寝てる人の閉じたまぶたを舐めて眠気を吸いとり、寝ようとしている人の額に手をのせ閉じるように撫で下ろす、隣で眠っている子供二人を守る
マキタスポーツの演技を信じている私にとっては、とても良い映画だった。シモーヌヴェイユの詩を思い出した、親の庇護から脱けだし、温室から出るのだ裸かで氷のように冷たい世界の風に身震いしながら。
映像と音楽がとてもかっこよかった。
モノをそのまま見ている感じ。
エリザベスの唇の形といい色といい、すべてが完璧だった。
どんなことがあっても怒鳴ったりしないパターソンがいつ怒り出すかひやひやしながら見た。結局いつまで経っても怒らなかった。
日本の詩人が出てくるシーンは、詩人の神様的なことなのか?四畳半神話大系の古本の神>>続きを読む
豊悦スタイル良すぎ。
「おかわり」って言ってお茶碗だけ無愛想に差し出すシーンは、いやいや、自分でやれや(笑)って思った。
里伽子のわがままさと奔放さに、女として腹が立った。
生理一日目で重いのよと空港で言い放つシーンや、私って可哀想と言うシーンは特に、あけすけな女の頭の悪さとわざとらしさを感じた。が、もちろん男はそれに振>>続きを読む