テーマが直接的すぎる。
解釈の余地がなさすぎて、深みがない。
ある意味で、また別のステレオタイプを生み出してしまいそうなストーリー。
評価が難しいと感じたのは、最後にいきなりぶっこまれる【唐突な自分語り】のせいだろう。なんで君らがいきなりしゃしゃり出てきたんだ、という違和感。謎の自己顕示欲ともとれるが、ある意味では、取材する側が安全>>続きを読む
この制度導入の背景には、本制度を支持する多数の国民がいるのだろうが、その【陰の感情】が描かれていないのが残念だった。
【自らで生死を選べる制度】という建前で、公私にわたる死の選択の圧力が働き、結局は>>続きを読む
ドキュメンタリー好きの自分には思い切り刺さった。
ドキュメンタリーを作る人、ドキュメンタリーを観る人。
その営みは使命感や正義感のような高尚な精神が(多分)動機にある一方で、功名心や下世話な好奇心も>>続きを読む
学生時代に観て意味わからんまま放置した作品を再視聴。
時系列や登場人物など、混乱する要素があることはいいんだけど‥やっぱり理由が納得いかない。それが許されるなら何でもありじゃんと。
狭山市で育ち、中年になった今も狭山市に住んでいる身に、作中の自虐が刺さりすぎた。
息が詰まるような閉塞感をぶち破れるかも?と淡い期待を持ってやらかした事件が、金魚をプールに放つこと。あまりにも小さす>>続きを読む
若者を持ち上げて映画を作ることの功罪について考えさせられた。
写真を撮った人、写真を新聞に掲載した人の気持ちまでは共感できる。
その後【落ちている人】が誰であるかを調査・特定し、名前を報道する行為は…。あまりにも遺された人に対して酷い仕打ちに思った。