メガネさんの映画レビュー・感想・評価

メガネ

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アンテベラム(2020年製作の映画)

2.1

テーマが直接的すぎる。
解釈の余地がなさすぎて、深みがない。

ある意味で、また別のステレオタイプを生み出してしまいそうなストーリー。

はりぼて(2020年製作の映画)

2.3

評価が難しいと感じたのは、最後にいきなりぶっこまれる【唐突な自分語り】のせいだろう。なんで君らがいきなりしゃしゃり出てきたんだ、という違和感。謎の自己顕示欲ともとれるが、ある意味では、取材する側が安全>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

この制度導入の背景には、本制度を支持する多数の国民がいるのだろうが、その【陰の感情】が描かれていないのが残念だった。

【自らで生死を選べる制度】という建前で、公私にわたる死の選択の圧力が働き、結局は
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解放区(2014年製作の映画)

4.2

ドキュメンタリー好きの自分には思い切り刺さった。

ドキュメンタリーを作る人、ドキュメンタリーを観る人。
その営みは使命感や正義感のような高尚な精神が(多分)動機にある一方で、功名心や下世話な好奇心も
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.3

セラピー映画。
岡田将生の長台詞が説教臭くてウンザリした。

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

2.5

学生時代に観て意味わからんまま放置した作品を再視聴。

時系列や登場人物など、混乱する要素があることはいいんだけど‥やっぱり理由が納得いかない。それが許されるなら何でもありじゃんと。

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

4.3

狭山市で育ち、中年になった今も狭山市に住んでいる身に、作中の自虐が刺さりすぎた。

息が詰まるような閉塞感をぶち破れるかも?と淡い期待を持ってやらかした事件が、金魚をプールに放つこと。あまりにも小さす
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フォーリング・マン 9.11 その時、彼らは何を見たか?(2006年製作の映画)

4.2

写真を撮った人、写真を新聞に掲載した人の気持ちまでは共感できる。

その後【落ちている人】が誰であるかを調査・特定し、名前を報道する行為は…。あまりにも遺された人に対して酷い仕打ちに思った。

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