えむえすぷらすさんの映画レビュー・感想・評価

えむえすぷらす

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海外映画主体で見てます。得点はそもそも付ける意味あるのかと思う所があり甘いです。(0.1〜2.9:途中退場もの、3.0〜3.9:重大な問題点あり、4.0〜4.9:疑問はあるが見て良かった、5.0:見て良かった。他の方にもお勧め)
脚本は論理、上手い史実脚色作はさらに高く買います。

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運命は踊る(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人の運命とは何かを描こうとしているけど偶然ではなく宿命論的な展開になっていて予測は出来てしまう。選択肢の乏しさ、エキセントリックな登場人物。両親の家と遠く離れた検問所の出来事は予測が出来てしまう。>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

個人的には棘も多い作品。どうやって「ビジネス」を成り立たせて広げるかという所よりもその先の壁、そして倫理について描こうとしていてその点は期待からは外れる。

でも最後の主人公の選択と応援する父親の姿は
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

5.0

シンガポール華僑富豪一族を中心に中華系アメリカ人二世の女性と家族の事を隠してきていきなり紹介するという無謀な行為に及ぶちょっとお前底に正座しろと言いたくなる男性の恋と家族間・世代間戦争を描く。
原作も
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

最後のシーンのために全てを注ぎ込んだ作品。プロットは史実改変してでもエモーショナルに描く事を選択している。最後のシーン、フレディも他のメンバーも、観客も「この瞬間がずっと続けば良いのに」という瞬間を作>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

5.0

今、スクリーンで体験すべき映画。プロットも工夫が凝らされていてそれでいてだまし討ちは無いと思う。セキュリティ絡みは話を成り立たせるため緩めですが全くありえないわけではない。
それにしてもXPの扱いがね
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LBJ ケネディの意志を継いだ男(2016年製作の映画)

5.0

ジョンソンが大統領予備選に敗れケネディ政権の副大統領となり急進的な政権の公民権法の制定の動きに議会内工作の困難さから反対していた所、JFK暗殺が起き彼の夢、自らの力で大統領になる夢が絶たれ、ケネディ政>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

4.8

「若おかみは小学生!」と合せて見るといいかも。
というのも「若おかみ」も和装で振る舞う映画だから。本作を見て「若おかみ」の和装アニメーション表現の確かさとアニメーション故の和装コメディ表現の追求が理解
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.5

大変ドラッグ要素の強い作品。主人公、お前の臭いってとツッコみたくなるような「スカンク臭」トークとかあるんですが4DXでやられたら鼻が死んだんじゃないか。

見ていてインヒアレント・ヴァイスを思い出した
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

記録として。詰めが甘い。台詞なしで上手く描くにはもっと設定で工夫すべきであろう。

あの状況下で妊娠させる夫とか何を考えてるんだと想わざるを得ないし、父親もただその選択をするのではなく作戦を示すべきで
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

5.0

これは両親を亡くした悲しみを頑張り屋さん故により強くあろうとして蓋をしてしまった主人公がその悲しみ、痛みに気付いた上で赦しと癒しを得て前に進み始める物語が描かれてます。大人が本気であらゆる世代に対して>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

5.0

冒頭の奇っ怪な状況はすぐ解き明かされていく。そして異文明の惑星にいきなり降り立ったかのようなギャップに驚くジェイムズは徐々に状況を理解してそしてスペンサーとの出会いから己が求めるもの、そして彼自身が持>>続きを読む

哀しき獣(2010年製作の映画)

5.0

錯綜する群像劇。思惑のズレなど重なってカタストロフィーへと向かい流れが止まらなくなる。傑作でした。

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

5.0

軍人の戦友愛、浪花節だよ。という感じでキャラクターの描き方がいい作品でした。
女性学者役はテレビドラマ「ニュースルーム」で美人過ぎて頭脳レベルを軽視される学者パーソナリティー役だった人。ほんとこういう
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

5.0

何もしないことはいい事だよアナーキストことくまのプーさんの言葉を楽しみ映画。あのぬいぐるみはどうなのかと思いましたがそうあるべきだと納得させてくれた。

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

深度1万メートルでの原潜海難事故なんて絶対起きえない。というのも原潜の潜航深度はせいぜい数百メートル。そこまでいくと魚雷発射管も使えない。実際は海上や陸上の偵察や監視、攻撃などで深度数十メートルで潜っ>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

取り調べ可視化の原則は裁判員裁判の予定される事件、検事捜査事件に限られていてどこが原則なのかと言いたくなる程度しか対象にならない。
あと可視化のためのカメラってあんな天井取り付け型全周カメラを使うんで
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

5.0

重厚。スリリング。そして恐怖。

「アカ」というレッテルを貼る事でどんな事が出来るのかはインドネシアの全国的な共産主義者・華僑虐殺事件を背景とした「アクト・オブ・キリング」や韓国の光州事件を描いた「タ
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劇場版 フリクリ オルタナ(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

過去作全く知らず見ましたがトリッキーな高校生群像劇として楽しめました。

ハル子役の人が「この世界の片隅に」サンさん、「夜明け告げるルーのうた」ワンギョ、ときて本作という(長編アニメ映画での出演はこの
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

5.0

スタートレックとは生き方である。そして時に語学や異世界の中で隠れ住む異星人として生き抜く事も求められる。

彼女は日々のルーチンを守る事で自身を守ってきた。
その彼女がルーチンを外れて自身が書きたいと
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劇場版 のんのんびより ばけーしょん(2018年製作の映画)

4.0

吉田玲子脚本だったので見てきました。

安定の吉田玲子脚本。日常描写の積み重ねの間の取り方、その中で日常の物語を仕込む手際が最高でありました。

トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

5.0

TBSラジオアフター6ジャンクションで村山章さんが紹介。Netflixで見られる映画公開スルー作品の一つ。

めっちゃ地味なんだけど怖い作品。ある事からテンポが凄く遅い。その分登場人物が苦労と苦痛、恐
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭5分でギブアップ。一人で昼食を食べざるを得ない人を描く視点のあり方がダメ。先生も映画制作者も全員海に沈んでろと思った。

人が一人でいる事を選択せざるを得ない時、それ自体はどうでもよくても他の連中
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.6

アベンジャーズの事件が尾を曳いていてまさか貧乏籤を彼が引いていたとは。それはさておいて細かいジョークの入れ方は上手い。

エピローグは必見。

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.5

ファンシーな方向に振るとペンギンハイウェイになる。
恋愛方向だとエウレカセブンシリーズになる。
そしてグロ方向だと本作になる。

アメリカでは原作小説三部作(ハヤカワ文庫邦訳あり。原作者は本作脚本でも
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

プルトニウム塊をデーモンコア的な描写しますか?というのはツッコミどころだとは思う。

映像に迫力はある。「スパイ大作戦」モチーフも埋め込まれてはいる。ただ後者を元にしたシリーズとしてある必要はあるのか
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 世界の謎を解き明かす少年の物語。っていうかめっちゃジュブナイルかつハードなSFでした。お姉さんの台詞をきちんと全て聞いておかないと少年の探求の論理性が見えにくい作品でもある。

 劇中2018年6月
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センセイ君主(2018年製作の映画)

4.5

ものすごくエキセントリックな主人公が担任の数学教諭攻略で走り回るが……という作品。主人公だけ異常なリアリティラインがあるんですが、周りは普通に振る舞わせている。そして先生は礼儀正しく慇懃無礼。
最初、
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追想(2018年製作の映画)

5.0

disjointぶりに痺れた。

なんというか関係がリセットされてズレが目立ち始めフローレンスが言えなかった事を拾い損ねたエドが決定的に不味い方向へと行ってしまう。

最後の涙。「ハッピーエンドの予感
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ソダーバーグは制作のみ。ハンガーゲーム第1作の監督が起用されている。
「ローガンラッキー」はソダーバーグ監督作品ですが比べるとやっぱりソダーバーグ監督作品の方はまとまっていてテンポが良かったと思う。

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.9

姉弟の末っ子の面倒を見る押し付け合いのシーンの扱いは微妙だった気も。

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

1.0

死者、犠牲者への敬意がない。ソ連やロシアを描くなら文字ぐらいはロシアのキリル文字で描いて欲しい。父称付きの名前に呼びかけがなくフルシチョフをニッキー呼ばわり。歴史上の人物の性格を無視した都合のいいフラ>>続きを読む

詩季織々(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

物凄く新海誠作品を好きな人達が作ったように見えてしまう作品。 「言の葉の庭」「君の名は。」で変わった部分ではなくそれ以前の作品の脚本の影響を強く感じる(といっても「君の名は。」要素も多く入っている)。>>続きを読む

少女邂逅(2017年製作の映画)

5.0

いじめられっ子の少女が転校生の同級生に救われ変っていくが、その中でその同級生にも悩みがあってという展開。
蚕は成虫の蛾になっても自重すら支えられない筋肉のない足なんだという。糸を取るために家畜化された
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