おしぼりさんの映画レビュー・感想・評価

おしぼり

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霧の淵(2023年製作の映画)

3.6

自然を消費する林業を営む父と自然に飲まれつつある旅館を営む母、両者の間で揺らぐ娘に失踪する祖父。
と、設定は面白いんやけどストーリーの展開がほぼ無くてセリフもほぼ無しやからこちら側がかなり汲み取り咀嚼
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縁切り村 〜デッドエンドサバイバル〜(2011年製作の映画)

1.0

怖くない。
笑えるわけでもない。
普通に面白くない。

でも、これをお金出して観た人がいるって考えるとちょっとだけ笑顔になれる。

そんな作品です。

ミモザの島に消えた母(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なんちゅう道路やねんってぐらい衝撃やったから、日本にも似たような道路あんのかな思って調べたら。

あった。

やで、日本でもこのトリックは応用可能です。

なにはともあれ、全体的に良く出来てると思う。
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.0

実話とは思えへんぐらいドラチックで波乱万丈な人生やな。
こういう人らのお陰で今があるんやね。

ただ、やっぱり、戦争物が苦手やもんで…あんまり、刺さらずでした。

リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

5.0

優しくも厳しい自然に大地に地球に人々は生かされているということ。

人々の営みの螺旋の果てに今が在ること。

今とこれからを見つめ直すきっかけを与えてくれる、厳しくも優しい作品。

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.0

久しぶりに鑑賞。

ストーリーほぼなし。
映画的な派手さもない。
ただただ橋本愛がご飯を作って食べるだけ。だが、それがいい。

すごく大事な事やのに忘れてしまいがちな事を想い起こさせてくれる作品。
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デモニック(2021年製作の映画)

2.5

設定あらすじに惹かれて観たんやけど思ってたんと違った。

天津飯頼んだのに海鮮丼出てきた感じ。
海鮮丼も大好きやけど気分ちゃうかったからあんまり浸れへんかった。

海鮮丼のテンションで観てたらもしかし
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

2.0

ごめんなさい
気持ち悪い映画でした。
耐え難いぐらいに気持ち悪かったです。
生理的に無理な作品。

なんとなくアイデンティティのゆらぎやったり孤独感やら性的マイノリティみたいなんがテーマになってるのは
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.0

ただただしんどい。良い意味でも悪い意味でも。

ピースが埋まるにつれ知りたくもない真実を予見させるんやけど止まれへんのな。

久しぶりに動悸がする映画やったわ。

猿ノ王国(2021年製作の映画)

3.5

会社の上下関係のゴタゴタが登場人物たちに人間味があってすごい面白い。

『そうはならんやろ』もちょこちょこあるけど考察のしがいのあるストーリーで2回3回と観たくなる作品やね。たぶん観やんけど。

朝が来る(2020年製作の映画)

3.0

養子縁組の養子に出す側と養子を授かる側の両側面から物語が展開されるんやけど。
内容が内容やからエンタメ性はほぼなし。物語の起伏もほぼなし。
やけど、二人の母親。両者の心理描写がとにかく秀逸で物語の深み
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シン・シティ(2005年製作の映画)

3.0

そんなお洒落してどないしたん?
って映像に最初は抵抗あったけど
意外と悪くなかった。
原作がアメコミ?かなんか知らんけど。
地に足をつけさせへん感じ?お陰で非現実をすんなり受け入れることが出来た。
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.0

倫理観が狂ってる胸糞映画。

共感はできんけど理解は出来ちゃうのが人間の怖いところやな。

おもろいかおもろくないかで言うたらそんなにおもろくない。好き嫌い分かれる作品やと思います。
私は好きな作品で
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貴公子(2023年製作の映画)

4.0

韓国の得意なやつ。
緊張感のあるストーリーは流石。
謎が徐々に明かされてくのも飽きずに観れていいですね。

格差社会やら貧困・差別問題がバチバチにプンプンやけどツッコミどころが多いストーリーやから、あ
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ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

5.0

初鑑賞。

めっちゃよかった。

こんな優しい気持ちになれる映画いままであったかなってぐらい素晴らしい映画。

おもろいおもろくないとかじゃないね。

ただただ優しく健やかで朗らかなひととき。
そんな
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デストラップ/狼狩り(2020年製作の映画)

3.8

思ってたより静かな映画。でも、それが良かった。

狩るか狩られるかの緊張感がすごい。
広大な森の映像もきれいで良かった。

ラストも…まぁ。欲を言えばもうひとひねり欲しかった。

毒娘(2024年製作の映画)

2.0

とりあえず、ちーちゃんの清潔感。
ただの小綺麗なサブカル女子なんよ。
やから、馬乗りになろうが鋏突き立てようが恐怖なし狂気なし緊張感なし(俗に言う3Kな)

なんなら、ちーちゃんがひょっこりするだけで
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

狂信的な歪んだ思想とシンメトリーな映像の対比がただただ美しい。
ラストは気持ちよさすら感じた。

ほぼほぼキリスト教批判の正にダミアン誕生な作品やな。

オーメン(1976年製作の映画)

3.8

おどろおどろしい音楽に終始じんわりとした怖さで手汗ビチョビチョ。
なによりキリスト新約聖書の世界観が面白い。
日本じゃ考えられんくらい宗教が根付いてるからこそ生まれた作品なのかな。本作に限らず。そうい
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こっくりさん 恋獄版(2014年製作の映画)

1.5

こっくりさんのくせにストーリーひねりすぎ

ひねりすぎて訳わからん

百奇夜噺(2023年製作の映画)

4.0

1話目のエピソードが異様にクオリティが高い。
不気味な雰囲気が良く出来てて、子供の頃おばあちゃん家に泊まったときのちょっと不安な感じを思いだした。

私的にホラーオムニバス史上1番好きなエピソードかも
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傀儡の家(2022年製作の映画)

3.0

何が起きても撮影を続けるスタイル好き
流れるようにスルスルッと地下室入ってくのも笑った

全体的に雰囲気は良く出来てる作品

ホーンテッド・キャンパス(2016年製作の映画)

2.0

幽霊が視える男の子が片思いの女の子を追っかけてオカルト研究部に入部して次々に怪現象に巻き込まれるホラーラブコメディ。

B級ホラーを観たくて本作を観たんやけど、ホラー要素がお母さんの味噌汁ぐらい薄味。
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.0

歪んだ欲の成れの果て

欲と生は切り離せへんもので

欲があるから皆生きている

欲がなくなったら…

とはいえ人様に迷惑かけるような性欲はNOやで😉

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.0

難しそうな話やから敬遠してたけど、そんなことなく普通にお仕事ものとして楽しめた。ほぼほぼ会話のみで進むけどテンポよく展開が進むのも良かった。

ただ、どんでん返しは…う〜んって感じ。
銃規制に関しても
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ラブリセット 30日後、離婚します(2023年製作の映画)

4.3

離婚を控えた夫婦が交通事故で二人そろって記憶喪失になっちゃうお話。

めっちゃ面白くてめっちゃ笑った。
ひたすらハッピーな映画。

ところどころ自分もやっちゃうな〜ってのがあって色々考えたりもしつつ…
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

思ってた以上に臨場感あって怖かった。

ワンシチュエーションやけど女の子二人がいい感じにアホやから飽きずに最後まで見れました。

ミッドナイト・ミート・トレイン(2008年製作の映画)

2.0

色々と説明不足すぎて意味わからんまま終わっちゃったよ。

殺人鬼も普通のサラリーマン過ぎて推せやんかったわ。残念。

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