつらいですね

どうも「TVのバラエティのノ
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草原の河(2015年製作の映画)

3.7

少女の、主に表情での演技は素晴らしかった

それだけに、物語後半まで明かされない、父と祖父の間のわだかまりは、理解はできたものの、もう少し見せ方に工夫がほしかったし、その後の展開も弱いと感じた

父と
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.9

ララランドの2人、ライアン・ゴズリング×エマ・ストーンの共演作(’11)ということで見てみたら・・・
めっちゃ笑った。おもろいやん!
ハートウォーミングでもあるものの、とても楽しいラブコメディ

原題
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奇跡の海(1996年製作の映画)

3.6

鬱展開とは言え、どんな最後を迎えるか期待しながら見てたが、少し安易な終わり方だと思った
ラースフォントリアー監督は苦手かも

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.6

ふ~む
映像と音楽はいいけど、ストーリー展開的には結構モヤっと
終盤で、「あの時こうしてれば、違う未来が・・・」みたいな展開を見せてくれるんだけど、その分岐点としての「あの時」はそこなの?っていう点が
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ミス・ポター(2006年製作の映画)

4.0

20世紀初頭の上流階級ゆえの不自由さ。親との確執。
…それをどう越えていくのかが、後半の見せ場かと思いきや、まさかの展開
史実ベースでなければ「そりゃないわ!」と言いたくなっただろうけど、これが史実か
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

背伸びしてるのが微笑ましいし、終始楽しい。
きつい環境からのスタートだったけど、たくましく爽快に突き抜けていく。
ほろ苦く終わるかも・・・と思っていたら、ラストの展開は、マジか!、と驚愕。けど15歳な
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

4.7

キワモノ設定から見事に引き込まれた

ドン引きさせられたラース君なのに、ラストカットはちょっとカッコ良く見えたほど

このストーリー展開、日本だったら「ウソだろ」と思えただろうけど、アメリカの小さな町
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.9

いい緊張感で展開を楽しめました

最後は、ガチガチに管理されてるのに急にそれは通る余地はないだろう…という残念な展開でしたね

ま、そこまで十分楽しめましたけど、もう少し納得感は欲しかったところ

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.5

制作意図を越えた終盤の展開で、もはや伝説の域に達するような物語

町は思い描いたように作れなくても、自分の家なら、それは可能

…可能だからって、実際に可能にするなんて、すごすぎる

到底真似できない
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