くろかなさんの映画レビュー・感想・評価

くろかな

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ミトン(1967年製作の映画)

3.8

ソ連らしく可愛らしいだけでない少し悲しいお話が素敵
東欧の人形劇は人形が表情豊かで、作った人たちの人形へ、そして子供達への愛情を感じる!

ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

5.0

ジャンピエールジュネの初期作品は今と違って趣味に偏ってる感じがいい!今となってはもうおしゃれ映画監督なイメージついてるけど…
こんな世界観ずるいでしょ〜、灰をかぶったような色味といい、セットといい、出
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.5

久しぶりに観たけど、相変わらずギズモふわんふわんで可愛いな〜、モグワイ達の小ネタがいちいちあほっぽくて和む

はやくグレムリン最新作公開されないかな!

ラスムスくんの幸せをさがして(1981年製作の映画)

4.0

ロッタちゃんと同じ作家のリンドグレーン原作の北欧ちびっこ映画!
ちっちゃい子どもが出てくる映画はやっぱり癒されるな〜みんな目がキラキラしててとっても可愛い!

孤児院を飛び出して放浪の旅に出たラスムス
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

4.7

何も解説を観ずに鑑賞したため、内容が掴めたと思った瞬間全く話がわからなくなったり、わからないと思っていたら段々理解できたりして、不思議な感覚で観る映画。

主人公のように、わたしも何かを代わる代わる演
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(1990年製作の映画)

3.5

こんな夢をみた、でひたすらオムニバス形式構成してある支離滅裂で訳わからなさが好き。
一番好きな話は「赤富士」かな。原発事故を糾弾しているように一見見えるが、面白いのはそこではなく、放射能に着色しても、
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キャスパー(1995年製作の映画)

3.7

キャスパーの身支度をさせるジェットコースターのシーンを課題の参考にした。ちょっとした仕掛けがあるものって夢があって楽しい!特に、身支度の最後に蝶ネクタイをつけてあげるシーンがセットを作った人の美意識を>>続きを読む

旅の重さ(1972年製作の映画)

3.1

いい意味で邦画独特のベタベタジトジトとした空気が溢れんばかりに出ている映画。おじさんや、おばさんの目線がいろんな意味でやらしい。
そんなやらしい目線をやんわりと感じながらまっすぐ強く生きてた女の子が、
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.5

久しぶりに鑑賞。
ゼロの未来でもそうだけど、テリーギリアムのセットはゴリゴリのSFって感じで好き。ダクトとか、配線とかネオンの光だったり…そういったものに愛を感じる!
ロバートデニーロ演じるタトルのグ
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ドウエル教授の首(1984年製作の映画)

4.6

思ったより面白かった!!
ソ連独特の低予算SFはやっぱりたまりません。日本でも猿山を背景に、白衣の男性が話すことだけでも、十分面白い要素は出せるのかな。動物園で撮影しても、面白いかもしれない。
あと、
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ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)

3.5

ユロおじさん可愛い!
夏の強い陽射しが恋しくなる、バカンスに行きたくなる映画

クーキー(2010年製作の映画)

5.0

ユジク阿佐ヶ谷にて鑑賞。
私自身もぬいぐるみに強い思いがあるため、観始めて開始5秒で既にボロ泣きだった。
クーキーのぬいぐるみが売っていたので思わず購入。ずっと大切にしていたぬいぐるみと同じタオル素材
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

2.5

アデルが海で漂う映像とか、カメラのレンズに水滴が一滴だけついていて、そのぼやけ加減はとっても綺麗だったし、女の子の身体の柔らかさ、艶めかしい曲線美の写し方がよかった。
ぼやけた映像を撮りたいなと思って
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

5.0

実家の大きなテレビ画面でみたくなってつい借りた。やっぱり映画は大きな画面でみた方が見応えあるなぁ…

アメリカンニューシネマの中で一番大好き!自殺の真似好きの少年と自由奔放なおばあちゃんが恋する意味わ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

タランティーノって特に意味もないけどなんとなく苦手意識があって今まで観てこなかったので、今更ながら鑑賞。
浮遊するようなカメラワーク、アニメーションを被せた映像、シュールなのに官能的なダンスシーン、テ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

目黒シネマの雷音上映にて鑑賞。
ストーリーと時間軸の経過をを極力説明せずにひたすらにアクション撮る感じ、めちゃくちゃ笑った。草で身を包んだ竹馬おじさんとか、ちっちゃいおじさんとか、いるんだかいらないん
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なまいきチョルベンと水夫さん(1964年製作の映画)

4.7

映画のタイトルからして確実に好きな作品になるなと思っていたけど、やっぱりすごくよかった!!
やっぱり子供達が出てくる北欧映画ってすごく穏やかで愛おしいなぁ。
セントバーナードの水夫さん、アザラシのモー
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宇宙飛行(1935年製作の映画)

3.0

むかーしのサイレント白黒映画ってどうしてこんなに可愛いのかな。動きが早回しでコミカル。
出てくる子供達、特に男の子がとっても可愛い。乱歩の少年探偵団の小林少年のような雰囲気のある男の子がとっても好みだ
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火を噴く惑星(1962年製作の映画)

3.8

映像がとにかく可愛い。ふわふわギザギザしてる訳のわからない触手とか、恐竜とかがのんびり動く姿とか、絶妙にダサくてほっこりする。
うとうとしながら観たので、起きた時夢のような映像が流れててそれがとっても
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UFO少年アブドラジャン(1992年製作の映画)

4.8

新文芸坐の旧ソ連SFオールナイト上映にてこれまた鑑賞。
絶妙にチープなCGと前のシーンと次のシーンを敢えて合わせずに切りつないでいく映像の取り方といい、なんとも言えないB級感がカルトらしくて大好き。
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

5.0

新文芸坐の旧ソ連SFオールナイト上映にて鑑賞。4、5年ほど前からずっと観たかった作品だった上、人生で観た映画の中のベストテンに入るほどとっても好きな映画になった。必ずDVD購入しよう。サントラとかもあ>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.6

パパがすごく良い人すぎて…あんなパパ欲しい…。
恋愛モノだと思って乗り気じゃないまま観たけど、予想以上にヒューマンドラマ、というか父子の関係が素敵で結構見応えあった。
女の子のお洋服が可愛い、あんな軽
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.7

キューブリックだし名作だし、観たいなぁと思ってたんだけど、ホラー映画苦手すぎていままで敬遠してて今更観た。だけどそこまで怖くなくて後腐れなく観れてよかった。
男二人がベッドでいちゃついてるシーン、あの
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恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

3.5

台湾に行く前に、台湾の雰囲気をなんとなく掴むために台湾映画を選んだ。といっても舞台は60年代の台湾なので今と変わっているものも多くあるだろうけど、、
独特の湿っている霧がかかった映像がとても美しかった
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.9

自分に思いっきり酔ってるスピヴェットくんが可愛い、あと犬の名前タピオカってなんだよ〜そんなの絶対可愛いよ!何かに名前つけるとき、パジャマがわたしの候補だったけど、新たにタピオカも増えてしまった!
映像
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ロッタちゃんと赤いじてんしゃ(1992年製作の映画)

4.4

ロッタちゃん一作目。わたしは二作目の作品の方が好きだけれども、それでもやっぱりロッタちゃんはいつでも意地っ張りで愛くるしい!一作目のほうが、お父さんが頼りない感じ、けどお母さんとお父さんがいちゃいちゃ>>続きを読む

バレエボーイズ(2014年製作の映画)

3.3

渋谷アップリンクにて鑑賞。バレエって美しい動きだなぁ、、ぴんと手足の先までしなやかに動く軽やかな身体を観ているだけでも非常に見応えがあった。ルーカスくんに重点を置いて映画がまわっていたが、やはり一番美>>続きを読む

パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

2.3

御都合主義である意味安心して観れる映画、ロッカー達のタイタニックって感じかな。
ひたすらにしょうもないアホな音楽好きの男たちが真っ直ぐでかっこいい。
エンドロールとかでたくさんの60年代のレコードの映
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

こういうダメ人間なんだけどどこか憎めない人っているよねぇ、
イギリスの90年代の絶妙にダサい(褒めてる)規則的なアパートの窓から見えるカラフルなカーテン、部屋の可愛い電車柄の壁紙がいい感じにまだクソガ
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.8

岩井俊二の作品中学二年生感ただ漏れだしこっぱずかしいぐらいに痛いのになんやかんや言って好きだから悔しい。なんといってもこの人が撮ると映像が古臭くならないんだよね。夏が来ると観たくなる映画で今年もまんま>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.4

方言の訛りが強すぎて最初何言ってんだかまったく聞き取れなかったが、世界観に慣れるにつれ次第に方言が耳に馴染んでいった。社会の底辺で生きていくことの脆さが方言でより引き立つ。
乱歩の芋虫を思わず彷彿とさ
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.8

レディオヘッドのcreepのカヴァーが良かったですね………脳内世界の中の程々にCG感のある夕焼けと最高に合ってた。
あとは精神科医のおばさんがカツラとった上にラップかましてるシーン思わず笑ってしまった
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潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.5

主人公の目線になって進んでいくストーリーが目新しくて面白い。
映像の色合いが淡くて綺麗だった、特にカーテン越しに人が動くシーンでカーテンが揺れて縦にぼかしが入るのがとても美しかった。
でも、目を縫い付
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