えむえすぷらすさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

5.0

ホワイトハウスの執事となった主人公とその家族を中心にアメリカの公民権運動を描いた映画。
最近現代史の歴史を描いた映画が増えている。本作はアイクからレーガン、オバマまでをカバー。
息子二人がアメリカの歴
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

4.0

ファンサービス溢れる映画。神々の話なので展開はシンプル。ただアクション英語としては押さえておくべきところはやっているので面白く見られた。
弟がいろいろやるシーンは爆笑。
英国空軍、タイフーンが出てきた
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エンダーのゲーム(2013年製作の映画)

3.9

Ender。その名前が全て表している。原作のSF小説は大変有名ですが未読のまま見る事に。

展開自体は冷静に見て行けば読めます。そもそも教育部隊司令官の主人公への入れこみ方や時折出てくる艦隊の動向で結
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大脱出(2013年製作の映画)

4.0

ネタバレ予告、確かにそのネタバレがあったとしてもその先の話がポイントなので、というのは分かるんですが観客が映画でその展開を知るという楽しみを奪った事で大変評価が下がる結果になり得るという事を映画配給会>>続きを読む

キリングゲーム(2013年製作の映画)

4.0

コミュニケーションの物語。作品としての出来、決していい方ではないと思います。脚本はそこで何故やらないのかというところが多過ぎですし。
デ・ニーロとトラボルタが大変高い水準で役を演じ切っているところが見
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ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。不思議な映画でした。

ニシノユキヒコ役の竹野内豊はこういう演技が出来る人なのかといのは目から鱗でした。女優陣も上手い。

ただ長回しは無駄に長いだけ。被写体が良いからシャッターを止めるタイ
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

5.0

神と人が対峙する時、何を見せられるのかという物語。
ともかくタイの人々が魅力的。そしてゴスリングはその中を彷徨する。

何を考えているのか分からない神を描くという点では本作は大成功でしょう。
そして人
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麦子さんと(2013年製作の映画)

5.0

物語の構図はわりとありきたり。王道そのものといって良いでしょう。ただそのディティールは大変高くそして人の記憶を刺激する。

私は母の事を思い出してしまった。私の母なんて本作の彩子さんと全く違う人生だっ
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.0

様々なテーマが盛り込まれていて、リアリティラインが異様にぶれる作品。
個々には素晴らしいシーンが多いです。例えば教室のシーンはナチスドイツ的なモチーフが織り込まれていたり。
身分社会の肯定をこれでもか
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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

5.0

原作や元にした史実についてどこを拾って映画にするのか、というのは映画を見る際の私の楽しみの一つです。
本作もその違いがなかなか面白い。
例えば日本GPの後、ヘリからラウダ夫妻が優勝したハントを見つめる
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.9

マシュー・マコノヒーがランチで語り歌う。そのシーンの魅力が素晴らしくて、その後の長さは今からだと忘れられます。(苦笑)

基本的に典型的なバブル映画であり狂乱劇ですね。
ただ最後のシーンで話をまとめて
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

5.0

ジェットコースタームービーとしても見られるし、生きるという事をGravityとして描いた作品とも言えます。

宇宙の描写に嘘があるのは事実なのですが、それを上回る物語の力があります。またその嘘の中でも
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

5.0

原作(というか参考にされた程度か)を読むと、実際に来た事件をどのように改変したか分かって面白い。
そして、その視点がないと冒頭が何故説明的なのか分かりにくいところはある。(登場人物たちの立ち位置の明確
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永遠の0(2013年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

現代人の知識と価値観を持った主人公が、太平洋戦争の著名な戦いの前後に問題点を語り、最後は特攻隊員の美談を為す。
現代では孫が現代の自殺攻撃と特攻は違う(空母は殺戮兵器だから!)と主張する訳ですが、強要
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